先日ちょっと左寄りの事務所に行った時に季節の挨拶というか、用事が終わったらサヨナラ〜と言うのもちょっとと思ったので「この暑さで被災地は大変ですよね」というような事を言ったら、
「そうですよ、こんな時にカジノ法案なんか通しちゃって〜」
との返事。うわー結局そっちの話になるかぁ(--; んも〜筋金入りだなこの方はと、そそくさと退散しました。
カジノ法案か。
どっちみち私には縁のない話だからとほとんど興味のない話題なのだけれど、こと野党の方々にとっては与党批判、安倍批判にはもってこいの法案のようで、北海道新聞も連日特集で報道しております。
パチンコで家族に迷惑をかけたとか、人生が狂ったとかいう話。
しかし、それをカジノと結びつけるのはちょっと強引なんじゃないかと。
カジノ法案の前にパチンコの規制を強化するほうが先なんじゃないかって思う。
カジノでギャンブル中毒になるって騒いでいる人がいるけれど、既にパチンコでは依存症になっている人が沢山いるし、幼児を車に乗せたままパチンコに夢中になって死なせたバカ親ってどのくらいいるのよ。
だいたいですね、カジノ、カジノって怒ってるけれど、経済評論家の須藤さんが話していたのでネットで調べると、世界最大のカジノの1位がマカオで約3兆4790億円の売上。2位がラスベガスで約1兆3000億円。3位がシンガポールで約6000億円(2015年)
これらに対してパチンコの売上は約23兆2290億円!(うち粗利が約3兆3000億円)
その他に競馬は約3兆3280億円、競輪約3800億円、競艇約9000億円、宝くじ9200億円。(これらは何年かの記載がなかったが2015年前後と推測)
合わせると日本ではギャンブルに約28兆7870億円が流れているという事になります。いや〜物凄い金額。これまで毎年ずっとこれだけのお金が庶民の懐から消えてって、そのうち北朝鮮とかにも流れて、ミサイルとか核の開発に使われていたと思うと怒り心頭です。
私の亡くなった父親も、昔だからバカ当たりはなかった時代だったけれど、トータルすると一体幾らくらい負けていたんだか。もしかすると車一台分くらいはパチンコ屋に貢いでいたかもしれないですね。
日本のギャンブルを放っておいてカジノ法案に反対する野党には「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言いたくなりますが、与党も今まで何やってたんじゃ! とぶっ飛ばしたくもなります。
パチンコと警察の繋がり、利権とか、ホントどいつもコイツも金、金、金で腹立たしいものです。
北海道新聞の折込にパチンコのチラシを入れるのも止めてくれって投書を書いてみようか。
掲載される事はないだろうけれど。