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「メリは外泊中」萌えポイントand感想 最終話

2011年12月17日 13時57分28秒 | メリは外泊中

★最終話 しあわせのかたち★
★メリがやってくるまでは悲壮な顔をしてメリの物を片付けていたのに、とろけそうな顔をしてギュッと抱きしめるなんて・・・ちぇ、犬も食わないぜぃ。
結局、豪快にギュッと抱きしめる男の方に女は行くようになってるのかしらと、ちょっと思う。
メリから始まって、観たドラマ「美男ですね」のテギョンも「花男」のジュンピョもそうだったなぁ~
★今まで触れてこなかったけれど、メリパパの話。
なんで触れてこなかったかと言えば・・・彼の話(気持ち)は何度も何度もずっと同じだったから、最後にまとめてと思っていたの。
彼は借金もするし、世間的には評価されない人間だと思うけれど、メリを愛すること、そしてメリママを愛することにかけてはたぶん最上級の人だと思うの。
娘を愛するがゆえに勝手に婚姻届を出してしまうという愚行も犯してきたけれど、憎めないところがあるのはそれがすべて娘への愛情だから。
当事者になったら許せないけれど・・・私だったら絶対許せなくて縁を切ると思うけれど、そんなことまでできないとメリに思わせるくらいに深い愛情を注いできたのだろう。
それから、当事者ということにおいて、私は娘の立場でも考えられるし、親という立場でも考えられる。
その場合、メリパパの言うことはまったく同感といえるのだわ。
「愛は始めることより、守る方が難しい。地に足のついてない愛は身を滅ぼす」
「俺にとって、この世で一番大事なのはお前の幸せだ」
まぁ、一般的な親ならそうよね。
★・・・ところが、一般的でない親がこの物語に2人登場する。
ムギョルママのソヨンとインパパのソク。
ムギョルママはなんだかんだ言っても、ムギョルが彼女を愛しているのが判るから、子供に対してそれなりの、ってか、一般的な親(私)では理解できないような愛情を注いできたのだろう。
最後まで観て、かつ何回も観たけれど、理解できなかったのはインパパ。
彼にはどんな愛があるのだろうか?あったのだろうか?
だから最後にインが親から独立出来て良かったなと思う。
★この物語、ノーマルでない育ち方・・・ちょっと言い方は悪いな・・・本当の意味の家族という最少コミュニティに属していなかった2人の男性が家族の意味を知り、家族を作ろうとする物語なのかもしれない。
ムギョルとイン、全く違う世界で育ち、価値観も違うはずなのに、同じメリという女性を愛したのはそういう思惟があったのかな。
★3日だけまってねとメールする場面、けっこう好き。
確かにメリの言うように、電話じゃなくメールの方が伝わるって感じ、解る。
♪I Will Promise You
★結婚式場へ走るムギョルがカッコいい。
(ただ、カッコいいと浸るには足元悪すぎ・・・雪道でころんでケガをしないでねと、ついつい思ってしまう)
この場面、一番最初に観た時、映画「卒業」を思い出してしまった。
結婚式真っ最中に入り込んだ男性がウエディングドレスの女性の手を取って走り去るという場面はけっこう印象的。
大昔の映画で、私だって、リアルタイムじゃ観えてないけれど、おばちゃんおばあちゃんは知ってるよね。
ムギョルの走る勢いと、My Bus!の頃のムギョルだとやりそうかなと思ったの。
★でも、現実は・・・式場にやってきたムギョルは言葉もない。
式場は豪華だし、ウエディングドレス姿のメリだって別人みたいに綺麗だし。
なにより、メリの微笑み。
一番最初に観た時には分らなかったんだけど・・・インを観てほんの少し微笑むの。
もちろん、メリにしてみれば、やっと離婚できるという安堵の微笑みだったんだけど、ムギョルが見たら・・・ショックよね。
茫然自失、涙も出ないくらいの悲しみ。
ここんとこのグンちゃんの演技はさすが!
★グンちゃんの熱演に隠れているんだけど・・・結婚式でのインの言葉が泣けるのよ~
「一生愛し続けることを誓いますか?」と聞かれ、長い沈黙の後にインが言うの。
「はい、一生愛し続けます」と
「しかし、この結婚はできません」「結婚は親が決めたもので夫婦になることはできません」
そしてメリは「それぞれが選んだ愛を守ります」というの。
メリがいうそれぞれが選んだ愛・・・
メリはインではなくムギョルを選び、インは愛するメリを手放すことを選んだ。
切ない愛ね~
韓国版「花男」のジフにも通じる愛の形。
でも、退場するインはしっかりとメリの手を握っているの。
泣けるんだわ。
★公園でやっと出会えた2人。
