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「月への梯子」感想

2016年12月12日 14時03分25秒 | 乱読本感想
「月への梯子」
樋口 有介
文藝春秋 2008年12月4日

2013年09月02日 09:11
★4
何とも不思議な作品で・・・解説にも書かれているけれど、説明しようとすれば、いちばん触れてはいけない部分を説明しなくてはいけない。

一応、古めかしいアパートで殺人事件が起きるので推理小説と言える。
でも、それはこの作品の側面でしかないような・・・
メインをどう説明すればいいのか・・・主人公、ボクさんの体験したことは・・・いや、果たしてあれは体験だったのだろうか?
SFと言えばいいのか?ファンタジーと言えばいいのか?

殺人事件は起こるけれど、いろいろ犯罪者も出てくるけれど、この本を読むとほっこりと温かい気持ちになる。
登場人物たちのキャラがそうさせるのかな。

彼ら、居るのかな?

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