Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

見つけた懐かしもの

2006-04-29 | もの。
ミニチュアの話ばっかりですみません。





三軒茶屋に、「エコー仲見世商店街」という、昭和のにおいがムンムンのレトロな商店街があります。
その中に、青木屋なる、これまた古い玩具店がありまして、
むろん(笑)そこをのぞいてみたわけです...

そう、期待して。


...............期待?(芥川龍之介風だねW)



そう。古いオモチャがあるのでは無いかと思ったのです。



こういう商店街にひっそりあるオモチャ屋を見ると
思い出すことがあります.......
中学高校と荻窪に通っていたのですが、途中吉祥寺で降りたとき
必ず?寄る店がありました。
それが「歌川模型」。
これまた狭隘な横町にあった、風情ある模型店。
20年前ですでに貴重だった「学研(エーダイだったかも)EF65重連セット」
とかがフツウに売っていて、行くたびにオドロキの連続だったっけ。


まあ、そういうことを考えつつ、店の中を見ると.....
うーん新しいものばかり。
おじさん、なかなか現代的じゃないかW

でも、めざとい僕はみつけてしまった.....








ダイカスケール バス!


ドアが開くのです 日野RE120あたりがベースかな



ほえー懐かしい。
絶版オモチャゲット!
ドアが開くこの懐かしいバスのオモチャ、子供のころ何台か持ってたなあ。
なんだか、ウレシイですね。また会えた感じです。






.......と思っていたら、このバスのオモチャ、
<<現役>>品だよ........絶版じゃないじゃないかWWWW



>>歌川模型といえば「型紙」。
当時はいまほど鉄道車両が製品化されていなかった。
モデラーは、頑張って自作したのです。
そのときの製作ベースとして便利なのが型紙。
自分も買って、それをもとにペーパー製の車両を作ろうと頑張ったっけ。
懐かしいです。
ちなみに、歌川模型は昨年ご主人が亡くなって閉店されたとか...ご冥福をお祈りします。


>>バスの模型ついでに、もうひとつ。
いまさら手に入れた関東バスのバスコレ。
会社にバスコレコレクターがいるので、わけてもらいました。


>>ウレシイね、富士重5E。
6年間、通学にお世話になったこの会社のバスには思い入れがあります^^
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消えていった商用車~第7回~スバル編

2006-04-27 | 消えていった商用車
すっかりツキイチになってしまいましたが、
書いている本人が楽しんでいるのでまだまだ続きますよ(^^


で、今回はスバル。
個人的にも大好きなメーカーです。
昔から、やってることがひと味違う!


スバルと言えば僕はまずこれを思い出します。

●サンバー


まずご登場願うのは、
先日買ったミニカー・トミカリミテッドヴィンテージの「猪木サンバー」こと
初代サンバーの実車。1961年登場。
スバル360のコンポーネンツを用いたこのクルマは、
すなわちリアエンジン・リアドライブ。
空冷2スト、360cc。


このへんになると記憶に残ってくる、2代目サンバー。
後期型は「すろとんぐサンバー」なんてキャッチコピーだったっけ...。
R2の後期みたいな派手なダミーグリルでねえこれがまた(泣


まだまだ見られる、550ccになった時代のサンバー。
こう見ると、VWタイプ2ばりの荷室のフラットさに萌え萌えっす。
さすがリアエンジンなのだ。


でも個人的にはこのサンバーがいちばん思い出深い。
最後の2気筒モデル。でも、遅かった!空調は貧相で、
なんと2CVばりに「ファン」自体が無いモデルがあった記憶が(笑



●レックス


なーつかしぃ~。このちっこいタイヤを見よ!
ちなみに、このモデルはちゃんと!?リアエンジンでした。



●スバル1000バン


アルファスッドの原型にもなったスバルらしいセダン、ff-1シリーズの
発展型、1000シリーズのバンです。魅力的。
このフルフラットな床!まるで昔のフランス車です。
ハッチの開き方がいいですね。これでキャンプに行きたいなあ。
で、キャンプファイヤーしたい(汗


●スバル360カスタム


お尻が丸くないスバル360。もはやてんとう虫にあらず???
個人的にはこのユーティリティ感がスキ。
不格好さも...またいいねえ。



●初代レオーネバン


先日、レオーネの記事書きましたが、この初代レオーネバンも捨てがたいですね。
やたらめったら腰高。東欧のクルマみたいな感じ...ウットリ。



>>サンバーはいまでも「伝統の」リアエンジンですが、
バンがまた、乗るとオモシロイ。
リアから聞こえる、不釣り合いなほどのスポーティなエンジンサウンドが
ハコの中に共鳴して、なかなかいい音出すんですねえ(笑

