Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.249 心の中ではマキシマ 日産セフィーロ3代め(A33型)

2010-11-29 | セダン蒐集癖。


セフィーロという名前は井上陽水の「あの」CMで強烈な印象を残した初代セフィーロ(A31型)以降、
ネームバリューもあるクルマだったように思うのですが、
実際にはたった3代、2003年には終了してしまっています。


で、その「最後のセフィーロ」が、このA33型になります。



FRでスカイライン・ローレルの兄弟車だった初代から一転、
日本国内ではマキシマと統合されたことによる
「大きなボディで車内も広く、FF」という性格の変換をもって登場した2代目(A32型)から、
実はセフィーロは「マキシマ」の後継車にもなっていたのでした。

なので、2代めA32型そしてこのA33型ともども、北米など海外では、
基本的には「マキシマ」だと言っても問題ないのかな。


ということで、これが欧州向け、A33型 マキシマQX


グリルがひっそりウインググリルに...


ナンバープレートが横広ってだけで印象全然違う



なので、A32型の記事のときも書いてあると思うのですが、
A33型もまた、マキシマの良さ(実直で堅実な中型サルーン)を色濃く残しているように思うのです。

...まあ、厳密には、A32、33型ともに日本仕様の外観は
北米版のマキシマと違うんですけれどもね
(セフィーロはインフィニティI30と外観が同じ。マキシマは別デザイン。ややこしい)。


ではでは最後に、おなじみ北米仕様...。


A33型 マキシマ(北米向け)


顔が全然違う。フェンダーの造形もまったく異なる。


顔はおろか、リアに至ってはまったく面影も無い!でも、スキ!



A33型 インフィニティI30


ほとんど、セフィーロ...。


後ろも観ての通り、基本的にはほとんど日本仕様のセフィーロと一緒。
エンブレム変えるだけのお手軽USDMが楽しめるぞ!




>>ちなみにこのA33型セフィーロ、末期はV6の2Lしかなかったんですけど、
このボディサイズでV6・2L...って、いいですねえ。
V6の2Lって、「2LなのにV6で豪華!」と思うのか、「V6なのに2Lしかないの!?」
って思うのか、という、なんとも微妙な存在感が好きです。

>>でもまあ、ドンガラカーマニアにしてみれば、このセフィーロのエンジンが
直4・2Lだったら、もっと萌えだったんですが(変態


>>なお、このセフィーロの後継車が、ご存知、ティアナになります。
でもさすがにieも、ティアナは「心の中ではマキシマ」にはなりません...(^^;


>>お、このシリーズ、次回で250回だ!さて、何だろう?うひひ。

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【てつどう】交通科学館でDD54を見る。

2010-11-26 | てつどう。


まだまだ、関西訪問のネタでひっぱります...。
今日は、大阪交通科学館に保存されている「DD54」のお話。




ところで、「54は悲運のナンバー」だって、ご存知ですか。


これは、鉄道趣味の世界では知っている方は多いと思うのですが、
C54、DD54、EF54、ED54など、悲劇の機関車と言われる車輛たちに、なぜか「54」がつくものが多い、
ということなのです...。


これらの機関車は、たいてい少数製造で、海外からの技術を導入したために
当時の日本では技術力が追い付かず保守管理が困難なため早期廃車になったりしてしまったため、
「54」がつく機関車はたいてい長持ちせず、廃車の時期が早かったのでした。


DD54もまた、そんな「54」のジンクスを背負ってしまったディーゼル機関車だったのです。






昭和30年代中葉には、既に国鉄の幹線・亜幹線用ディーゼル機関車としては
傑作の誉高いDD51形がすでに実用化されていたのですが、
DD51は1000馬力級エンジン×2基のため、変速機なども倍必要になってしまう。
そこで、2000馬力クラスの大出力エンジンを1基のみ装備して車両重量の軽減・保守の容易化、
さらには製造コストの削減を目指して開発がスタートしました。


でも、当時の日本では2000馬力級のエンジン、そして変速機を製造することはまだままならず、
鉄道先進国である西ドイツ(なつかしいね)から技術を導入して開発することになりました。
それが、このDD54です。三菱で40両が製造されました。


DD54は、亜幹線と呼ばれる、線路とそのベースが幹線クラスよりも弱い路線にも入れるように、
1軸構造の中間台車を設けて、軸配置を B-1-B という独特なものとしています。
車体は車体の中央にキャビンを設けたDD51と異なり、一般的な箱形となっています。


運転台



DE10の2軸台車と同じ、インサイドフレーム型台車DT131型。



搭載されたエンジンは、V型16気筒のDMP86型ディーゼル。
西ドイツのマイバッハ(!)が設計したエンジンを三菱重工業がライセンス生産したものです。
変速機(液体式)も西ドイツのメーカー、メキドロ設計のライセンス品でした。



車体中央に据えられた定格出力1820PSのディーゼルエンジン DD51の1100PS×2より
出力が抑えられているのは、使用線区を考慮してのもの



1966年に先行試作の3両が福知山区に投入されて以降、本格量産が開始されて
1971年までに量産車37両が製造され、全40両が福知山機関区と米子機関区に配属され、
C57形、C58形等の蒸気機関車を置き換えていきました。


でも、そのさなか、DD54はたびたびトラブルを起こします。
推進軸(ユニバーサルジョイント)が破損して、落ちた推進軸が線路に突き刺さってDD54が脱線・転覆。
その後も同様の事故が続き、対策を施し推進軸による事故はなくなったものの、
やがてエンジン・変速機の故障が多発しはじめます。





西ドイツ製のエンジンと変速機をはじめとした各部は、極めて高度な設計であったものの、
それはすなわち構造が複雑であるゆえの保守の困難さも要求し、
そもそも舶来品のエンジンを変速機であるがゆえに、それまでの国産のものとは取り扱いが違うこともあって、
原因のわからないトラブルや足りない部品などは本国のメーカーに問い合わせが必要、
というなんだかフランス車乗りだったら経験したことがありそうな(涙)状態になり、
なんとDD54は、投入からわずか12年後の1978(昭和53)年には全車廃車になってしまったのでした!