優しい目をしたムギョルが好き。
My Bus!の頃の目とは違って、本当に人を愛することの厳しさも知った優しい目。
そして、グンちゃんの癖なのかしら、自分の肩をぶつけるようにしてメリを抱きしめるのが最高に良いわ。
★シンデレラの物語ではないので、2人がくっついたところでは終わらない。
家を出たインが行った先はムギョルの家。
インパパも本気で追い出そうとは思っていなかったのに・・・土下座して謝れって、今までのインだったらそれくらい普通にしてたよね。
でも、家を出たのは・・・父親からの独立も当然あるけど、家は関係なしでイン個人としてメリを愛するスタートにしようと思ったのかも。
★家や車中でのインとムギョルのやり取りが、コミカルで面白い。
お互い言いたいことを言い合って一緒にいる。
車の中で寝入ったムギョルがインの肩にもたれ掛ってくるシーン。
まあいいやみたいな顔をしてそれを許すインがツボ。
弟を愛するみたいな気持ちなんだろうな。
★3人でご飯を食べるシーン、これも大好きなシーンのひとつ。
メリが自分のお肉をムギョルにあげる。
羨ましそうに見るイン。
そのインのどんぶりにナツメを身体に良いからと入れるムギョル。
インはムギョルにキムチを・・・好きじゃないと逃げるムギョルのどんぶりに塩を入れる。
そんな3人は家族のよう。
ところでナツメ・・・メリと市場に行った時、ナツメは好きじゃないとインが言っていたので、それでナツメをインのどんぶりに入れたのかと思っていたんだけど、つまりムギョルとしてのちょっとした意地悪、イタズラ心だと。
でも、どこかでグンちゃんが、ナツメを入れてやったみたいな発言をしていて・・・あの料理、たぶん参鶏湯だと思うんだけど、参鶏湯に入れたナツメは普通食べないものだそうで、それをどんぶりに入れたのはグンちゃんのイタズラ心だったようで・・・
★3人一緒に家にいる時に放送決定の連絡。
淡々と喜ぶ彼ら。
ちゃんと確信していたんだわね。
そして2人握手。
★唐突に1年後というのに批判があるようだが・・・
話によると、グンちゃんの意思により急遽原作とは違う結末になったそうで、それを考慮すると唐突でも仕方がないのかな。
未確認だけど原作ではメリはインと結婚し、メリとムギョルはアンハッピーに終わるそうだ。
これはメリとムギョルのストーリーなのだからとハッピーエンドを望んだグンちゃん。
確かに、その方が自然な気はする。
インと結婚する方が唐突という気がする。
1年後の彼らが観えたのは悪くない。
メリが結婚していないのも私としては納得できる。
12回別れて13回目を付き合っているという話で、やっぱりムギョルは1カ月持たない男じゃんという人がいるがそれは大きな間違いだと思う。
ちゃんと彼らは続いている。
でも、まだ、彼らはみんな途中。
自分が納得いくしあわせを探している途中なんだと思う。
★最後に・・・私が最初に観た韓国作品がこの「メリは外泊中」で良かったと思っている。
この後、今に至るまでに、何作か韓国の作品を観てきた。
けっこう秀作に当たったようで、韓流という流れに今乗っかっている。
だから、少しわかるようになったの、この「メリ」の視聴率が伸び悩んだこと。
少し難解なのかも。
でも、私にはそこの部分が良かったのかもしれない。
解らないから解ろうとする興味。
胸キュンの次に私が好きなことがそれだから。
★つい先日、たぶん「メリ」が制作された同じ年のだと思うんだけど、韓国のクイズ番組を観ていたら、大学生の結婚に関する意識調査って言うのがあったの。
結婚とは家と家の結びつきであるから親に今付き合っている相手との結婚を反対されたらどうする?という設問に「別れる」「反対されても結婚する」という答えが用意されていて、どっちが多いかというクイズがあったのね。
私は大学生だから圧倒的に「反対されても結婚する」が多いと思ったの。
ところが、クイズに答える韓国芸能人、大学生くらいの年代の子が「別れる」って、答えたのにまずびっくり!
そして、大学生の結果・・・56.4%と23.1%
別れるって言うのが56.4%だったのに、超ビックリ!
だから、思わずメモした。
考えたら日本だとこんな設問自体成立しないと思うし・・・娘が既に結婚したような私の年代の結婚当時の考え方でも50%を超える「別れる」っていう回答は無かったと思う。
それを観た時・・・私は今まで観てきたこの「メリは外泊中」というドラマの観方を考え直さなければならないんだろうかと、ちょっと思った。
私にとっては普通に観えた3人の恋愛模様はひょっとしたら革新的な話だったの?と。
何はともあれ、最終話まで書き終えたわ。

