途中下車してときどき嵐

ブログ人から引っ越してきました。

「the TEAM(ザ・チーム)」感想

2016年12月10日 16時01分07秒 | 乱読本感想
「the TEAM(ザ・チーム)」
井上 夢人
集英社 2009年1月20日

2014年05月12日 11:58
★4
岡嶋二人さんから井上夢人さんになって、田舎では目にすることが少なくなってしまっていたけれど、久しぶりに作品を目にして、読めて、嬉しかった。

エセ霊能者と事前調査員の出てくる連作短編、と書いてしまったら、悪い人たちの話のようだけど・・・最後の夫婦の会話にも出てくるけれど・・・見かたを変えると良い人たちの話。

ハードなようでいて描かれている人は優しい。
ハイテクな物が使われているのに受ける印象はノスタルジック。

この作品、読み終わってもその後の4人がどうなったのかが気になってしかたがない。
いや、それ以前に、草壁賢一の経歴が知りたくてたまらない。
他の3人の過去は描かれているのに賢一の過去が描かれていない。
井上作品のどこかで彼の噂くらい聞きたいのもだわ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「百舌の叫ぶ夜 (百舌シリー... | トップ | 「ルーズヴェルト・ゲーム」感想 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

乱読本感想」カテゴリの最新記事