実際のところ、DD54に搭載されていたマイバッハ製エンジンはヨーロッパでは定評のあるエンジンだったそうで、
それが日本では維持が困難だった、というあたり、なんだか
きちんとしたメカニックがいないと修理・維持が出来ない各種欧州車を思い出させますね...。
DD54は性能、メカニックの設計も素晴らしかったのですが、日本ではそれが生かされることなく、
結局早期淘汰されてしまったのですから、たしかに「不運」な機関車だったと言えます。



そう思うと、素晴らしい性能があっても、それを生かしきれなかった欧州車って、
かつてはいっぱいあったのじゃないかな、って思います。

今でこそ(ほんとうに信頼出来るところは限られているにしても)
欧州車を修理出来るショップは日本全国津々浦々にあるのですが、
でも、昭和30年代、40年代はわずかながらの正規の指定工場くらいしかなかったはずで、
あの当時に欧州車に乗っていたひとたちって、ホントに大変だったんだろうなあ...。


シトロエンのハイドロとか、みなさんどうやって維持していたのでしょうね...
先達の方々には頭が上がりません。


なお、同じく交通科学館には、箱型ディーゼル機関車、DF50も保存されている。
ねえ、知ってた?DD51よりも登場古いんだよ!






>>交通科学館、かなり楽しいです。オススメ。保存車も機関車だけではなく、電車・機動車、客車が多いのも
うれしいところ。
廃車後柳井駅に放置されていた80系のクハ86001とモハ80001の2両(なぜ柳井駅を強調するかというと、
1985年、まさにこれを見に行こうと思ったら数日前に撤去された、という思い出があるので)、
キハ81、スハシ38、マロネフ59(旧皇族用貴賓車)、ナシ20(実際に食堂として営業)など、
なかなかマニアックな顔ぶれ。旧客の食堂車と寝台車だぜ...萌えないわけがないぜ!
ちなみに、スハシ38は「スシ28 301」として保存してありますが、
これ、保存にあたって普通車との合造をやめて全室食堂車に改造された際に、
わざわざスシ28の300番台という架空の番台を設定して改番した、という
なんだかニヤリとしてしまうようなコダワリ(汗




>>キハ81




>>ナシ20




>>ということで、クハ86。この半流もいいけど、やっぱり湘南型も保存してほしかったなあ。



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【いう゛ぇんと】FFE(フレンチフレンチ幕張)に行ってきた。

2010-11-24 | いう゛ぇんと


FFE(フレンチ・フレンチ・イースト)には創始のころから参加させていただていていましたが、
途中から行かなくなってしまい、カルフール町田での開催が終了した後、
会場がカルフール幕張になり、さらにはそのカルフールも「イオン」になってしまってから
FFEに行ってない、ということで、ずいぶんご無沙汰になってしまいました。


8時半に駐車場があく、という情報も持たず、親父にC5を預けている都合上今回は実家の都下F市からの出立。

首都高は湾岸回りが混んでいるようだったので、京葉道回りにしたらこれは正解、
会場には8時15分くらいに着いてしまいました。
でもシンさんやサッチさん、ももんがさんなどお友達がいて、一安心。


8時半、ゲートが開き、屋上へあがります。
FFE早着の醍醐味は、この「ガラガラの駐車場」。





この日は体調も悪かったのであまりウロウロせず、にしようと思ったけど、
お知り合い・ともだち探して結局歩き回り。
そんなこんなで、写真はあんまり撮ってませんw


という状況でしたが、撮った写真から何枚か、参加のおふらんすクルマたちをお送りしましょう。




カングーはいつもながら、見事な隊列!





ルーテシア3のRSも結構来ていた お尻を奇麗に揃えているのがイイネ!





R8の前身のRRサルーン、ルノードフィヌ。
この個体はLHDでコンディション抜群。RRルノーはトラクシオンと並んで、一生の憧れ。






今回、以前のFFEでは集団で来ていた印象のあるアルピーヌA110軍団はおらず、この1台のみ?
家族で来ていたのが印象的。パパかっこよすぎですyo






エース格の旗艦シトローエンは、
DSとSMはおらず、C6は1台、XMも少数派、というなか、CXはかなりの台数。バリエーションも豊富。


個人的にはパラスを初期の低廉モデル風にしたこの個体が好き。
自分もCXを買ったら、同じくこんな風にしたい。そして何より、この色がいい!





無造作に停まっているAMI8。一度2CVに乗ったので、次はAMIが欲しいのだ!実は。






C3、DS3、AX、2CVと、さりげなくPetit citroenの饗宴になっているところがミソ。





C4は色も揃って、なかなかの迫力。ご先祖のクサラが混ざっているのがポイント。






12時、三々五々開催の自由な感じが特徴のこのイベントらしく、少しずつ帰っていくフランス車の中に
自分もいました。
みなさんにお別れを告げて、幕張を後にしました。
次回は春かな?楽しみですね。
それにしてもイベントっていいな。自分も過去、「第一回」で終わっているイベントを2回※しているので(汗)、
※1・・・あおぞらマフィン会  2・・・ギザルノー会
こうしてずっと続けられる主催の方々の熱意を称賛したいです。


ギザルノー会は、いま自分はギザルノー乗ってないけど、
主催してもいいかなあ。またやりたいなあ。
そうそう、ミドルシトロエン会なんてのもいいね。GS系、BX、C5限定。
夢のようなGS-GSA-BXボビン-BX後期-xantia前期-xantia後期-C5初代前期-C5初代後期-現行C5
って並べた媒体とか、無いものね!