韓国ドラマ感想まとめリスト
コメント (11)    この記事についてブログを書く
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11 コメント

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はじめまして。私もつい最近、韓国ドラマにはまり... (rinko)
2011-12-17 16:12:00
巷の評判がいま一つなのに、私は他のどの作品よりも、メリを、何度も何度もドキドキしながら見てしまっていて、悶々としながらネットサーフィンしてたどり着いたのがここでした。丹念な心理描写の掬い取り、かなりの部分で共感しました。読んでいて、幸せでした。しっかり書いてくださって、本当にありがとうございました。

<この作品のこと>
メリは、初めての恋の過程と心理を丹念に追っていて、見ていると本当に胸が痛い。昔のかなわなかった恋が思い出されて、何度も夜中に泣きました…そのぐらい、一人目の脚本家の時は話をよく作っていてくれたと思います。脚本家が交代したときにキャラを守っていこうとキャストたちが相談したという話も納得したし、それから、昨年のKBS演技大賞最優秀演技賞受賞のムン・グニョンのコメント<現場のスタッフや俳優は苦労している、その苦労を減らすために制作状況やシステムに変わってほしい、視聴率だけで評価されるのでなく、ドラマ制作の過程にも評価を…>は、この作品のことを思い出して言っているのでは…と思わずにいられませんでした。

<チャン・グンソクssiのこと>
俳優個人に恋に落ちたのは本当に久しぶりで、この落ち方はリバー・フェニックスを好きになった時の感じと似ているかもしれない…と、自分では思っています(年齢がばれますね)。一言で表すなら、私がはまったのは彼らの生来持っているナイーブな気質。その真摯さ、聡明さ、豊かな感受性の危ういバランス。リバーを失ったことは今でも悲しいです。グンソクssiにも躓いてほしくない、と切に願っています。

韓国ドラマ関連で他人のブログに書き込むのはこれが初めてです。それぐらい、このコラムに魅かれました。個人的で、長文の書き込みになってしまってごめんなさい。
返信する
>rinkoさん (momoko)
2011-12-17 16:56:02
コメントありがとうございました。
後ほどちゃんとした返事を書きますね。
返信する
>rinkoさん (momoko)
2011-12-17 19:34:30
自分の書いたものを読み返していました。
一番最初に・・・ハマってしまって・・・一度書き出しておこうと・・・ほぼ自分の記録用だけど、もし、どこかの誰かがこれを読んでくれて、私も!と言ってくれたら嬉しいかも。
・・・と、こんなことを書いていました。
今、とても嬉しい状況です。
最初にこれを書いておこうと思ったのは、たぶんrinkoさんが悶々としてネットサーフィンをしたとおっしゃるのと同じような気持ちだったのだと思います。
この「メリ」という一般受けしないけれど、癖になる変な魅力を持った作品について語り合ってみたいという気持ち。
でも、一般受けしないだけあって、「メリ」について書かれている共感できる(必ずしも共感できなくてもいいのですが)記事を書いている人ってなかなかいなくて・・・とりあえず自分は発信しておこうという気持ちでした。
日付を見たら書き始めたのが10月18日でしたね。
2カ月かかって書き終えたのですが、その間に他の韓国の作品を観たりもして・・・書き始めた時には十分「メリ」を観たから書こうと書き始めたのですが・・・その間で感想とか観方がちょっと変化している部分もあったりして自分自身興味深いです。
そういうところが「メリ」の魅力の一つなのかもしれませんね。
多分、rinkoさんも同じ意見だと思いますが、最初の脚本家の時が良いですね。
そのまま最後まで撮ってくれていたらどんな作品になったのか、言ってもせんないことですが、興味はわきます。
それから、この「メリ」という作品に出ている役者さんたちみんな上手いですよね。
彼らの上手さがあってこそ成立した作品だとも言えます。
演技が下手だったら、心理描写についてこれだけ書き出すことも無かったかも。
ってか、ハマらなかったかもしれませんね。
グンちゃんのこと、私はピンポイントのビジュアルだけに魅かれて「メリ」だったのですが、インタビューとか書いてあるものを読むとクレバーな人だなと感じました。
そのグンちゃんが自分で選んだ「メリ」という作品を十分楽しめている私たちって、ちょっと優秀なうなぎちゃんかもしれませんね。
リバー・フェニックス、わかりませんでしたが、調べたらあぁ~そうか~でした。
一応、知っていました。
rinkoさんが躓くと書いていらっしゃること、リバーのことは詳しくは知りませんが、グンちゃんはもっとタフかもしれませんよ。
やっぱりクレバーという方が良いかも[E:smile]
大好きな「メリは外泊中」について、やはり「メリ」を大好きな方からコメントをいただけて嬉しかったです。
コマオ!

