「シティーホール」感想

以前、友達から観て！面白いよ～と言われていたけれど・・・やっと観ることができた。

正直、前半は、面白くないとは言わないけれど・・・絶賛するほどじゃないな、と。

でも、後半からは、ハイハイ！なるほど～良いね～～＾＾

シン・ミレとチョ・グクが良いと言うより、キム・ソナとチャ・スンウォンがすごい！！！

キム・ソナとチャ・スンウォンワールド全開！

笑えるし、泣けるし、上手い役者が演技するドラマはこうなんだ！ということを見せつけられたような気がした。

もちろん脚本自体も良かったんだろうけれど、やたら２人が目立っていた。

それぞれ、独特の雰囲気で作り出す笑いは悪ふざけ無しの上質なものだと思うし、なにより、目の、口の、手の、身体中の筋肉の動きが『演技』していて、圧倒された。

そして、撮る側も、ちゃんとそういう『演技』を知っていて、それをきちんと撮っているって感じ。

私は『手』に魅せられた。

手の動きで、２人の気持ちが伝わってきて・・・情熱的なキスを見せられるよりも切なくてドキドキした。

キム・ソナとチャ・スンウォン、私はそれほど綺麗だともカッコいいとも思わないんだけど、ドラマの中で彼らが演じる人たちは本当にいきいきとして魅力的でついつい引き寄せられてしまう。

２人の恋の行方は見もので当然面白かったんだけど、興味深かったのは韓国の地方都市と政治の様子。

もちろんドラマに描かれていることが真実だとは思わないけれど、垣間見られる様子で韓国を知ろう！！！ってな感じ。

私の住んでいるところは海は無いけれど、ちょうどドラマの中に出てくる地方都市と同じような規模で、田園風景とか市庁舎、住民の生活、行政を比べてみたりして・・・同じだったり、違ったり・・・面白いなぁ～、と。

選挙は・・・以前、ドラマ「プレジデント」で大統領選の様子はちょこっと見ていたけれど、地方の選挙の様子は、私が見知っている田舎の選挙風景にもちょっと似ていて、人って国は違えど同じようなこと考えるんだ～とか思った。

でも、あの選挙の時のダンス、無いな～

昔、オウムがやっていたけど。

最後に、OST。

女の気持ちを歌った歌と男の気持ちを歌った歌が随所に流れ、台詞よりもその時の心情をよく表していた。

印象的な場面を作り出すOSTは結果、印象的なOSTになった。

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