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「塩の街」感想

2016年12月19日 16時03分46秒 | 乱読本感想
「塩の街」
有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010年1月23日

2010年02月16日 22:28
★3
前回、前々回に読んだ「空の中」「海の底」が私の中でとても評価が高かったので、今回は★3にしたが・・・比較しなかったらもっと良い評価かもしれない。

それにしても、作者「有川浩」が女性だったとは!!
今回のあとがきで初めて知った。
自衛隊三部作なるものを書いた人は男性だと思い込んでいたからビックリした。
でも・・・登場人物のキャラを思い返してみると・・・そう言われれば女性の視点かなとも思えた。


この「塩の街」はデビュー作だそうだ。
三部作の「空・・・」「海・・・」と同じくありえない世界が先ず設定される。
でも、その中で描き出される人物はいたって現実的でかつ魅力的である。
そしてちょっと最近では珍しいかもしれないピュアなラブストーリーが展開していく。
デビュー作ならではの青臭い感じに好感がもてる作品だった。

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