キンポウゲ科 いちりんそう属 シュウメイギク
中国原産の多年草、古い時代に日本へ入り栽培された花です。公園や庭で見られます。
栽培場所によって加賀菊、越前菊、貴船菊、高麗菊などの別名があります。
高さは50センチから1メートル、株から細い茎が立ち上がります。
茎の上部で花柄が分かれて多数の花がさきます。
葉は茎の途中にある節に輪生して付きます、卵型から3出複葉まで変化があります。
葉の縁には荒い鋸歯があり深く切れ込むものもあります。
茎の上部の茎で花柄が分かれて花がさきます。
花といっても花弁は無く、萼が花弁のように広がります。
写真の花が原種のようで、紅色の八重咲で花弁のような萼は30枚ほどあります。
「萼」は5枚から10枚、八重咲、白色から紅色と変化があります。
花の中心には多数の雌しべが球形に集まっています。雌しべの周りには黄色の葯を持つ雄しべ多数が巻いています。
花がさいても種子はできない花と、できる花があるそうです。