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安全へ

2019年05月28日 23時42分09秒 | ニュース

またも子どもが犠牲に。

川崎で19人が死傷する事件が起きた。39歳の男性も後ろから刺され亡くなり、まだ重症の子もいるらしい。

犯人は事件を起こした直後に自らを刺して命を絶ったが、子どもと男性の遺族としてはやりきれない思いだろう。

 

これまでも色んな対策が考えられ、2001年に起きた大阪の付属池田小事件以来、学校ではインターホンにより部外者が簡単に学校内に入ることができなくなり、防犯ブザーの携帯や名札の廃止もこの事件をきっかけだったという。

あのような事件を起こさぬようにスクールガードのような防犯ボランティアが活発になったりしたが、2017年には千葉県では地域住民と保護者の会の会長が児童を殺害する事件が起こり、一体どうやったら子どもを守れるんだと思わされた。

そして今回はいきなりの強行で教頭先生もバスの乗車に立ち会っていたのに、1分にも満たないような時間の犯行だった。

 

海外では子どもを一人で出歩かせず、家でもひとりにさせないという。日本は今まで安全だと思っていたため法律で取り締まることまではしないけれど、決して今までも犯罪がなかったわけでもなく、営利目的の誘拐やいたずら、監禁など被害にあった子も少なからずいた訳で、考えてみればそういう甘い体質だったから被害を受けた子どもがいて、特殊ケースだからということでなんとなくこれまで来てしまったのかもしれない。

現実的にはスクールバスを個別に迎えに行くことも、防犯パトロールやスクールガードを有償化して増員することもかなり難しいだろうと思う。警察や自衛隊のOBの方を〜という案もあるらしいが、やはり丸腰では大人だって今回のような事件には対処することは難しいだろうと思う。

犯人は伯父伯母の家に同居しひきこもり状態だったといい、市の精神保健福祉センターに何度も相談をしており、子どもの頃から両親の離婚、虐待されていたという報道もある。

こういう犯行をしない人間に育てるしかないのかなとしか考えが及ばないが、親がその一番の原因となると最も対処が難しいのかもしれない。児童相談所や警察などが今まで以上に家庭の子育てに踏み込んでいかなければいけない訳で、法律の改正なども含めて虐待などを許さない社会にすべきだろうと。

 

現在、子どもの防犯・交通安全に関する知識の普及啓発を目的とするチラシを作成中で、今回は最初の仕様通りになるだろうけれど、今後はどうやって防犯・安全を啓発していけば良いのだろうか…。

コメント
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