フローリアン・ゼレールが監督もした作品。
このおにーさん、デビュー時のイケメン写真が印象に残ってるのよね。いまは、ヒゲも生やしたりして、だいぶオッサン臭くなってちょっと残念。
それはともかく、戯曲が基になっているこの作品でさ、脚本含めその能力を魅せている感じ。
認知症肉親の介護をウチの母親もしたワケだけれど、どういう感じになるのかがわかった感じがしました。
看る側と看られる側の双方のリアリティがよく描かれていたんじゃないかと思います。
あと、映画制作技法的に、ほぼ全編スタジオ撮影ですよね。このあたりも、場面転換や構図とかに劇作家ゆえの能力が発揮されていたのかも。