>>今回はオフィシャルはしなかったのですが、次回以降、またオフィシャルに戻りたいです。
早く着いたにも関わらず、何もせず見ているだけでした。オフィシャルの皆さんごめんなさい...。


>>フランス車じゃないけど、すごく気になった、ビアンキのA112、しかも、非アバルト、
すなわち「ジュニア」。何年ぶりにみたかなあ。かっこいいー。




>>FFE、過去第1回~4回までは記事にしていましたので、ご覧ください~

1st
2nd
3rd
4th
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【セダン蒐集癖】Vol.248 これも絶滅種 欧風風味な3代めパルサー(N13)

2010-11-22 | セダン蒐集癖。
いやー、こんな写真で精いっぱいでした。
携帯電話しか持ってなくて、撮影のレスポンスが悪いから、
遠い画像&トリミングでもうアレレな感じ。






そう、3代めパルサー(N13)ですね。いやあ、すごい。懐かしい。
後期型ですね。


それにしても、このクルマは1986年から1990年までの製造。
で、このころの車って、本当に絶滅危惧種、もしくは絶滅種ばかりになってきたように思います。

古いクルマの常で、スポーツ仕様などは残るのですが、
このパルサーのように「ふつう」のものは、本当に少なくなってきました。


パルサーは前回4代め・N14を紹介した際と内容が重複しますが、
日産のFFの嚆矢、チェリーの後継に当たる車種で、1978年に初代がデビュー。
当初より欧州車を意識した全体的な戦略で、とくに2代めでは、当時日産がアルファロメオとの業務提携
(良く考えると凄い話だなw)
をして「アルファロメオ・アルナ」社を作っていたこともあって、
内装が緑×黒という当時のアルファっぽい「ミラノX1」などを出していました。



これがアルナ。見ての通り、パルサー。このボディにスッドのフラット4を搭載。
死ぬまでに目撃&乗ってみたい一台。
そして自分のような元スッド乗りにはネ申的な存在(性能とかではなくw)?


で、3代めも、その欧風路線をしっかり受け継ぎ、
全体的に抑揚の効いたデザイン、実用的で広い室内とトランクなどを持って登場。
欧風だなあ、と象徴的に思わせるのは、当時の日本車では珍しかった、「バンパーにウインカーがない」
顔つきでした。


販促の中心になったのは、初期型では銀のX1だった※ような気がするのですが、
これにいたってはイエローバルブが標準だったような気が
(実際にはトヨタも結構この時期以降、イエローバルブを多用するんですが)。
※後期型はたしかダークグリーンを推していた

兄弟車は初代パルサー以降、このN13まで設定されたリベルタビラと、ラングレー。
どれもこれも懐かしい名前ですなあ。
N13のラングレーではGTが用意されて、なぜかスカイラインとの近似性を持たすために
リアのランプが丸4灯だったりしましたね。



CMも良かった。「ヨーロッパの、体温」ってコピーも、曲もいいね。
こういう、「記憶に残るCM」を作らせたら、日産はうまい。








>>売約済みだけど、売り物を発見...
フェンダーミラー!に、見事なアメリカン・内装。
そう、実際は欧風風味で売っていても、やはり日本のファミリーカーだったのですね、本質的には。
それにしてもこの個体、いいなあ...
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【ルノーな話】地味なクルマで地味にそっくりさん対決。

2010-11-19 | ルノーな話。
ルノー・ラティチュードの話題は先日、拙ブログでもしました


R30、R25、サフラン、ヴェルサティスと続く最上級ルノーサルーンの最新版、
ルノーサムスンSM5、じゃない、ラティチュードは、それまでの5ドアハッチの伝統も持たず、
ヴェルサティスのような「気概的なもの」がちょっと少なめな新しいフラッグシップです。






まあ、個人的には、ルノーというのはR4、エスパスやtwingoといったそのジャンルのエポックを出すという
先進的なメーカーである、という印象とともに、
実際は生活に根差し、旧植民地系のエリアでも売れるような地味なクルマ
(R12、R18、R9やR19、R21の非スポーティものを想像したアナタ、正解ですw)もちゃんと製造していて、
というかむしろ、そういうメーカーだという気持ちのほうが強いw

だもんで、
先日のエントリーではベルサティスなどに比べてしまえばアヴァンギャルドさや、
フラッグシップで5ドアじゃない、ということがルノーらしくないとか書きつつも、
ラティチュードも、十分ルノーらしい、地味~なクルマでいいじゃんか、と思ったりしています。







で、この「生まれながらにして地味な運命を感じさせる」ラティチュード、
そういえば何かに似ている、まあよく見かけるクルマに...と思うようなクルマなわけですが
(でも、奇麗なデザインだと思うんですよ)、

それが何なのか、わかりました。




こたえは、これ。





顔は、マイチェン後のアリオン(実際にはほとんど見たことないw)...