返信する
最後の星しるしについて。 (たっちん)
2011-12-21 08:24:56
親に反対されたら別れるという意見が56%以上なら、
花男が受け入れられたのはなぜなんだろう?
ただ単に、韓国の人たちが好む
主人公へのいじめとか、三角関係とかがあったから?
それとも壮大なシンデレラストーリーだから?
うーん。どう思う?
返信する
>たっちんさん (momoko)
2011-12-21 11:17:57
「花男」に関してはただ単に胸キュンストーリーだったし、キャストのビジュアルがもっと胸キュンだったからだと思っているけど・・・たぶんこの辺の価値観は女子的に万国共通だと。
ってか、「花男」に関しては考えてもみなかった。
「家」というには道明寺家はデカすぎて。
それに韓国版とはいえ「花男」は原作日本だし、そんなに複雑な心理描写はなかった(私にとって)だから、「メリ」のように分析してみようとか、それぞれの心理をきちんと踏まえなければストーリーを追えないってことはない感じ。
多少引っかかる部分はあるんだけど、まだジフの顔を観る方が忙しくて考える間がないの。
「メリ」は原作韓国だし、韓国国民の精神性みたいなのがより色濃くでてるからだと思うけど、そのため私にとっては解りくかったの。
だから、目いっぱい分析していったつもりだったんだけど・・・最後になって、そんなデータを知って・・・
ひょっとしたら私の解釈は根本的なところで間違っているのかもしれないと思ったの。
間違っているとしてもそれが解らないくらいの部分で。
韓国の方がいじめとか三角関係を好むということに関して、この「花男」の制作会社の作品については不愉快なことを極力排除してあると思うよ。
代表の考え方がそうみたいだから。
韓国側にしたら、日本の「花男」のいじめの方が韓国社会的に問題ありだったみたい。
まぁ「花男」日韓楽しめて、私たちはとっても幸せね。
返信する
こんにちは、momokoさん。しっかり返事を書いてく... (rinko)
2011-12-26 14:58:22
なってしまって、チョンマル ミアネヨ。rinkoです。

韓国の青年たちの感覚より、メリの恋愛・結婚観が一歩先んじているから受けなか
ったのでは…?という最後の分析について考えていました。一理あると思います。
それから、心理描写が深すぎて分かりにくかったのでは?という分析にも。

付け加えれば、私がこのドラマを見ていて首をひねったのは、作り手の想いが透け
すぎていると思えることでした。例えば若い人向きの話だけではマニア向けになっ
てしまって視聴率がとれない、家族の話を入れなければ幅広い層に受け入れられな
い、とか。ドラマ製作側の事情が結構出てきましたよね?従来のパターンを抜け出
してクールに作りたかった、という脚本家(宮で皇后役をやった女優さん)のセリ
フは、作者自身の声に聞こえました。どうも、この種の自分語りが視聴者置いてけ
ぼりで生で出過ぎたのも原因ではないかと。
そうかと思えば、インとメリの繋がりを象徴する「僕がいる」という、ドラマ内ド
ラマのエピソードがうまく使えていなかったり…ストーリーの中で伏線や設定がも
っと練られ、消化されてストーリーが響き合えばそうは感じなかったんでしょうけ
れど。最初の脚本家のイン・ソナさんは「宮~Love in Palace」でブレイクされた
方です。その後それを超えることができない、現時点の自分の脚本家としての迷い
…韓国のドラマ作りに対する疑問や悩みが出すぎてしまったのかな、と。

