バラ科 キンミズヒキ属 キンミズヒキ
北海道から本州、四国、九州に分布する多年草、道路脇や草地で見られます。
高さは30センチから60センチ、下側に葉が付き、茎の上部に花穂が付きます。
葉は小葉が5枚から9枚の奇数羽状複葉、イチゴの葉に似た卵型で葉脈があり、周りには鋸歯があります。
葉の付け根には托葉があります。
上部の花穂に黄色い花が多数さきます、花弁は5枚、雄しべ12本、雌しべは2本ですが成熟するのは1本だそうです。
花には5枚の萼片があります、花が終わると顎が閉じてカギ状の刺が伸びます、種が熟すとこの刺で動物にくっつくのです。