テールは、プレミオ(マイチェン前のほうがそれらしい)。





まあ、ラティチュードとは、良く見りゃ全体のバランスも
各部のディティールもウインドウの切り方も全然違うんですけど、
なんというのか、ちょこちょことした部分で印象が似てるので、
相対的にラティチュードっぽいというのか。

○○に似ている、って言いだすとキリが無いんですけど、
街中でアリオンMC後を見たら、「あー」って、思った次第。



うーん...それにしても、
いまやすっかり、このクラスのサルーンは、地味なカテゴリになってしまいましたし、
カリーナ/コロナがトヨタの基幹車種だったころを妙に懐かしく感じさせる
プレミオ/アリオンも、地味な存在になっちゃいましたねえ。


ということで、かたや新型なのに地味なラティチュードとの、
地味~~なそっくりさん対決をお送りしました........(地味に終わる




>>地味といえばちびまる子ちゃんの野口さん...を急に思い出した。
フルネームは、野口えみこって言うんですぜ。




>>ちなみにこの野口さんのおもちゃ、マクドナルドのハッピーセットのおまけ。
首が回って「クックックック...」って笑うという、ハッピーセット史上もっともハッピーじゃないおもちゃwww


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【シトロエンC5】ぶつけちゃったり、窓が落ちたり。

2010-11-17 | シトロエンC5。



さてさて、わがC5号ですが、相変わらず「乗りっぱなし」です。
なかなかお金を掛けられないんですよね。


そんな折り、ついに恐れていたことが...


左後ろのドアの窓が落ちてしまっていたのですが(なぜかC5はこの位置の
窓落ちの症状が多いみたい)、

ついに...


右側もおっこちた。





あああああー。困った。
相変わらず左右でエアコンの温度はMAX/Coldで交互に出てくる親切設計(爆)、
オートマリバースモードで下を向くミラーは空を映しだし、
そしてついにリア窓が両方落ちた。



うーん。。。どんどん直すか所が増えてくよ。。。

直すかなあ。うーん、直すお金でゴニョゴニョゴニョゴニョ





しかも、ついに先日、雨の夜の日に、左フロントを塀のようなものにぶつけてしまった。
完全にボンネットよりも低い塀だった。

車幅感覚が以前から掴みにくいクルマだったんだけど、
うっかり左に寄せすぎた。
これはクルマのせいというか、おいらの不注意だー。すまぬC5...。




ぶつけたところを隠そうとした写真しかないのでわかりにくいのだけど、
向かって右側のフェンダーが微妙に
へこんでるのわかりますでしょか(涙


結構派手にぶってけしまったので、さすがにショックです...。





>>まあ、帰ってこられないわけではないので、致命的ではないのだけど。
以前も書いたけど、C5の名誉を思えば、10年たてば仕方ないよね。

>>あと、ハイトコレクターもおかしい感じ。
そもそも重い荷物や人を積んでも車体が水平になるハイドロシトロエンでは、
ヘッドライトの光軸があがるはずがない。
となると、後が下がってる、ということになるのかな?


>>でもこれまた直すお金があればやっぱりゴニョゴニョゴニョゴニョ(以下ry
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【セダン蒐集癖】Vol.247 次はいつ見られるのか!? スズキ渾身の一台...でも売れてない、「キザシ」

2010-11-15 | セダン蒐集癖。



こんな写真ですみません!

目の前に急に現れたスズキ・キザシ(スズキ・メザシって空目しちゃいそうだw)。


iphoneを取りだし、撮影がやっと。



なぜかというと、このクルマ、れっきとした日本のメーカーのクルマでありながら、
たぶん、後世に希少車として名を残すことは間違いないと思われるくらい、
見たことが無いからなのです。なにせ、ieは、初めて見ました。



スズキがDセグメントに切り込まんとして開発した渾身の一台、
それがキザシです。

コロンとした印象があるので、ぱっと見サイズがよくわかりにくいクルマですが、
全長4650mm、全幅1820mm、ホイールベース2700mmで、昨今のDセグメントのサイズに
ほぼ合致する大きさです。
丸っこく見えるのは、全高が1480mmあるからなのではないかと思います。


スズキのデザインは最近冴えてますよね。
うるさくないけど、装飾が少なすぎるわけでもない。
初代・2代目スイフトもそうなのですが、内側から空気で膨らませたような
カタマリ感と、面の張り。
それとディティール、各部のバランスの良さが光ります。
ホイールのツライチ感なんて、計算されてるなあ、って感じさせます。


エンジンはエスクードのV6...ではなくて、直4の2.4Lを改良したもの。
V6積んでほしい気もしますけどもねー。
このクルマでいいなあ、と思うのが、4WDがあるところ。
買うならヨンクかなあ。なんだか、アウディの向こうをいろんな意味で(汗
はれると思うんですよ!


ということで、ie撮影の写真ではどうにもこうにも、なので、
おなじみ北米仕様コーナー(パチパチ)!





うひゃあ、かっこいい。


それにしてもこのクルマ、日本では「完全受注生産」なんだって。
「完全受注生産」って、そもそもなんだ?w
スズキのHPも、フラッシュもない単なる止め絵で、やる気がなーいww

そう、このクルマ、思い切り北米市場に目が向いたクルマなのです。
北米のHP、気合が違うぜー。

国内は色は3色、グレードは無く(FFかヨンクしか選べない)、
内装も黒1色。もったいないなあ。


いっぽう北米仕様は
下からS、SE、sportGTS、sportSLS、とトリムも豊富。
内装もベージュの革とかあって、魅力的だなあ。


このクルマ、ほんと、存在そのものが「正規で、新車で買えるUSDM」みたいなクルマなので、
スズキもアメリカで売れている、といった感じでバタ臭さをこれでもか!
って押し出して売ればいいのになあ...。なんだかもったいない。




>>浜松に行けばいっぱいいるのかもしれないけど...。

>>ちなみに、キザシは、漢字で書くと「兆し」。
カムリやアスカ以来の?和名車名で、なかなかいいですね。


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【てつどう】日本一(いや、世界一)長いモノレール 大阪モノレール