韓国のドラマって、今、過渡期にあるんではないかと思います。従来のパターンを
越えようとしてもがいている。日本のドラマが複雑になりすぎて、シンプルさを失
ったことが韓国ドラマの隆盛を招いたのでは、というのが冬ソナブーム時の分析で
すが、「宮」以降の韓国ドラマ…グンソクssiにはまった「美男ですね」も「ベート
ーベン・ウィルス」も、グンソクssiは関係ないけど「成均館スキャンダル」など、
新しい風を感じて…これからの国だな、と。

そうやって考えると、チャン・グンソクssiも本国より海外での方が評価が高い俳
優さんです。momokoさんのおっしゃる通り、彼はホントにクレバーだと私も思う。
リバーと重ねたのはちょっと個人的な関心&力が入りすぎた、と反省するところで
はありますが、彼が世界征服を口にするのは、韓国という枠では窮屈だと感じてい
るのかも、と思ったりもします。早く、本当の意味での主演代表作となる最高の脚
本・スタッフにどこかで出会ってほしいな。韓国内の演技大賞をすっ飛ばして、い
きなりベルリンかカンヌかヴェネツィアで賞を取るぐらいの。いや、賞をとらなく
てもいいから、10年、20年たっても「いい作品だったな」って思い起こせるような
タイトルに…
返信する
>rinkoさん (momoko)
2011-12-26 20:32:20
たくさん、書いてくださってありがとうございます。
作家さんについて、私は触れなかったのですが・・・どう取りあげたらいいのかちょっと困ったので・・・
ドラマの作家さんやメリの言葉で実際の作家さんの迷いや主張は強く感じました。
(最初の作家さんの時ね)
作家さんは「宮」の方でしたか・・・
「宮」は上手く話が作られていましたね。
その後に観た「花より男子」でも話がうまく作られているなぁと感じたのですが・・・成功は集団の力だなと思いました。
私はここでグループエイトに興味を持ちました。
細かく作業する人と全体を見わたしてかじ取りをする人がちゃんといたようです。
「メリ」では全体を見わたして調整する人が居なかったのだなと、「メリ」の後に「美男」や「宮」「花男」を観て思いました。
「メリ」は好きですが、全体を見わたせる人が居たらもっとまとまった興味深い話になっただろうなと思いました。
たとえ、韓国の人には受けなくても。
グンちゃんの世界征服、彼の壮大な夢であり目標ですね。
その為の努力もちゃんとしているグンちゃんは偉いと思いました。
昨年の日本ツアーの時にいた通訳さんも今年はいない状態でやっていたし・・・ほんとに頑張ったんだなと感じました。
ただ、ツアーを観て思ったのが・・・グンちゃんは何で(何を持ってして)世界征服したいのかな?ってこと。
「チャン・グンソク」という人が世界中に認知されるという状況を世界征服と言うのなら何で知らしめる?
武器はなに?
映画?ドラマ?
それだと私は嬉しいですが・・・
ツアーで、ショーで、と思っているのかな?とちょっと感じたので・・・それだと無理だと思います。
ハリウッド映画に主演!?・・・これは・・・なんか違う気がするし・・・
>賞をとらなく てもいいから、10年、20年たっても「いい作品だったな」って思い起こせるようなタイトル・・・
おっしゃる通り。
やはりこれですね、私もそれを望みます。
【世界征服じゃなく私の心を征服して欲しい】
ごめんなさい。
rinkoさんのお話と微妙にかみ合っていないかも。
返信する
>【世界征服じゃなく私の心を征服して欲しい】 (rinko)
2011-12-26 22:43:15
>rinkoさんのお話と微妙にかみ合っていないかも。

いえ、いえ、面白いです!
私も、結局のところはとんでもなく私の胸をキュンキュンさせてくれる作品が見たい…という、そのことにつきますもの。グンソクssiが一番輝くのはショーではないですね、やっぱり映画(かドラマ)ですね。

ちゃんと書こうとしてつい真面目に語ってしまっていますが、韓国の人は服着て寝るの?とか、凍った歩道の上を走ったら危ないでいかん!とか、momokoさんの細かい突っ込みもツボでした。

