キョウチクトウ科 テイカカズラ属 チョウジカズラ
本州から四国、九州の温暖な場所に分布する常緑の低木です。
幼木は地をはって、近くに大きな樹木や岩があると気根を固着させて上昇し樹冠に達します。
葉は対生、先のとがった卵型で、厚く光沢があります。
葉の付け根から花枝が出て枝分かれして房状に多数の花がさきます。
花は筒状で白色、先は5枚に分かれて大きく広がります、花びらは同じ方向にねじれるので「プロペラ状」になります。
花の周りではジャスミンのような香りがあります。
同じ属のテイカカズラに似ていますが、葉は大きく、「テイカカズラ」が3センチほどなのに、この「チョウジカズラ」は10センチほどあります。