2010-11-12 | てつどう。




1か月前の大阪出張の記事をまだひっぱるieです(汗


赤川鉄橋を訪問した後、淡路駅から京都方面に向かうことにしたのですが、
ただふつうに行くのは面白くないので、淡路駅から千里線に乗って山田で降りて、
山田から大阪モノレール(正式には大阪高速鉄道というのですが)に乗って、南茨木から阪急京都線、
もしくは門真市まで乗って「おけいはん」で行くか、悩んだのですが、
嵐山線の6300系を見たかったので、南茨木までの数駅だけ、空中散歩を楽しむことにしました。


大阪モノレールは、大阪モノレール線=本線(大阪空港~門真市) 21.2km、
国際文化公園都市線=彩都線(万博記念公園~彩都西)6.8kmの2路線からなり、総延長は28kmになります。

一般的な鉄のレールでの鉄道で28kmとはそんなに長くは無いんですが、
モノレールでは日本最長、というか、実は世界最長の路線長を持ち、ギネスにも乗ってるとか云々。
参考までに東京モノレールは17.8KM、沖縄のゆいレールが12.9km。
廃止路線では名鉄の犬山モノレールが1.2km、小田急の向ケ丘遊園のモノレールが1.1kmです。

本線は、東京でいえば武蔵野線とか東武野田線のような、
放射路線に対しての横のつながりを作っている路線で、
私鉄の路線間連絡等の際は、結構便利です。







大阪モノレールの車両は、1000系と2000系の2種類。
開業が1990年と新しい路線なので、2種類とも古くは無いし、つくり・デザインともに
なかなかいいですね。
ちなみに大阪モノレールは跨座式(こざしき)といい、コンクリのけたを左右から挟み、
けたの上をゴムタイヤで駆動する方式になっています。

東京モノレールも、ゆいレールも跨座式ですが、
前者は「日立アルヴェーグ式」で、後者はそれが日本独自の発展を遂げた「日本跨座式」と呼ばれる方式。
そして大阪モノレールも、「日本跨座式」に分類されます。

東京モノレールに乗ったことがあれば、車内の床にでっぱりがあるのを見たことがあると思いますが、
これはけたの上で回るゴムタイヤのハウジングカバーなのです。その上を荷物置き場などにしてますが、
それでもちょっと邪魔な感じはしますよね。


で、日本跨座式では、それを避けるために、床を上げてでっぱりを無くしたもので、
車内はふつうの電車みたいになっています。


その反面、日本跨座式は、車輛の全高が高くなった、トンネルなどの掘削にコストがかかる、
などの欠点も生んでしまいました。




閑話休題。
大阪でも千里の周辺は丘を切り開いて新興住宅が立ち、幅広い道路が貫いている印象がありますが、
このモノレール沿線もそれを象徴しているかのような景観で、
見慣れないieにはすごく新鮮でした。





遠くにいる特撮のモンスターのようなものは...おお、あれだ
(あと、左はしの黄色いのは新しいカングーだ!)。















万博記念公園駅前後で、モノレールの眼前に聳え立つ太郎先生の傑作。
この道中、時間があまりなかったゆえ、ほんとは降りてゆっくり見ようと思ったけどかなわず。
次回、要リベンジ(死語)。





>>モノレールにもいろいろ種類があります。先日紹介した姫路モノレールは、
小田急の向ケ丘遊園モノレールとならんで、「ロッキード式」でした。


>>大掛かりな施設であるモノレールは、企業の姿勢や路線の盛衰などで大きく
その後の運命を左右することになるのですが、それの端的な例がこの「ロッキード式」。
ロッキードは1970年にモノレール事業から撤退。
そうなると、部品の確保、車輛のメンテなどに、大きな問題が出てくるようになります。

>>姫路は、末期保守が行きとどかず、乗り心地が悪かったらしいですし、
小田急も構造的な欠陥が見つかった際に、唯一のロッキード式になっていたこともあり、
莫大な修理費をかけても、今後も台規模な故障なことがあればまた同じ問題に直面することなどを考え、
廃止の道を選ばざるを得なくなってしまったのでした。



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【web雑誌】クルマニスタ 創刊!

2010-11-10 | くるま。


いつも拙ブログにコメントをいただいている自動車ライターの
LANDYさん(キタニさん)をはじめとした方々が、
ついにweb雑誌(電子書籍)を刊行されました。


その名も、「クルマニスタ」。


「クルマニスタ」とはどんな内容なのか?

そのHP(ブログ)から引用をさせていただくと、


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『クルマニスタ 』は1990年代~2000年代前半ぐらいの
“ちょっと古い輸入車”をテーマにした電子雑誌です。
このあたりの年式の輸入中古車って、ビックリするほど安いですよね?
せっかく安く買えるんだから、楽しまない手はないでしょう!
というのがクルマニスタの出発点。

毎号1車種を取り上げて、そのクルマについてのモデルガイドと
プロショップインタビューをメインに、オーナーズボイスや
コラムなどをパッケージングして、電子書籍として配信します。

プレ創刊として10月26日にリリースするVol.00では、プジョー206を特集。
プロショップインタビューでは原工房の原誠二さんにインタビューさせていただきました。

そして、コラムコーナーはCar@nifty『明るいクルマ生活研究所』でも
お馴染みのBACCARS主催、夢野忠則さんの連載が決定!
これ、キタニ個人も今から楽しみ(笑)。

------------------------------------------------------------------

とのことで、ものすごく「ワタクシieの趣味に合っている」んですね、クルマニスタ(^^;


なので、もちろん、ieもさっそくDLしましたよ!
⇒DLページはこちら!
ワタクシの乗っていた206も写真で取り上げていただいて光栄でした!


ということでVol.00『クルマニスタ206』は期間限定で無料配信中!
ぜひぜひ、皆さんもDLしてください!
ieも絶賛応援中です!