>>そうそう、レオーネバンは最後は、日産のOEMでADバンの名前変えただけ
になっっちゃったんですよね...哀しかったなあ。
コメント (14)
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1/64にプチはまり

2006-04-25 | もの。
コレクターではないんです、自分。
集めるということ、あんまりしたことないんです。

ところが、最近「あるもの」にちょっと興味津々、プチはまり状態です。
それが、1/64サイズのミニチュアカー。
しかも、国産の古めのクルマ限定です。


コンビニで何気なく買っていたコナミの「絶版名車コレクション」が、
気が付くとそこそこの台数になっていました。
で、こうして増えてきたクルマを並べてみると、昔の街が目に浮かぶよう...なのだけど
Z、117クーペ、ベレット、レビン、コスモスポーツ、などなど、
「スポーティ車ばっかり」なのですね。これはちょっとおかしい。

ところが、販売される車種がどんどんマニアックなものになってきて、
こりゃー面白いな、って事になりました。
「コスモAP」「バイオレット」とか出してきちゃって、
自分にはツボなんですね。



で、ヤフオクですでに街では入手出来ない
「ふつう系」の絶版名車コレクションを集めだしていたのですが、
ついには高いからあえて避けてきた「トミカリミテッドヴィンテージ」にも
手を出してしまいました。

で。このシリーズ、かなりキてます。
どちらかというと華やかな車種よりも、当時のスタンダードを出してくる。
ベレットもGTじゃなかったり、クリッパーダッツントラックなどの商用車も多いし、
最近は猪木サンバーとか出てたりでもう大変な状態です。

で、とどめが「バス」。日野RB10
ええ、ええ。むろん買いましたよ(爆

で、こうなるわけです。
うーん、イイ!ふつうのクルマばっかりです!









>>いま、全部で25台くらいあります。
持っているクルマのラインナップからすると昭和51年くらいを再現できる感じ。

>>うーん、こうなってくると道路やガードレール、たてものなども
欲しくなってくる...
だけど1/64のシーナリーなんて見たことないし、情景ストラクチュアも無い。
どこかで発売しちゃったら、ヤヴァイっすね(汗


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春のいろ

2006-04-24 | ズバリその他のこと。
今日は、目に痛いほど鮮やかな「春のいろ」をお送りいたします^^
撮影地:等々力緑地にて。













>>うーん、花の写真は難しいです(泣
コメント (3)
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文化学院を見に行く

2006-04-22 | できごと。
お茶の水に、文化学院という学校(人文系専門学校)があります。

建築家の西村伊作が、与謝野鉄幹・晶子夫妻らの協力を得て設立した文化学院。
創立時の木造校舎が関東大震災で消失したため、
昭和12年、現在残るこの鉄筋コンクリート4階建ての校舎が完成しました。
しかし、この校舎が老朽化を理由に、解体されることが決定。
今年4月、最後の入学式をもって、校舎の使用を終了したとのことです。

勤務地が長年この界隈の僕には見慣れたたてものだったのですが、
そういえば写真を撮っていなかった...と思い、
代車サンク君で早朝に向かいました。




どうか壊されていないように...と祈る気持ちで着くと、
まだ建っていました。特徴のアーチ玄関は塞がれてしまい、
素敵な中庭は見ることが出来ませんでしたが...。



文化学院は、菊池寛・堀口大学・芥川龍之介・菊池寛・川端康成
小林秀雄などの著名人が教壇に立ち、
そして寺尾聰・とよた真帆・南田洋子・石井竜也といった数多くの有名人を輩出しています。

つたの絡まる、歴史あるこの校舎も、きっと彼らを見届けてきたのですね。
修復費用がかかるから、ということで取り壊しだそうですが、
14階建ての高層ビル(を建てるお金の方が掛かる気がするんだが...^^;)
に変わってしまったら、何かとても大きなものを失ってしまうのではないかと
部外者ながら危惧してしまうのです。



>>このあと、この近所のたてものをちょっと見に行きました。
まずは、ドラマでもよく交番として使われることがあるという、
ほんとに元派出所の猿楽町町会詰所。



引き続き、これまたすぐそばにある神田女学園。昭和10年築、これまた歴史あるたてもの。
ここも立て替え...らしいのですが...


