LUNACY

cygnus' blog

『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』

2018-08-19 21:53:17 | 映画_2013-
ポレポレ東中野

NHK BSドラマの再編集映画化?

いま、この映画の主人公の千葉氏のような、外務骨のある官僚は、どれだけいるのかな?
それから、腐ったエリートは昔も今もいるということ。
合わせると、僕たちが、どういう官僚や政治家を選ぶ・育てるかという問い。
一番、気に掛かるのは過去の経緯の断絶。公文書の扱いがデタラメなこの国だから。
とにかく、お芝居はもうちょっとのところある気もするけれど、内容は伝わってくるので、気が沈んでしまいそうなストーリー。

井浦新は若松孝二監督の映画に出てから変わったなぁって気がする。
あと、今回、個人的には、屋良朝苗を演じた石橋蓮司が良かったと思う。
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『阿・吽』第8巻

2018-08-19 21:41:44 | 本・コミック
おかざき真理

本巻ひ、最澄と帰国した空海が再会を果たすまで。

この作品、どうしても、橘逸勢に思い入れするというか自分に重ねてしまいそうになるというか、そういうところがあるなぁ。

岩手県出身なのに、アテルイとか坂上田村麻呂について、自分自身の知識があやふやだったことに気付かされる。


それにしても、巻末の参考文献一覧見て、その数に驚く。
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猪ノ谷言葉「ランウェイで笑って」第6巻

2018-08-18 22:15:19 | 本・コミック
週刊誌連載だから、次から次へとリリースだな。

熱血頑張り系が、やっぱりジャンプだな(苦笑)。
逆境を設定しすぎだよ~。。。
もちろん、ゆえにこちらもキャラクターに対して、応援モードになるわけだけれど。

千雪って左利きなことを、ビンタで気がついた←ヲイ。。。

あと、郁人って、学ラン似合うなw。(表紙)
Comments (4)
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『テンジュの国』第2巻

2018-08-18 00:53:11 | 本・コミック
泉一聞

チベット民族もの。

先日、健康気象アドバイザー講座を受けてきたのだけれど、そこで受けた薬膳の授業を思い出しますね〜。

各キャラクターがモコモコ着込んでいて、もちろん描くのも大変だろうけれど、キャラクターたちも着たり脱いだりが大変そうだ(笑)。

とりあえず、以前も書いたと思うけれど、チベットについて勉強になる作品。
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びっけ『王国の子』第9巻・完結

2018-08-14 21:03:01 | 本・コミック
うぉっと!そういうオチか~。

結構、心が苦しくなってしまった。締め付けられた感じ。
英国のエリザベスI世をモデルにしているのは明らかなストーリーで、ザ・ヴァージン・クィーンという名とも、治世内容とも矛盾しないオチなのだけれど。
てっきり、ロバートが殺されるか逃されるか(そしてエリザベスは愛を貫き通して生涯独身の女王として生きる)の結末だと思い込んでいたからなぁ。。。。

んで、ラストシーンとから、三原ミツカズ先生の『毒姫』のラストを思い出してしまって。だいぶ違うストーリーなのに何故だろう?


読み終わったコミックは、結構、古本屋に流しているのだけれど、これは捨てられそうにないなぁ。
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『ピアノのムシ』第13巻

2018-08-14 19:26:14 | 本・コミック
荒川三喜夫

遂に、これも完結。
いろいろと楽しみながら、勉強になったわ。

ただ、ラスト。
前半によく出てきた、あのピアノ少年(キャラクター名忘れたm(._.)m)も登場させて欲しかったかな。

そもそも、この作品との出会いは、街の書店ではなく、TOWER RECORDS渋谷のクラシックフロアのブックスコーナーで、偶然、見つけた訳で、すごい縁な気もする。
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『ダンス・ダンス・ダンスール』第10巻

2018-08-14 17:38:03 | 本・コミック
ジョージ朝倉

今回は流鶯のドラマでしたな。
流鶯と千鶴の告白ややりとりは、表現者誰にも通じるものなのかもな。
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iko「テラモリ」第10巻

2018-08-14 16:42:21 | 本・コミック
大団円。コレにて完結と。

どれもそれなりに、魅力的なキャラクターばかりだったから、それぞれのキャラクターについて外伝が描けそうだねぃ。
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『沖縄スパイ戦史』