それにしても、クルマ好きが減っていると言われている昨今。
クルマはますます白物家電化し、「クルマは何でもいいよ」っていうユーザを
生んでいるような気がします。

そもそもクルマはいらないって人も、増えているのでしょう。
でも、クルマが好きな僕たちは、クルマの楽しさをなんとかして
そういった方々に伝えたい。
それには、どうすればいいのか。

HPやブログを作る。本を出す。など、方法はいろいろあると思います。
ブログをされている方々の中には、なんとか自分の思っていることを
書籍化してたくさんの人に読んでもらいたい、と考える方も少なくないのでは...。


だけど、特に書籍を出すのはたいへん。お金もかかる。
そんな中、電子書籍は出版よりもハードルが低いように思います。
NAVIのシオミさんも「Bagnole(バニョール)」をipad専用電子書籍で刊行されましたが、
今後、専門性の高いもの、ユーザの属性にムック以上に特化した電子書籍が
どんどん発行されていくのではないでしょうか。



>>もう昔のように、明らかにクルマに性能の差や出来不出来の差が無いので、
クルマの評論は難しい時代になったと思います。
このような中では、好きなものだけを取り上げるという傾向って、アリだと思います。
内容が濃く、「欲しかった情報がこれだ!」
「こんな記事が読みたかった!」という内容では、
興味の無い人には面白くないものなのかもしれないけど、
でも求めて読む側は、それで大満足出来ます。


>>その一方で、好きな人だけが見るコアな媒体になってしまうと、
クルマに興味の無い人たちに対して
とっつきにくいモノにもなる可能性がある。
初心者向けでは内容が薄くなるし可能性もありますものね。


>>がんばってください!「クルマニスタ!」
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【セダン蒐集癖】Vol.247 たぶん、最後の「カクカク」アルファロメオ アルファ155

2010-11-08 | セダン蒐集癖。

アルファ155って、大好きなんです。その後継の156も、もちろん、現行型の159もいいのですが、
155が好きなのって、カクカクアルファの最後を飾る一台だということにも理由がありそう。






FRだったそれまでのアルファベルリーナは、75をもって幕を引き、
その後継は、ついにフィアットのシャーシ(Tipo)を用いたFFになりました。
それが、1992年登場のこのアルファ155。

いまでこそアルファは「FF」で当たり前ですが、あの頃はまだアルファスパイダーが
105系シャーシ(電車にあらずw)で残っていたくらいの時代で、
まあ164はFFだったんですけど、
ジュリエッタ、75と続いたトランスアクスルFR自体が終わるということも含めて、
それなりにセンセーショナルに自分は受け止めてたように記憶します。


この個体は後期型のフェンダーがワイドになって2Lツインスパークが
16Vになったころのモデルだと思いますが、
それにしてもスリークで、コンパクトで、それでいてキャビンが大きくて、
ノーズが長くて、という、どこかしらバランスのおかしい
(でも、決して醜くない)
155のデザインは、その前の75、ジュリエッタなどにも通ずる、
「いかにもアルファ・ベルリーナ」らしくて、好きでした。


それと、しかしまあ、いつものことで「ieうるさいな」と思うかもしれませんが、
このころのクルマは、小さくてよかったなあ。




75(ほんとはTSのほうが好き)


ジュリエッタ



乗ってもちゃんとアルファらしいし、エンジンはなにしろ搭載の向きが変わっても
75ゆずりのあの「ザラザラした触感」を伴うツインスパーク&V6ユニット※だし、
FF自体にはスッドに乗っていた自分にはぜんぜんコダワリは無かったし、
正直なんどか、買おうと思ったことがあります。

※Q4はデルタインテグラーレのエンジンでしたが。




155といえばBTCCやDTMでの活躍が懐かしいですね。
また最近WTCCなどが復活しているようなので、アルファにも159で参戦してほしいものです。
ヘリの事故で腕を切断したあと復帰してステアリングを握ったナンニーニは、この155で
DTMを戦っていましたよね。ニコラ・ラリーニとかも懐かしいね。


BTCC仕様


DTM仕様





>>なお、Tipoの兄弟車はほかにFIATテンプラ、ランチアデドラがありました。
アルファはこのほかにも、Tipoベースで145、GTV/スパイダーなどが作られています。


>>おまけ。164の前身、アルファ6(セイ)。



>>アルファロメオのV6OHCエンジンの最初の搭載車。デビュー当時は、なんと6キャブw
だれが調整できるんだw



>>おまけ2。カクカクアルファの代表格。アルファ90(ノヴァンタ)。



>>これはアルフェッタのメカニズムを使った後継車種で、
アルファ6が生産終了し、164が出るまではトップレンジでした。
製造期間は2年くらい?日本には無いだろうなあ...。

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【いう゛ぇんと】悪天候のFBM2010。でも、雨と霧はフランス車の雰囲気を醸成するものなのだ。

2010-11-05 | いう゛ぇんと


嗚呼、やっと着手の2010FBM参加記です(1回で済ますので、長いです!)。

実はFBMは2008年、2009年ともに仕事で行けず、ひさしぶりの参加。
2008年までは1993年の初参加から皆勤だったので何が何でも参加!という気持ちで
いたのだけど、一度休むと気が抜けるのね。


ことしは、まだC5でFBM行ってないし、やはり何年もいなかいと精神衛生上良くない、ということで、
久しぶりの参加を決定。


今回は日曜日帰り+とくさん夫妻がウチのクルマで一緒に行くことになったので、
千葉のとくさん邸(チョー奇麗な新築マンシオン!)からのスタート。
がんばって朝3時にGo!まだまだ頑張れるよ(汗


