ナス科 ナス属 ジャガイモ
南アメリカ大陸 アンデス地方原産の多年草、インカ帝国で栽培されていたものをスペイン人が持ち帰り、ヨーロッパから世界に広まりました。
日本へは江戸時代の後期に伝わりましたが、本格的な栽培は明治以後だそうです。
茎はまっすぐに立ち上がり、高さは30センチから60センチ、枝を横に伸ばして広がります。
葉は互生、小葉7枚前後の羽状複葉です。小葉は先のとがった卵形、縁はなめらかですが波打ちます。
葉より高く花茎がのびて花がさきます。
花弁の色は品種によって変異があり、紅、白、紫色があります。花弁は5枚、反り返るように大きく開きます。
黄色の雄しべは5本、花の中心で雌しべを囲みます。
同じ属なかまのミニトマトのような果実ができますが、落果しやすく、品種改良以外では種子から栽培されません。