ドラマは集団の力…ほんと、そうですね。演出とか監督とか、全体のかじ取りの部分が、確かにメリは弱かったかも。宮も美男も、ほんとによくできてましたもんね。グループエイトという集団が創ってたのかぁ…これからは、そういう部分も気をつけてみてみます。語り合えて、楽しかったです。ありがとうございました!
返信する
>rinkoさん (momoko)
2011-12-27 05:41:52
ちょっと横道にそれますが・・・
私は韓国作品を初めて観て、日本と違う習慣を観ることがとても楽しかったのです。
お酒を飲む時に横を向いて飲むとかタメ口のこととか・・・相手をたてること、この辺は知識として知ってはいましたが、そうか~って感じでした。
ラーメンを食べる時にお鍋のフタをお皿代わりに使うこととか、お酒を飲みながらスープを飲んでいるところとか、とても面白かったです。
あと、家具とか・・・韓国のお家には飾り棚があって、そこには壷が飾ってあるんだ~!と思ったり。
「メリ」で一番不思議だったのが、洋服を着たまま寝ているのと、家に鍵をかけないでいること。
メリの洋服は最初違和感がありましたが、すぐに慣れました。
「メリ」の後に何作か韓国の作品を観たら、相手をたてる習慣とか、ラーメンのフタは普通に出てきましたが、夜寝る時にはパジャマ(もしくはそれに準ずるもの)を着ているし、お家にはちゃんと鍵がかかっているようでした。
ちょっと放浪して、「メリ」に戻って感じたのは「メリ」には独特の「メリの世界」があったんだ!ということでした。
ちょっと変わった設定の「宮」よりも私は独特な空気を「メリ」で感じました。
グループエイトについてですが、私が彼らを意識したのは「宮」でした。
長いドラマだったのに、ストーリーのほころびが全くないと言っても良いくらい上手い作りになっていたので奇異に感じたのです。
興味がそちらにあったので「イタズラなKiss」「花より男子」と観ていき、それがたまたま彼らの作品でした。
やはり上手く作られているなぁ~と思いました。
「花男」のBOXのおまけにグループエイトの製作者たちの話がありまして、それを観て彼らの制作の手法と作品の方向性を知りました。
新しい韓国ドラマをけん引する力を持った集団のようでした。
彼らのファンもいるようで、納得です。
「美男ですね」は彼らの作品ではありませんが、上手く作ってありますね。
多分、集団で力を合わせて作られたものなのでしょうね。
rinkoさんとお話できて楽しかったです。
グンちゃんの素晴らしい作品について語る日が来ればいいですね。
グンちゃんの世界征服の為にも私たちの胸キュンの為にも。
あの~、失礼かもしれませんが・・・rinkoさん、日本海側にお住まいか、そちらで育ちました?
返信する
あ、「危ないでいかん!」ですか。いえ、これは知... (rinko)
2011-12-28 02:25:49
韓国の文化が興味深い、って分かります!韓国ドラマを見るまで、お隣の国なのに全然知らなかったなぁ…って思うこと、私も多くて一々感心してます。漢字の読みが近いな、とか。お酒飲みながらスープ飲む(飲ませる!)とか。ところで服着て寝るシーン…他のドラマでもありました。ちょっと横になるとか、とりあえず寝ちゃう!みたいなラフなシチュエーションが多かったかなぁ。同じドラマの中で着替えてちゃんと寝る、っていう場面もあったから、これも生活習慣の一つとしてあるかもですね。韓国の人に、聞いてみたいですね。

グループエイトのインタビューをちょっと探して読んでみました。マーケティング重視で、パターン化が徹底している感じですね。話を完全にコントロールするために脚本家を複数使って作家性を排除、という作り方までしているようです。ハーレクインのシステムに似ているのかな。最近低調、という記事も目にしましたが…集団の力を決まりきった方程式でなく、1+1=3の<解放>方向に発散させるといいのかな…って、思いました。彼らも、過渡期なのかな?

メリの最大の魅力は、演技者たちですよね。彼らの一挙手一投足、様々な表情や息遣いに画面にひきつけられました。特にメリとムギョルが一緒にいるシーンが好きで、直後に見ていた「快刀ホンギルドン」(美男のホン姉妹の脚本)で、かなわぬ恋につらそうな、抑えた演技の若君(グンちゃん)に息が詰まりそうになるたびにメリを見て、自由なムギョルを演ずるグンちゃんに癒されてました。。同じ歌手役でもファン・テギョンとムギョルは全然違うキャラだし、ベートーベン・ウィルスのカン・ゴヌはもっと違う。それぞれの役をちゃんと違う人間として演じ分けているグンちゃんは、本当にいい役者さんだな、って思います(ちなみに、今のところムギョルをやってるグンちゃんが一番好きです。その次がカン・ゴヌ)。

グンちゃんの最新作「愛の雨」はどうなるでしょうね。熱く語り合える作品に出会えたら、またお話ししましょう!アンニョン…
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