空いている中央道を飛ばし、八ヶ岳で一回休み。


なんだかこの写真だとおもちゃみたいw



気がつけば夜が白む。
車山に向けて走ると、まわりは仏車だらけになってきて、
否応にも気分が盛り上がります。
ひさしぶりのこの高揚感。いいね。



車山到着手前、白樺湖でC5の撮影とかしてたら、7時になってしまった(汗


麓は曇りでも、車山はさすが標高1500mオーバー、
「雨」というよりはたぶん、「山にかかった雲の中」なのでしょう。
まとわりつくような霧雨と、霧。
まあ、止むかなあ?と期待も出来ます。ざんざん降りではなかったので。



メイングラウンドに行ってお買いもの。
結局今年も仏車関連のものは買わず、服とかクツばっかり。

でも、なかなかいい買い物が出来ました。


マルセイユ水上消防隊のジャンバー。3000円。新品。
チェコ軍の靴。 2500円




(画像を借用したショップでは5800円だった!)。
フランス海軍のレインコート。500円。安!


とかこんなのばっかり(汗
でもレインコートはすぐに役に立ったです。





広い会場内ではふだん会えない方々を探して回る。

クルマはあれどご本人に会えないことも多かったけど...。



例年はあまり写真を撮らなかったのだけど、今年はなんでだかバシバシ撮ってみた。

面白かったクルマをピックアップ。


まずはルノー。

Spider。この天候でソットヴァン!その心意気がすごい。






いつもお世話になっているシーコネクションさんのA610。これ、欲しいです...。


となりの306MAXIとならんで、ちょっと懐かしい雰囲気。



野菜の箱が妙に似合うTwingo。やっぱりいいね、Twingo。




FFの商用車、エスタフェ。仏名で、「ひばり」。名前も顔も可愛い。



むかしこの個体に座らせてもらったことがある。
シートが気持ち良くて、びっくりした記憶あり。



いぬの師匠をはじめとしたトリコロールのR4(キャトル)チーム。
車の後ろではストーブが焚かれ、暖かかった。





R16。ドフィンとならぶと、そこはクラシック・ルノーワールド。


FFとRRっていう両極端。これもまたルノーの世界。



今年のウリ?初開催の「ルノー村」。企画としてはとても面白かったけど、
単にルノーが並べて置いてあるだけだったのが、残念。

でもヴェルサティスとか、限定発売のカングークルールなど珍しいクルマも散見されて、
見ごたえはありました。



初めての試みだから、来年以降に期待しましょう!




トラフィック。こんなクルマで仕事がしたい。
シートがいい。基本レベルが日本の商用車と段違い。


後ろの雰囲気といい、このトラフィック自体の感じといい、向こうの現場みたいでとてもステキ。



これもいいなあ、セニック2の5席。初めて見た。グランよりこっちがいい!
って、どうやったらこのクルマ買えるかな...(汗






ルノー村のすみっこにいた2台にも注目。


ラグナ3クーペ。



かっこいい。実はこの個体、何回か見たことあるけど、やっぱりかっこいい。
なぜ日本で売らない?売れないかあ...。



そして驚愕のもう1台がこれ。


メガーヌ3のクーペ!ぎょぎょぎょ!



LHDだったけど、ATだった。正規ディーラのステッカー付きなので、
日本輸入のパイロットモデルと思われる。
しかし、まあ、ちょっとでかい!
窓も小さいし、なんだか乗りにくそうな感じも。
だけど、一言言えるのは、間違いなくルノーだし、かっこいい。
これの5ドアでHDiでLHDで5MTは、欲しい。
まあそれは無理でも、1.6でもRHDでも、5ドアなら次のクルマに考えちゃう。



あと注目は並行ながらもセニック3(グラン)。あまり大きい感じがしない。
それにしても黒いモールが一つもないから、フランス車に見えない感じ。


あまり注目を受けてなかったなあ(残念)



続いてシトロエン。SMもDSもトラクシオンもいたけど、台数は年々減ってます。
まあ、雨だったからかなあ...。


SMチームとトラクシオン。相変わらずすごい存在感。
トラクシオンアヴァンは、ノルマル。ん?これってしかも戦前型?すごいな!
ちなみにこの色は初めて見た...。
これもいいつかは所有したい。ノルマルではなく、レジェでいいけど(^^;





2CV・C3・プルリエル。2CVとそのインスパイア系の3台ならび。偶然にもグレー系で統一。





銀色のC2は並行もので、この顔は日本にはほとんどいない。実は希少。





赤いXantiaは珍しい?





これも欲しい!C4ピカソの非グラン仕様。
後半デザインがまったく違う。小さいし、魅力的。






プジョーは今回あんまり元気が無かった感じ...?

でもその中で白眉がボクサーのHdi。でけえ。そして、かっこいい!
こんなクルマで仕事がしたい...。





さりげないけど、さりげあるもの。406スポール。



端正な3ボックスフォルム。美しい。これでLHDのMT。いうことない!
ちなみに後ろにいるエスパスはクワドラ。
もとのオーナーさんを知っているので、ちょっと嬉しい。まだ頑張ってたんだね!(^v^



505三台並び...。金色の505に萌え萌えでした。
また欲しいです、505。





Tipoのモディファイイラスト風の107。小さきことは美徳也。


ガラスだけのリアハッチとかは、むかしのスズキの軽自動車見たい。合理的。
シートが気になる。



何台か来ていたRCZ。こういうものを作らせると、プジョーはうまい。
伝統的に既存シャーシを用いたスペシャリテが多いのも特徴。





一時期大勢力だった206は、さすがにまだまだ頑張る。





実はこれも買ってもいいかも、なプジョーのミニバン、807。





3大メイクス以外ではマトラ・シムカ・ムレーナ。ご存知の通り、前3人掛けのMRスポーツ。




アメリカンなスポーツカー、デロリアンは5台が集合。



エンジンがPRV(プジョー・ルノー・ボルボ)のV6なので、
FBMは立派に参加できます(^^;
感動したのは、PWのスイッチ、ステアリング回りのランプ・ワイパーSWとかが、
完全に80年代ルノーのそれだったこと!






