昨日は水も飲まずに30キロ走ったんで、帰ってストレッチをしたものの夜になり座椅子から立ち上がる時に太腿がつって、軽かったとはいえまたまた苦しみ冷や汗が出た。やっぱり水分は大事だな。
その帰り道、発寒川の横を通る自転車専用道路(真駒内茨戸東雁来自転車道路)を走っておりました。
時間も既に午後6時を過ぎ、陽も西の森に隠れるほど沈みかけ、少し暗くなりかけていました。
自転車道は真っ直ぐで、屯田川が合流する所だけ発寒川の奥に橋があり、そこでちょっと迂回するようになっており、ちょうどその前に前方から女の子と男の子が自転車で走ってくるのが見えました。
そのずっと後ろに人影(自転車影?)も見えず、すれ違った自転車もなかったし、私の後ろにも人は居らず…住宅からも少し離れているし…。とちょっと不安な気持ちがよぎりました。
だんだん近づいてくる二人。橋のところで二人とすれ違って心配になって橋で停まって二人を見ていると、自転車道から外れて住宅街の方へ行こうとしたが、お姉ちゃんの方が停まって何やら不安そうな様子。
直ぐ近くだったので、「二人で来たの? 家に帰れる?」と声を掛けたところ、弟の方が半ベソになりだし、続けてお姉ちゃんも泣き出しそうになって来た。
これはマズイ! 一生懸命「大丈夫、大丈夫!」を連呼。誰と来たの? と聞くとお母さんと一緒だったという。一緒に自転車に乗っていれば直ぐに追いつくだろうしなぁと思い、「直ぐ来るからここで待っていよう」と言うと二人とも少し落ち着いた様子になり、家は近いの? と聞くと弟の方が不安だったせいもあるのか沢山しゃべりだし、姉ちゃんが何年生で、僕は幼稚園で〜。まあ泣かれるよりは良い(笑
数分待ってもちょっと自転車道から奥まっているせいもあり人影も見えず。お母さんの電話なんか分からないよね? と聞くとお姉ちゃん〜分かると言う。凄いじゃない! じゃ〜大丈夫♫ 大丈夫。おじさんが電話してあげるからと、しばらく時間が掛かったが11桁の携帯の番号を教えて貰って掛けたが出ない(--; 携帯持ってないかもしれないと言う。う〜んマズイな。
住所は? と聞くと◯◯の◯条…と言うので、最悪連れて行けるかと思い、お母さんより早く走って来ちゃったみたいだから迎えに行こう! と言うと、大分落ち着いた感じで自転車に乗って私の後ろに付いて今来た道を引き返す。
途中、弟が家でお父さんが兄ちゃんの髪切ってる〜と言うので、おじさんも自分の子どもの髪切ってあげたよ〜と言うと、「おじさん、床屋さん?」とか言って少し余裕も出て来たようだ。
自転車道がまた直線になった頃、100mほど先に歩いている人影を発見。「あれお母さんじゃない?」と言うと二人、猛ダッシュ!
涙の再会。またちょっと泣く二人。
お母さん歩いてたんだ…。あの勢いで走ってたらそら離れるわな。
聞くとお母さんはジョギングで、二人は自転車で付き添う感じだったらしいが、二人はどんどん先に進んでしまって、ちょっと曲がった所でお母さんが居ない事に気づき不安になってしまったようだ。引き返すという選択はなかったのか(笑
一瞬ヘンゼルとグレーテルが頭に浮かんだが、この時代にそれはないだろと思ったりもしたが、何にしても良かった。二人はお母さんと嬉々として帰っていきました。