>>で、その向かいのカトリック神田教会で今朝の探索は時間切れで終了です。
また巡りたいです。こんどは復興小学校とかに...。


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穀雨

2006-04-21 | 思うこと。



今日の東京はどんよりとした曇り空で、その雲は時折ざあっという音と共に驟雨を降らせています。

でも、ちょっと涼しげな朝なので蒸し暑くもなく、風も冷たいほどで寧ろ気持ちよい感じです。


4/20前後を、二十四節季で「穀雨(こくう)」と言います。
今日の雨は、そこまでの量ではありませんが、まさに穀雨。
新緑もしっとり潤い、とってもキレイです。


「穀雨」の漢字の通り、穀物を潤す雨...田植えや種まきを終え、
それを育むように降る春の雨。
穀雨が終われば、季節は夏に向かいます。
気温も初夏の陽気に近づいていくのですね。



ところで。
日本の美しい「季節」、春・夏・秋・冬にも、語源があるそうなのです。

「春」は、「はる」=「はる」。樹木や草が芽生える=「発る」季節。

「夏」は、「なつ」=「ねつ」。暑い時期=「熱」の季節。

「秋」は、「あき」=「あか」。樹木・草が染まる=「紅い」季節。

「冬」は、「ふゆ」=「ひゆる」。すべてのものが冷たくなる=「冷ゆる」季節。


ああ、日本語って美しいですね(^^
語源のひとつひとつにも、季節を思う気持ちがあるような気がします。



>>実は、語源には諸説あるようで、例えば夏などの場合
「暑(あつ)」が転じて、「夏」になったとする説、
「生(なる)」が転じて、「夏」になったとする説などがあるようです。




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春の日曜、雨の朝。

2006-04-19 | トイプードル様
この間の日曜は、朝から雨模様。
ここちよいけだるさが、むしろさわやかな朝でした。


ie家はアニスが来て以来、土日も早起き気味。
なので、この日も8時頃に起きました。
以前なら考えられなかった事です。



アニスはいつも通り、みんなに合わせて起きます。

まずは大あくび。ぶるぶる、びよーん



さあ目覚めたよ!散歩に行こうよ!




ということで、こんなに気持ち良い朝、出かけないわけに行きません。
早速、お出かけです。


今日のお散歩の場所は、ココ....

え?ココが散歩の場所?

そうなのです!
なんと、この道(環八)の下に...




こんな渓谷があるんですよ!
ちなみに奥の方に見える橋が、環八です。

この等々力渓谷、雨に煙る新緑をわたる風は
とても環八が上に通ってるなんて思えないほど。


春の日曜、雨の朝。しっとりとして、とてもとても気持ちが良かったです。



>>ところで。
最近困ったというかウレシイというか、
ついに家の階段を上り下り出来るようになってしまった...。


これで家の何処にでも行けるねえ。うーん...^^
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ウレシイ代車キターーー

2006-04-16 | ルノー19。
いよいよ、オートマトラブルを抱えていたルノー19(ディズヌフ)を修理に出すことにしました。


迷いに迷った。
オートマオーバーホールか?マニュアル化か?
それともサンクの3速オートマに換装か?

いろいろ考えたのですが。
その結果....



渋子のオートマをオーバーホールすることに決めました。




そしていよいよ修理に出しに、
ルノー19を預けることにしたのです。
場所はヨコハマにあるTモーターサービスさん。
期間は一ヶ月くらいかかるかもしれないとのこと。またクルマ無しの生活だな、
って思っていたんですが、なんと、代車を貸して頂けるとの事でした。


その代車は、なんとコレ....






















そう......もうおわかりですね、ルノー5(サンク)なのです!
これはウレシイですね。





















で、今日の車庫はこんな案配に(^^;



ちなみにサンクは1.7のAT。小さなボディに1700ccでぐんぐん走ります。
.........いいなあサンク........ヤヴァイなサンク........
ルノーの原体験だからなあサンク...........
自分の一部分みたいだなあサンク..........
しっくりくるなあサンク.........



>>またまた猫澤氏ラグナをちょっと預かっています。


>>あ、ご心配なく...!? 渋子を手放すつもりはまったく無いです~(^^



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アメリカン・ルノー

2006-04-14 | ルノーな話。
こんな売り物見つけちゃった.....

ドキドキドキドキドキドキドキ.......


ルノー25GTX!だ!





