Bravo! オペラ & クラシック音楽

オペラとクラシック音楽に関する肩の凝らない芸術的な鑑賞の記録

2/13(水)アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン/ブラームスのソナタ全曲/端正でピュアな佇まいの瑞々しい演奏

2019年02月13日 23時00分00秒 | クラシックコンサート
アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン
ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会
Alina Ibragimova & Cédric Tiberghien
Brahms Complete Violin Sonatas


2019年2月13日(水)19:00〜 王子ホール 指定席 A列 6番 6,500円
ヴァイオリン:アリーナ・イブラギモヴァ
ピアノ:セドリック・ティベルギアン
【曲目】
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 作品78「雨の歌」
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 作品108
《アンコール》
 クララ・シューマン:ロマンス 作品22-1

 来日する度に必ず聴きに行くお馴染みのヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァさんと、ピアノのセドリック・ティベルギアンさんのデュオ・リサイタルで、演目はブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ」全曲演奏である。
 演奏は、全体的にクール&ピュアにイメージ。ドイツ音楽的な重厚さや思索的な雰囲気はあまり感じられず、むしろ楽曲の持つ純粋な美しさを素直に引き出していたように思う。ヴィブラートの少なめな独特のピュア・サウンドもその印象を強めている。ロシア出身で英国育ちのイブラギモヴァさんとフランス出身のティベルギアンさんならではであろうか、ドイツ・ロマン派そのもののブラームスを外側から客観的に見つめることができているのかもしれない。いずれにしても、こういう解釈や表現もあるのかと、納得させられるだけのクオリティは持っている。奥の深いところを感じさせてくれた素敵な演奏だったと思う。



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