2018-08-13 20:44:53 | 映画_2013-
ポレポレ東中野

わかっていて観たけれど、やはり、つらくなる、苦しくなる映画。

沖縄戦史でも、中北部や八重山群島の状況や、6.23以降のことはよく知らなかった。
当然、陸軍中野学校出身による情報戦の実践のことも知らなかった。

当時の記憶のある人へのインタビューでも、今なお(記憶のつらさでなく周囲を意識して!)口をつぐむ人がいるというのは衝撃だった。

とにかく、すべての戦争というのは、始まったら、戦闘はおわっても、決して終わることがないということを感じた。多分、日清、日露、第一次大戦も終わってない。
「もはや、戦後ではない」は経済だけにしとけってことだった。

今世紀、特にこの数年の不穏な動きを見るにつけ、団塊~団塊ジュニアの世代は、幸運にも、自分と同世代の仲間が戦争に行かずに済む恵まれた世代になってしまうような気がしてならない。
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「ちはやふる」第三十九巻

2018-08-13 18:06:57 | 本・コミック
末次由紀

あれっ?てくらいに前巻までの内容を忘れていた。

本巻もかなり熱い、コレまでになく熱いドラマですね~。臨場感が、久しぶりに凄い。

太一頑張ったな。
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『2重螺旋の恋人』(“L'amant double”)

2018-08-12 23:27:00 | 映画_2013-
フランソワ・オゾン監督
第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品
アメリカのジョイス・キャロル・オーツの小説を翻案した、心理サスペンスもの

途中、この手の映画に免疫ないカップルが出て行く(苦笑)。

どこまでが(ストーリー上の)現実で、どこまでが虚構なのか、ときどき迷ってしまう感じ。
スッキリしない、させない、させられないところの残るストーリーかな。
ちゃんと語るには、もう一度観なきゃいけない(それでもわからないところあるかも)。シアターには、7つのトリックと解説ポスターがありました。

あと、双生児や遺伝学などの知識について僕があやふやで、痛いところを衝かれた感じ。


それから。この監督さんだから、どこかゲイテイストのシーンがあるはず。どこだろ?と思ってから、しばらくかかってわかった。
ペニバンでアナル掘られてるところだなw。
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「国体論 菊と星条旗」白井聡 (集英社新書)

2018-08-11 23:17:48 | 本・コミック
一瞬、ベネディクトの「菊と刀」を思わせるサブタイトルにビビりますね。

日本の近現代史の、新たな読み解き。
明治維新〜敗戦までと、敗戦復興〜現在までが、相似形をなす、その背景構造の解説。

何だろう?今までの認識に「違うんだよ!バカ!」と言われてアッとなった気分といえばいいだろうか。
「永続敗戦論」も読んでいるけれど、こっちの方がノーミソへのインパクトあった。

さて、これを読んで、オレ、どうする?というのが、重い。
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「ヒトラーを欺いた黄色い星」(原題“DIE UNSICHTBAREN”)

2018-08-05 19:32:14 | 映画_2013-
ヒューマントラストシネマ有楽町

原題を英訳すると“THE INVISIBLE”となるのよね。
これ、おそらく2つ以上に重ねられた意味があって、一つは、ナチス政権下でのベルリンのユダヤ人の文字通り<潜伏>生活のこと。もうひとつは、ベルリンのユダヤ人ですら、虐殺の蛮行を知らなかったという<見えなかった>こと。
やっぱり邦題はよくないなぁ。しかも、ヒトラーじゃなくてナチスとしたほうがいいと思う。
ヒトラーは映像ですら出てこないし。

ベルリンで潜伏したユダヤ人が7000人、うち生還が1500人。
そのサバイバーのうち4人の証言を織り交ぜながらのセミドキュメンタリー。
アンネ・フランクの日記さながらのストーリー。

日本だけでなくヨーロッパでも、第2次大戦を知る人が少なくなっているということなのか、この手の証言記録系の映画や本が、ココ数年多い気がする。
僕自身、アウシュビッツへ送られたのはユダヤ人でもポーランド人が圧倒的多数だったこととか、ナチスの蛮行をしっかり明らかにされて追求されるようになったのは戦後20年経って西独が資本主義陣営として経済復興してからだったとか、最近、知ったからなぁ(もちろん過去の僕が不勉強だったということでもある)。
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