ルノー25はルノーのフラッグシップで、
現行のヴェルサティスの2世代前のご先祖さまにあたるモデルです。
日本でも、JAXで正規輸入され、
「ミッテラン大統領が乗る車」のキャッチコピー?で売り出されました。

GTXは廉価版。ルノー21TXEと同じ2.2LのPRV製直4を縦置きに積むFF車です。
4.8M×1.8Mになんなんとするフランス車では当時かなりの大きさだったボディに
小さめの直4、内装も布シートで「ドンガラ感」溢れる魅力的な1台です。
シートは、もう、ごめんなさい、ってくらいの「まろやかさ」。
バフン!と沈み、でもシートがひたひたと身体をくるむアレが味わえるのです。
うーん.........欲しい.......(またルノー19が嫉妬して壊れるなW


で。話はちょっと変わるのだけど、このヴァンサンクを見てたら、
ルノーがアメリカで売られていたときを思い出しちゃったりして。

ルノーが、アメリカで?
そうなのです。
ルノーは1978年、AMC・アメリカン・モータースと業務提携を結び、
ルノーの販売が弱かった北米大陸への進出を果たしました。



そしてアメリカン・ルノーが誕生したのです。
まずはルノー9のアメリカン、その名はAMCアライアンス。


ちなみに元のルノー9の姿はこれ。



それが...

ここまでアメリカ~ンな姿になるから面白い!






ルノー9のハッチバック版・ルノー11のAMCバージョンはアンコール。

ハイパフォーマンスモデルに「GTA」なんてのもありましたっけ...。



そして、ルノー21の北米仕様、イーグル メダリオン。

なんか、ものすごく初代レガシィに似てます(笑


メダリオンは1987年にAMCがクライスラーが買収されたあとは
ルノーメダリオンとして販売されていたようですが、詳細は分かりません。




ここまでは、比較的「原型を留めて」いますが、ルノー25のアメリカバージョン、
その名もイーグル・プレミアおよびダッジ・モナコになると、
こんな姿になります。















うひゃー



ルノー25をベースにセダン化。デザインはなんとイタル(ジウジアーロ)。
1988年から1992年までの短命モデルでしたが、クライスラーのセダンの代名詞みたいな
「モナコ」がフランス車ベースだったのはちょっと面白いです。
エンジンはAMCの2.5L 直4と、ルノー25と同じPRVのV6(でも、3L)でした。



>>AMC-イーグルは、いろんなクルマのバッジエンジニアリング的要素が強く、
イーグルタロンは三菱エクリプス


イーグルサミットは、三菱ミラージュ。

クライスラー-三菱のツナガリを感じさせますね。


>>日本でもメジャーな「ジープ」ブランドは今やクライスラーのものって感じですが
ほんとAMCが1970年代初頭に持ったものなんですよね。ブランドの変遷って難しい!
コメント (12)
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鉄道コレクションpart2

2006-04-13 | もの。
前回も紹介しました、「いい(凄い)時代になったなあ」と思わせる食玩、
それが「鉄道コレクション」。
まあ、シビアに言えば食品は付いてないのですけど(^^

いよいよ第二段が発売されましたので、いくつか買ってみたのでした。
そこで、出てきた中からお気に入りをご紹介。




熊本電鉄121。もと南武鉄道(のちの南武線)の車両です。
国鉄に買収された南武鉄道に在籍した41両のうち、15両がこのモデルの原型となったモハ100型。
一旦買収国電となりましたが廃車となり、
うち10両が地方私鉄に転じましたが、この熊本電鉄121もそのひとつです。
南武モハ114→国鉄クハ6003→熊本121(入線の際、再電動車化)
あまり作り分けのないこの鉄コレにあって、ちゃんと二段窓化してるのが凄いです。




琴電81。同じく、もと南武鉄道の車両。
もとモハ101(大正15年製)→東濃鉄道→琴電81(制御車化)。
鉄コレ初の制御車(モーターの無い車両)で、南武100形1・2次車特有の
お椀型ベンチレータを再現。




琴電62。見た目は近代的だけど、シャーシはなんと大正2年製。
京浜電鉄デ37号がルーツ。その後琴電へ譲渡されたのち、
車体のみ昭和28年に自社工場で作り直したものです。



>>それにしても...コンビニで元南武車が420円(税込み)で売ってるってのは...
いったいぜんたいどうなってやがんでぃ(嬉

>>ちなみに、このモデルたちの実車はすべて廃車済みです...。
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2006-04-12 | 江戸時代に憧れる。





3年前、福井で行われたフレンチトーストピクニックに行ったときのことです。
イベントを楽しみ、帰りは嬉しい後泊をしました。
場所は、白川郷
合掌造で有名な場所です。

民宿は無論、合掌造を選びました。
歴史を感じるたてものの中で美味しい夕飯を頂いたあと、僕はR18&R4乗りのKT君と
宿の近くにある公共温泉に歩いていくことにしました。

