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韓国ドラマ「ミセン~未生~」感想

2016年11月14日 12時15分33秒 | 韓国ドラマ感想
このドラマが配信されるのと同じ日に日本でもリメイク版「ミセン-未生-」が放送され始めた。
見比べてみるという興味が湧いた。
先に、韓国版「ミセン」
出だし、暗い、重い、切ない。
でも、目が離せない。
この状況、デジャヴュ!
働くことは理不尽な要求に耐えること。
ひたすら耐えること。
希望などは、ほんの少し。
働く人、働いていた人は誰も何かしら感じるだろう。
コネ入社で一流企業に入社した高卒チャン・グレ。
頭は悪くないが、他の人たちとはちょっと変わった経歴で社会にも会社にも馴染めない。
演じるイム・シワンくんが上手い。
イジイジした感じを色々な表情で見せてくれる。
チャン・グレが主人公だと思っていたが、もちろん主人公ではあるが、これはもう“すべての働く人”が主人公のドラマだ。
順調そうだった同期の仲間たちも上司もそのまた上司も、日々耐えながら仕事だ。
でも、ほんの少し、人と人との関係は積み重ねることによって、(人によっては)良い関係に。
それは見ていて微笑ましい。
同期と腹を割った語らい。
先輩との交流。
絶望的に感じられたことも時がたてば改善される(こともある)
努力は絶対だが、その結果に絶対はない!ってのが、働くことで、人生で。
私たちの日常とも言っていいこのドラマ、それぞれのキャラが、もう何とも絶妙。
そして、それを演じる役者さんが、すごく良い!
一人一人がみんな良い!!!
日本版の「ミセン」は1話あたりの時間も回数も短すぎて比べるレベルではないと思った。
日本版「ミセン」でも良かった感動したと言った、仕事に悩める若い友達に韓国版「ミセン」を観るようにと薦めておいたわ。
1話だけ観てチャン・グレの人かっこいいと言ってきたが、「ミセン」の良さはそこじゃないんだよね~~
久しぶりに良いドラマを観たわ。

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