LUNACY

cygnus' blog

『パリ、ただよう花』

2013-12-30 22:21:45 | 映画_2013-
仏中合作

セックスを重ねて魅かれあっているにもかかわらず、一緒に暮らしていけない困難。
Hの向こうの苦悩を描いた映画。

だけれど、レイプまがい(というか実質それ)のセックスシーンは多いし、男からみた都合の良い女にキャラ設定されているし。
他にも、東洋人&黒人(もしかしたら隣国のイタリア人も)蔑視している雰囲気が感じとれて、イヤな感じでした。

手持ちカメラの撮影とロケは、いい感じだったけれどね。
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『ハンナ・アーレント』

2013-12-29 22:45:32 | 映画_2013-
ユダヤ人でありながら、アイヒマン裁判の記録で、ユダヤ人の問題にも触れて、非難轟々浴びた哲学者の伝記映画。
凡庸な悪についての発見。

この女性のような、感情論に流されない、落ち着いた議論って、今の日本に最も欠けている気がするなぁ。
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『もうひとりの息子』

2013-12-22 19:50:00 | 映画_2013-
横浜シネマジャック&ベティ

先日の『そして父になる』と同じように、出生時のゴタゴタによる取り違えネタなのだけれど。
ここに民族紛争ががらむ構造。

テルアビブの都市とヨルダン河西岸の村の、それぞれの光景の対比が浮き彫りになってます。民族と宗教のいがみあいだけではない部分。
『そして父になる』なんて、単なる「都市化によってうまれたバカな高学歴な親の自己満足な納得物語」の軽い戯れごとに思えてきます。

『そして父になる』と違う点として、ほかに、子ども本人の人生の選択にも目を向けられている度合い強いですね。
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『ちはやふる』第二十三巻

2013-12-13 00:41:42 | 本・コミック
おおっと、ちょっと唐突だけれど、恋愛分あるエピソード出てきたね(笑)。
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男子新体操ドキュメンタリー"FLYING BODIES"

2013-12-08 23:23:14 | 映画_2013-
中野裕之監督
@テアトル新宿



青森大学の新体操部が、三宅一生企画公演を国立代々木第二体育館で行うまでの練習風景+公演のドキュメンタリーです。
http://www.flyingbodies.jp/

プロデューサー挨拶は、できることなら上映前より上映後がよかったなぁ。。。(あの内容なら)
前半の最初の方はナレーションが多いし(ハッキリ言ってあのナレーションは余計w。映像で分かる。演出が悪い)、その音声ボリュームデカすぎでしたが、もう、後半の公演シーンは、そんなこと忘れてました。
とにかく、素直に興奮しました。
中野裕之監督という点からいうと、数年前のファッションカンタータの中野さんの演出より今回の方が好きです。

青森大学は青森山田高校の系列の高校なんですね~。
全国から集まってきているようですが、想定以上に東北出身が多くて、岩手県出身のボクも彼らの訛りに懐かしさ感じたり。
盛岡市立高校(や滝沢南中学もかな?)出身のコもいるのかなぁ?なんて思ってみたりしていました。←思い入れが余計に強くなるワケです(笑)。
また、埼玉栄高校の新体操部の生徒さんが集団で来てました。OBの先輩が青森大学の新体操部へ行っているそうで。
私服じゃなくて制服だったけれど、このあとも練習なのかな?

それで、公演シーン見ていて思ったのだけれど、鮮やかな色の衣装×身体表現って、どこかで見たことあるような....と思ったら、宝塚だ!(笑)
それに、コーラスラインというか宝塚歌劇団のロケットダンスみたいな振り付けもあったし(笑)。
でも、上島雪夫みたいな振り付けは全然なくて(笑)。
最後のシーンのステージの使い方は、ベジャール演出の東京バレエ団「ボレロ」に少し似ているし(笑)。
そんなところも面白かったです。


とりあえず、新体操のみならず、ダンスやバレエなんかに興味ある人も愉しめると思うので、オススメ!
なお、上映回数少ない&ロードショー期間短いみたいなので、観に行くなら要チェキっす。

ちなみに、帰りにポスターを買ってしまったというのはナイショである(笑)。
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『シェルブールの雨傘』

2013-12-01 12:25:42 | 映画_2013-
シネマジャック&ベティのカトリーヌ・ドヌーヴ特集
バリアフリー上映&映画の日&日曜日ということで、かなり混んでました。

いやぁドヌーヴさま、若い&キレイ~!

何度書いているんだか(笑)。

全編にわたって何がしかの曲にのった歌い上げになっていて、ミュージカル映画としても気合い入ってますね~。
フランスがミュージカルやるとこうなるというか、アメリカ的には決してならないんだな、味わいがね。
悲劇だから物悲しい雰囲気なのもあるだろうけれど。
アメリカだったら、無理くりハッピーエンドにしたり、ダンスシーンで陽気にノリノリなところを作っちゃうんだろうな、と。

また、バリバリのソプラノと、バリバリのテノールがいなかったのも、またフランス的なのかも。
キンキンした声や会話を嫌っている感じ。

とりあえず、愛の不条理をフランス的にミュージカルで表現した作品。
日本のイマドキの勘違い保守からは、総スカン喰らいそうな(笑)一本でした。
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