道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
ブログの内容もゆるくて、道草、より道ばかり。

Superfly WHITE TOUR 2015【札幌・振替公演】

2015年12月14日 23時51分06秒 | 音楽

良かった良かった。素晴らしかった。

10月に見られる予定だったsuperflyのライブがようやく札幌で公開となりました。10月のチケットはもちろんそのまま使えるという事で、大事に大事に持っていましたが、前日そーいやチケットどこにしまったっけ? と一瞬焦りましたが、請求書とか入れておくファイルに入れておりました。

こういう日に限って仕事がギリギリまであったりして、席に着いたのは10分前。良かった間に合って。

軽く周りを見渡すと、結構おじさん割合が多いような私を含めて。でも母親と一緒に来た小学生くらいの女の子もいたので、ファンの層はかなり幅広いと思われる。

開演とともに現れたsuperfly(越智志帆ちゃん)、真っ白なドレスがプロジェクションマッピングで色んな柄に変わって行く。

主に新しいアルバムからの楽曲が多くて、あまり聞き慣れない歌もあったのだけれど、とても感動させられる歌もあり、定番の大好きな歌が何曲もあって、歌の厚みがすごいなと感じました。

本来は愛媛がツアーの最終だったそうですが、札幌が延期になったので事実上札幌公演が最終になったとの事。やっぱり当日はリハーサルもやって、台風のせいとはいえ非常に残念だったと。

ツアーのトラックも終了から1ヶ月も経っているせいか、まっさらなトラックになっちゃったし。

アンコールでは無痛の主題歌「黒い雫」も歌ってくれてしびれっぱなしでした。2ヶ月待ったかいがありました。

いやー良かったな。

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杉原千畝

2015年12月14日 00時16分53秒 | 映画

日本のシンドラーと呼ばれる杉原千畝の生涯がようやく映画になった。このような人物がいたとは学生時代はもちろん大人になってもしばらくは知らなくて、何かの本で初めて知り、それから今だとWikipediaにも紹介されてどんな人だったか知ることができる。

杉原千畝は外交官として1934年から満州~日本~リトアニアへ。その後ドイツ~ルーマニアまでヨーロッパを転々とする。

そのリトアニアが映画では重要な舞台となり、日本帝国領事館でユダヤ人にヴィザを発給するのだが、その前後してソビエトがヨーロッパの東半分、ドイツが西半分を占領するほどの時代となり、ナチスに迫害を受けたユダヤ人はポーランドなどから難民としてリトアニアへ逃げこんでくる。

千畝は満州時代から日本を良くしたい、世界を変えたいとの思いを持ち、領事館に集まってくるユダヤ人に本国からの承諾を得ないままヴィザを発給することを決める。


舞台はヨーロッパだし出てくる人達もほとんどが外国人、とてもスケールの大きな映画だけれど、外国人の俳優やエキストラも違和感なく当時の臨場感や雰囲気を出しているように思います。

監督が日本生まれのアメリカ人という事で、外国人の俳優との意思疎通がよく出来ていたのでしょうか。

ただ肝心のヴィザの発給という面においては、史実では一日中ヴィザを発行し続けて、万年筆が折れ、腕が痛くなって動かなくなり妻にマッサージをしてもらったこと、ソ連や本国からの退去命令を散々受けながら1ヶ月間寝る間も惜しんでヴィザを書き、最後はドイツに向かう汽車に乗り込んでいても、窓から渡されたヴィザを書き続け、泣きながらお礼を言う人々の姿があった(Wikipedia)というが、その辺の描写があまりにあっけなく、感動をさせる映画という意識がなかったのか、たくさんの事を映画に入れたかったのか分からないが、どうにももったいない映画という感じです。

エンドロールにヨーロッパに滞在中の杉原千畝の家族写真が次々に映し出されます。不思議となぜかここで涙が出た。真実の姿に胸を打たれたのか、エンドロールで泣けたのは初めてでした。

杉原千畝役の唐沢寿明始め、小日向文世、二階堂智、濱田岳、外国人の俳優、皆良いのだけれど、何故か小雪に違和感を。なんか違うんだよな~って思いが最後まで消えず。

もっと感動できる話なのに、今ひとつ惜しい気持ちが拭えない。

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