LUNACY

cygnus' blog

「ワンダーストラック」"WONDERSTRUCK"

2018-04-22 15:27:49 | 映画_2013-
トッド・ヘインズ監督(なので観に行った)
同名小説の映画化

この監督さんなので、定番の人形劇シーンもあり。

ファミリー向け映画とも言えるかな?ファンタジー要素強いですね。なので、早い段階で先が読めてしまうストーリー。
ニューヨーク×博物館のド真ん中ストレートな宣伝になってるw。
というか、かなり、ロケーション的には、贅沢な作品だと思うの。

僕がもう少しニューヨークの地理に詳しければと思わせられる作品。
そして、音楽も洋楽に詳しければ、アーティスト名&曲名が一発で出てくるのに、と。

自然史博物館の鯨を観ると、アッシュが出てこないかなとか思ってしまうのは、"BANANA FISH"のせい(笑)。

イマイチな作品な気もするんだけれど、キライになれない作品。
僕が子どもだった頃に観たら、喜んだんだろうなという作品。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横山大観展

2018-04-21 19:52:25 | 美術展・博物館

東京国立近代美術館

生誕150周年記念

重文の『生々流転』が目玉。
あと、発見されたばかりの「白衣観音」とか。

横山大観は、母校(大学のほう)の記念館にあった下村観山との合作や、島根県の足立美術館に行ったときに観たものによって、僕のなかのイメージが形成されてます。
でも、やはり、多作だし、色彩の彩度の対比の強い作品、構図の中にたくさんの具象を描き込んだ作品、アヴァンギャルド?な作品もあって、こんなに試行錯誤を重ねていたひとなんだとお勉強しました。編年体の展示に感謝。
小動物を可愛く描くのもツボ。

それにしても、GW明けにかなりの作品の展示入れ換えなんかい。。。う~っ。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

重松成美『花コイ少年』第2巻

2018-04-15 21:49:52 | 本・コミック
あれ?もう完結とな?
意図はあとがきでくみましたが。。。。

それでも、残念だな。
世阿弥と義満のこの先のドラマも読みたかった。

でも、「美」って概念は、本当に追求していったらきりがないというか、答えがないというか、ベタだけれど、そういうことは伝わってきますよね。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

"BPM"(英題"BEATS PER MINUTE", 原題"Battements par minute")

2018-04-15 10:41:33 | 映画_2013-
第70回カンヌ国際映画祭グランプリ


ユーロスペース

仏語の会話のテンポ速っ!

市民のアクションって、90年代でもかなり過激だったんだな、と。
日本も70年代までは、いろいろあったのは知っているけれど。
逆に言うと、フランスでエリートになるということは、あの手の抗議と対峙する覚悟がいるということなんだろうなぁ。
ヒューマンドラマでストーリーが進んでいくのだけれど、そういうことが印象に残りました。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ダンス・ダンス・ダンスール』第9巻

2018-04-15 00:09:34 | 本・コミック
ジョージ朝倉

熱いストーリーも、もう9巻。

それにしても気になるというか、ふと考えてしまうのが、各キャラクターたちの恋愛。
もちろん、少年漫画として不可欠な要素なのだろうけれど、
実際、リアルなティーンエイジャーのダンサー達は、そんな余裕があるのかなぁ?
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新国立劇場『アイーダ』

2018-04-14 23:38:08 | ピアノとクラシック


フランコ・ゼッフィレッリ演出

5年ごとに公演されているこの新国立のアイーダ。5年ぶりに行ってきました!
しかも、前回は、4階席だったけれど、今度は奮発して3階席!(笑)
いやぁオーケストラの音がよく聞こえるし、何より、第2幕第2場でのアイーダトランペットもファンファーレの響きが全然違う!(笑)
ソリストさんの歌の迫力も。

とにかく、ど真ん中ストレートな奇を衒うことのない演出、豪華絢爛な装置による舞台。こういうオペラが好きです。
いや、歴史的な、或いは社会的な事情もわかるけれど、読み替え演出が好きじゃないのですよね...。

それにしても、見せ場の第2幕第2場って、本当にテンポが早くてあっと言うまに終わってしまうんだよなぁ。

でも、前回、これを観てから、何であれ凱旋する将軍は馬に乗っていなければならないという価値観を受け付けられてしまいました(苦笑)。
んで、今回気づいたこと。このお馬さんたち。ちゃんと、名前があって、パンフレットに名前がクレジットされていてびっくり。


それから、今回、感じたのは、やっぱり、お芝居の演技の表現力が要求されるのは、アイーダよりアムネリスの方かも知れないと思いました。まる。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山口つばさ『ブルーピリオド』第2巻

2018-04-13 00:30:55 | 本・コミック
高橋世田介がこじらせているのみっともないことはその通りなんだけれど、絵画とは別のジャンルだけれど、自分にもあの手の経験あるから、痛いところ衝かれた気分。