天候も悪く、翌日仕事ということもあるし、渋滞(まあ、無いとは踏んでいたけど)も心配なので、
12時ころには失礼してしまったのですが、
その直前にはしいさんの「三穴の会」のグループ駐車の場所に移させてもらい
(しいさんありがとう!)ました。


ウホッ!C5が並ぶ!
先代C5は意外なほど台数が来ていました(それでも20台はいない)が、
2.0の緑色はこの2台だけだったかも。
うーん、初めて並んだ!でも微妙に色が違うのね!






しいさんの三穴の会の駐車場は面白くて、ふつうグループ駐車はワンメイクってのが多いのだけど、
ここは新旧サンク、ラグナ、メガーヌ、R19(16S)、ダシアロガンMCV、モデュス、エスパス4、
C4ピカソ、AX、C5など、ほんとに様々(^^;
希少車もさりげなく混ざっていて、その混成具合は「ふつうのフランスの風景」な感じ!
しいさんの人柄がよく出た駐車場でした!


珍しいルーテシア1のフェイズ3のバカラ仕様と、エスパス4。
なんだか、ふつうのフランスの景色っぽい?





ちなみに今年は霧が凄いまま、結局天候は回復せず。
一時は、こんな風に向こうも見えないくらいだった。




でも霧も、雨も、フランス車には味方。
むしろ、この空気感も雰囲気を強くしてくれます。






久しぶりの参加だったけど、やっぱり楽しかったな。
このために、毎年頑張ってる。そう思っていた時期があった。
でもそれは、絶対に間違ってないな。

このまま、ずっと来られるように頑張ろう。
こんどは、変態らしい車で(汗


だけど、開催時期は多くの方が言われているように、もとの10月中旬に戻したほうがいいと
思う次第です...。



たくさんの方にお会いできて、それも嬉しかった。
これだから、フランス車趣味はやめられないのよね。


お会いできた方、会えなかった方、みなさん、有難うございました。
つぎはFFEかな?また、お会いしましょう!





>>帰りがてら、白樺湖畔で雨の中、おっさん2名でC5のグラビア風写真を撮ってはしゃぐ。






>>雨と、仏車。雨の中の、シトロエン。うん、いいね。


>>だけど、やっぱり、クルマの写真は難しいね...。


>>備忘録。マイクルマでのFBM参加記。忘れちゃうので...。
1993 サンクバカラ
1994 サンクバカラ
1995 サンクバカラ
1996 サンクバカラ
1997 アルファスッド1.2ti
1998 縦サンクGTL
1999 なんだっけ...あ、xantiaだ
2000 206XT
2001 2CV
2002 2CV
2003 2CV
2004 出してない(同乗)
2005 R19
2006 R19
2007 R19
2010 C5
あかん、これで合ってるかわからない...
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【セダン蒐集癖】Vol.246 「エキサイティング・ドレッシー」4ドアスペシャリティの終焉 3代めカリーナED

2010-11-01 | セダン蒐集癖。
週末に行ったFBM(フレンチブルーミーティング)のお話は画像の整理してないので次回にして、
今日は定例更新?のセダンコーナーをお送りしますね。



で、今日はカリーナEDです。
しかも、3代め。
だけど、3代めすらももう最近あまり見かけなくなりましたね。






カリーナEDは言うまでもなく「4ドアで背が低く居住性は犠牲にしつつもスタイリッシュさを優先」させた
4ドアスペシャリティの先鞭。
初代カリーナEDは実際にはカリーナ/コロナのシャーシは用いておらず、
セリカのシャーシに水平基調のボディに小さなキャビンで4ドアを載せた斬新なスタイリングで
爆発的なヒットを記録しました。



同じトヨタのコロナExiv(エクシブ)、カローラセレス、スプリンターマリノを輩出し、
さらに他のメーカーにも「流行」が波及。
日産はプレセアを、マツダはペルソナMS-8、三菱はエメロードで追いかける等、
スペシャリティセダンのカテゴリさえ作ることになりました。


3代めは安全対策上でBピラーを設けたり、3ナンバー化・大型化。
居住性も多少なり改善。
なによりも台形型だった2代目と異なりスタイリッシュさが増して、なかなかかっこいい。

でも、セダン自体の規模縮小、対するミニバン勢の隆盛、ユーザの実用主義化などを受けて、
このブームも21世紀を迎える前には終焉。
カリーナEDも、この3代めをもって直接の後継車もないまま、廃止になりました。

ただそれはこのジャンルの終焉が時代だけのせいではなく、このクルマ自体も大型化したり
価格が高くなったりしたという要素があったようですね。





>>リアのガーニッシュの「ED」の文字が光ったりしてましたね。懐かしい。

>>クラスが違うので議論の余地はありますけど、メルセデスのCLSや、VWパサートCCといった
「4ドアスペシャリティ」のアイデアの源泉になったのでは、という話もありますね。
あの当時、すでに実用欧州車カブレだった自分には、こんなに大きくて車内が狭すぎる
この手のカテゴリが好きになれなかったんですけど、
CLSとか見る限りでは(まあ、ボディサイズが大きいので車内はそこそこ広いんですけどね)、
いまでは、クーペのようなスタイリッシュなセダンという新しさでは、
ED、Exivなどには先見の明があったのかも、と思っています。
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