少し前に観終わっていたんだけど、感想を書くタイミングを逸していた。
ってか、ちょっと書きにくかったのかな?
すご~~く良いドラマだったんだけど、良すぎて、良かったとしか書けない感じだったから。
不治の病や死をベースにしながら、美しいプルン島を舞台に8才の少女イ・ボムの目を通して、ヨンシン、ギソ、祖父、ボムの父親など人間の美しさと感謝の心を描いた心温まる大人のための童話。
こういうドラマの紹介文があるんだけど・・・
ここに上がっている登場人物だけでなく、他に出てくる人物もとても深い描き方をしてある。
少ししか登場しない人でもそこまでの人生がみえる様なキャラ設定がなされていて、ちょっと圧倒されてしまう。
確かに「死」がベースにあるけれど、けっしてお涙ちょうだい系ではない。
でも、泣けるけどね。
島の春の景色がむっちゃ美しい。
自然が美しい。
「死」も自然な美しさのようだ。
猫は自分の死期を悟ると自分の死に場所に行く。
最近の猫事情は知らないけれど、昔我が家で飼っていた猫はそうだったな。
と、そんなことを思い出した。
このドラマを観るとチョコパイが食べたくなる。
そして、このチョコパイ、最後にむっちゃ感動するエピに繋がる。
このすべてが良かったドラマ、私の印象に残っている、一番美しいなと思ったシーンは・・・
おじいちゃんが自分の膝枕で眠るおばあちゃんの顔の上に両手を広げているシーン。
海辺の木陰で眠っているおばあちゃん、時間が経って顔に陽があたり始めた。
眩しさでおばあちゃんが起きないようにと両手を広げて陽ざしを遮ってあげているおじいちゃん。
おじいちゃんは認知症なんだけど・・・色々なことを忘れていく中で、こんな優しさはちゃんと残っているの。
そんなおじいちゃんに育てられた優しい人がヨンシン。
この、ヨンシン役がコン・ヒョジン。
「最高の愛」のヒロインですね~~~(今日、後半のレンタル開始なんだ^^)
最愛の人の死によって壊れてしまった心を持つミン・ギソはヨンシンの優しさで救われる。
このミン・ギソ役が先にあげた「うさぎとリザード」のチャン・ヒョク。
壊れたギソ役がやたら似合っていたな。
このドラマ、誰が出ているから良いというドラマではない。
良い内容だから良いというドラマだと思う。
もし、観ようかどうしようかと迷っている人が偶然これを読んでくれたなら・・・迷わないで!
是非、観てください!
韓国ドラマ感想まとめリスト
チャンヒョクさんに僕の彼女を紹介します(猟奇的な彼女の続編?)ではまり、みはじめたドラマでしたが、この世界にどっぷり。不器用な生き方しかできないヨンシンと娘のボムがまるで現代の童話のように健気に生きてる。屈折したミンギソが二人と出会い変化していく。見ながら自分もミンギソになったように気持が浄化されてくようなドラマでした。録画の記録をみたら昨年の8月なので、本当に韓にはまったばかり、まだサンチュも知らない時でした。尊敬するチャングムはじめ、ヒットメーカー時代劇の監督さんがインタビューで、韓国には大国の隣の小国という逃れられなかった不幸な歴史があり、その国民性が美しいドラマを望み、好きなんだとおっしゃってました。べたと言えばべたですが、このべたな美しい世界が好きです。
チャンヒョクさん、兵役除隊後初のドラマです。いい役者さんです。二年間の思いが、このドラマに反映されたのでしょうか。脇の方も皆さんすばらしい、作品が役者を生かした感じです。momokoさんのいうとおり、誰が出てるからいいのではなく、作品自体がいいのです。
teruさんは初期の頃に良いドラマに当たったのですね。
私はGyaO!の配信が無かったら観ていなかったかもしれませんが、出会えて良かったと思える作品でした。
出演者みんなが良くて、死を扱っていても生き生きとしたドラマでしたよね。
チャンヒョクさん、奥深い魅力のある人でした。
私が観て良かったドラマに「クリスマスに雪は降るの?」というのがあるのですが、その主演のコ・スさんも除隊後初のドラマだったとか、この方もなかなか奥の深い人でした。
私、顔のいい男って本当は苦手なのですが、この人はちょっといいなと。
2人ともその前を知りませんが、兵役という義務を果たした結果こうなったと、やはり思いました。
2人の演技を観ながら、ヒョンジュンくんもそうなる!と。