あと、意外と、ラブカップリングは、鮎川と八虎になるのか?まぁ、それもアリかも(笑)。


それにしても、美術部や美大受験がちゃんとコミックになるとはなぁ。
受験ものコミックといえば、冬物語や、東京大学物語や、ドラゴン桜とかあるけれども、これもその手の要素があるといえるかもなぁ。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「花筐/HANAGATAMI」

2018-04-11 08:29:40 | 映画_2013-
大林宣彦監督
ポレポレ東中野

檀一雄の原作をもとに脚色。

「ハウス/HOUSE」も「時をかける少女」も観ていなくて、多作の監督さんなのに、多分、これが初めての大林宣彦監督作品体験。

ノッケから窪塚弟のお芝居お芝居しているわざとらしいテンションでストーリーが回されていくのに、戸惑いました。このノリで、3時間も?と(苦笑)。

美術とか鈴木清順監督の作品に似ているところあるかもなという印象も持ちました。

んで、やはり、鵜飼という役がハマっている、満島真之介にアテられるのでした。もはや、あの海軍服姿は反則と言ってよい(笑)。
若松孝二監督作品で観て以来、満島真之介クンは、怖いのだ(苦笑)。苦手なのではなく。
あの生命力溢るるオーラが、僕からからすべてを吸い取りもし、すべてを注ぎ染み込まされもし、という感じ。こちらを自然体でいられなくする存在。
不思議。腹筋とかそこまでじゃなくて、イカガワシイ映像作品の男優さん&モデルさんの方が、鍛えられた体躯している感じなのにな。


キャラクターでいったら、間違いなく僕は俊彦のような人間だなぁと思う。

それから、池畑慎之介もハマっていて、結構、キャスティングがツボる作品でした。


あと、唐津は行っておきたいと再認識しました。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泉一聞『テンジュの国』第1巻

2018-04-09 00:26:03 | 本・コミック
悪役が出てこない穏やかなストーリー。

チベットの(近代の)民俗がわかる作品。

表紙絵の細やかさは手が込んでいて頭が下がる。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山下和美『ランド』第6巻

2018-04-08 18:16:24 | 本・コミック
要するに、この作品は人間や社会、或いは世界についての思索を深めるための哲学書であり、批評材料の提供をしてくれているものだと、ふたたび確認したでござる。
読むのに時間かかるけれど、それでいいのだ。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ピアノのムシ」第12巻

2018-04-08 00:40:41 | 本・コミック
荒川三喜夫

おっと次巻で完結とな?

日本で眠っているピアノの台数にビビった。
トンガったことを言う主人公と宥める&悩む周囲キャラクターという構図を通して、考えさせられること多いよな。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『空男』第2巻 糸川一成

2018-04-07 22:03:58 | 本・コミック
第18便(=話)のタイトル、アナザースカイって、ANA(とそのファン)に媚び売りすぎ!(笑)
(葉加瀬太郎"Another Sky"がANAのイメージソング)

親子でパイロットって、月刊エアラインによく載りそうなネタだけれど、『ブルーサーマル』の空知大介もその設定のキャラクターだったのを思い出した。


でも、離島路線の問題(公共交通の問題)にちゃんと触れている作品なんだよな、これ。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『香港製造(メイド・イン・ホンコン)』

2018-04-07 21:49:58 | 映画_2013-
原題もMade in Hong Kong


大陸に返還される直前の香港の若者を描いた映画。

香港の街やアジアの匂いも充分。
僕でも、どこかしら、何か昔の記憶を呼び起こされるような作品でした。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『花恋つらね』第3巻

2018-04-07 01:09:28 | 本・コミック
夏目イサク

まえにも書いたと思うけれど、やっぱり現在の歌舞伎役者さんをあてて読んでしまうよなぁ(笑)。最近は、アニメ化やドラマCD化の暁には、CV誰がいい?ともw。

んで、たしかにラストの方ではお色気なシーンも出てきているのだけれど、不思議なくらいBL匂いのしないBLなんだよな~(笑)。
そして、やはり、チェン・カイコーの映画『覇王別姫』も思い出しちゃうんだよなぁ。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猪ノ谷言葉「ランウェイで笑って」(4)

2018-04-05 21:14:22 | 本・コミック
週刊誌連載モノだから、早いなあ。もう4巻か。

育人、忙しさすごくてマジでスーパー高校生過ぎるだろw。天然かつウブなところも、どこまでリアリティがあるかな?とも思ったりもするけれど。
でも、ジャンプ的に、(他の点も含めて)ありえないけれどコミックだから許せるという絶妙な路線を攻めてきている感じ。

育人のプレゼンが始まるシーンで終わっているけれど、その郁人のテーマ・コンセプトの「パジャマ」で、ひとつ触れておきたくて。
それは、昨年の、文化服装学院の文化祭のプレゼンでも、なんかパジャマっぽいという集団があったのを思い出したってこと。
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする