まさか自分の身に降りかかるとは…
5月の中旬、クレジットカード会社から突然の電話。
「◯日と、◯日にヤマダ電機のネット通販で、これとこれ◯円の買い物をしましたか?」との内容。金額は合計すると十数万。確かにネットでその前日くらいに1,000円程度の買い物をしていたが、それはカード会社でも確認をしているとのこと。
まさか!? これはと、話を聞くと、やはり不正アクセスによりカード情報が盗まれていたという。異変に気付いたカード会社が直ぐに決済を止めてくれて、私の実害はなかったが、翌月の明細が届いたら内容を確認してくださいとのこと。
結局それも大丈夫だったけれど、使ったカードは破棄することになり、新しいカードを作り直す事になり、数日後カードを新規で手続きをするための用紙が届いて必要事項を記入し直ぐ送り返した。前のカードはハサミで真っ二つに切ってそれも同封した。
実害はなかったけれど、毎月使っているスマホや電話代などを別なカードに切り替えたり、色々と手間が掛かった。
その少ししてからネットのニュースでもヤマダ電機の個人情報流出に関する記事が出ていたが、テレビのニュースで見ることはなかった。
そして5月29日付でヤマダ電機から「ヤマダウエブコム・ヤマダモール」への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ の手紙が届いた。
「不正なアクセスを受け、クレジットカードの情報が最大37,832件流失した可能性があることが4月16日に判明した」とあった。可能性じゃないだろ! と思うが。
37,000という数はこういう流出事件では少ないほうなんだろうか、あまり話題にもならなかったようだけれど情報流出ってこういう風になるんだと驚きと怖さを感じた。
流出した可能性のある情報(あくまで可能性というか)はクレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードというから、もうそれが分かったら買い物し放題だろ。本当に幸いな事に架空請求? されることもなくカードの変更で助かったと思った方が良いのか。
詐欺被害にあう事はないだろと思っていたが、こんな事に巻き込まれるとは。しかし中には実害を被った人もいたかもしれない。
また、封筒に同封されていたのがギフトカード…500円の。
なきゃないで何も感じなかったのだろうが、正直な気持ち500円かよ〜と思ってしまったが、最大37,000件の顧客に500円の商品券と、82円(割引はあるだろうが)で郵便を送ったら…計算したら約2,200万円の費用がかかる事に。1,000円のギフトカードだと5,000万になっちゃうし。大きな会社とはいえ痛い費用であろう。まあセキュリティに難があったとも言えるから顧客としてはしっかりしてくれ! と思わざるを得ない。
クレジットカードでネットショッピングをする以上、気をつけようがないのだけれど、毎月の明細はしっかりチェックする必要はあるだろう。
今回はヤマダ電機からのお知らせが29日にメールで来て、同じ内容の文書が5日に届いた。カード会社のチェックがしっかりしてくれて対応も早かったので助かったが、ヤマダ電機の対応としてはどうなのか? と思うところだ。もちろん悪いのは不正にアクセスをし情報を盗んだ奴らなのだけれど、セキュリティに関してはこういう事がないのが当たり前だから信用にも傷がついたろう。
皆さんもお気をつけて!