途中下車してときどき嵐

ブログ人から引っ越してきました。

読書感想「ドミノ」

2016年12月21日 10時18分44秒 | 乱読本感想
「ドミノ」
2004 角川書店
恩田 陸

2007年11月06日 14:44
★3
登場人物多すぎ~~!!でしたが、最初に登場人物の紹介が載っていて、地図も載っていて・・・
でも、そうでなくても本文を読んでも大勢の登場人物がいるのに分かりやすかったです。

ドミノと言うよりは出来の良いピースのジグソーパズルといった感じでした。

もちろん終結に向かって、スピードが増し、バタバタと動き、展開する物語はドミノそのものですが。

なんだか最後の方、これが映像化された時にはこんな感じ・・・って頭の中で勝手に登場人物たちが動き回っていましたが、実際に東京駅でこのドタバタ劇を撮影するのは無理でしょうね。

かなりダイナミックなシーンも出てきますから・・・

私は今までに「六番目の小夜子」と「夜のピクニック」を読みました。

「六番目の小夜子」はそれほど印象に残りませんでしたが「夜のピクニック」は好きな作品です。

「夜のピクニック」の恩田作品という事で本書を読みましたが、また違う恩田作品でした。

恩田さんは幾つの引き出しを持っているのでしょうか!?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 読書感想「落葉同盟」 | トップ | 「国銅〈下〉」感想 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

乱読本感想」カテゴリの最新記事