5月の夜ですが、少し肌寒い中を宿の外へ。
街道に出て、僕らははたと気が付いた。
信号機やその周囲の街灯、それとわずかな家々の明かりが目立つほどに真っ暗なのです。
山間部ならどこでも...かもしれません。
でも、観光地で、昼間はそこそこの密集した家々のあるエリアなのに
想像以上に暗かった。


僕はふと思った。
薄ぼんやりと路面を照らし出す家々の明かりに反射して僅かに浮かび上がる
江戸時代から建つたてものと、それ以外を包む夜の重々しい帳。
それらがもたらす、まるでタイムスリップしたような錯覚とともに。



...闇がある。この町には、江戸時代のままの闇が。



このたてものたちが見てきたその昔、
ひとびとにとって闇はどれほど恐ろしいものであったか。








想像しただけでも怖いです。
今の時代だって、電灯もない夜道は怖い。
山道など歩けません。
でも昔は、街も真っ暗だった。
路面を照らすのは月か、提灯くらいなものだったでしょう。
柳は風に揺れ、木々はざわざわと囁くように葉をかすれさせる。
行く人もいない。
闇は、人々の恐怖心をかき立てた事でしょう。
何が出てもおかしくないと思ってしまう。


そして、実際、闇には何かがきっと潜んでいたに違いないと思うのです。
もし今住んでいる街のあかりがすべて消えたら、どれだけ怖いか...
まあ、一番怖いのは魑魅魍魎ではなく、闇を利用して悪さする人間だと思うのですが(^^;




>>宮部みゆきの作品の中に、「幻色江戸ごよみ」という珠玉の短編集があります。
12編のストーリーに生きる、ごく一般的なひとびとの暮らしを怪異的なストーリーで
まとめた、大好きな本です。

>>この中にも、「闇」は効果的に使われています。
闇が怖いと直接的に書かれているわけではないのですが、
でも闇が人々にもたらす恐怖心、闇が生み出す不安感などが描き出されてます。


>>あ、ちなみに白川郷は夜が怖いというわけではありませんので、ご心配なく!

コメント (7)
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悩み~depuis1989

2006-04-11 | もの。


僕はド近眼です。
なので、コンタクトレンズを常用しています。
最初が高3ですから、もう15年以上は使っていることになります。
そう思うと長いもんだ。


だけど。今でも困ることが有るんです。
それは、左目に未だに上手に装着が出来ないこと、なのです。

右は、指や眼窩が濡れていても、見開かなくてもちゃんと付けられる。
目に張り付いた「プチッ」って音と共に。
でも、左目は入るときはぱっと入るけど、
基本的にはすっごく時間が掛かっちゃう。
右目のほうは上手に入るコツがワカル。
指の角度、目の向き、目の開き方。
だけど、どうしたものか左目は今でもそのコツがワカラナイんです。


要するに、上手にはいるときは偶然。
次回はそのコツが分かっていない以上、上手に出来る保証がナイ!


........もう15年以上は使っていることになるのに(泣



>>なんか左目にはキレイに張り付かない感覚が有ります。
どんなに潤わせても。
なんか左目はコンタクト嫌がってるのかな...なんて思うことしばし。
右目でうまく出来る方法をもってしてもはじかれちゃうようで、ねぇ...。

>>あ、でも今日はコンタクトです。3分かかったけど(泣

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こんな感じで暮らしています(3)

2006-04-09 | できごと。
一時的ですが。
昨日今日と、こんな感じで暮らしていました^^







ラグナは、先日やってきた猫澤号。
ちょっとだけ預かったので嬉しくてパチリ。
それにしても
ルノーサルーン2台入りの車庫って...一体(笑





>>いやーほんとにラグナ、イイ!
実家への帰省にお借りして走りましたが、ちょっとサスが抜け気味以外は
直進性、まったり感、しっとり感、すべてがちゃんとルノー味。
柔ら過ぎず硬すぎずのシートも、アンコしっかりで
でも闇雲に沈まない「受け止め型シート」でこれまた濃厚ルノー味。



>>これは、癒しカーだね!
ドイツ車の「守られている感」とは全然ベクトルの違う、
胎内回帰?的な安心感。これぞフランスのサルーン。
デザインもとっても綺麗な面の張り。
ありがと!また乗せてね♪

コメント (10)
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爆笑!テレビ欄占い

2006-04-07 | ズバリその他のこと。
ちょっと最近流行っている?
テレビ欄占い

早速、やってみた...やべぇ、これ面白すぎw

「テレビie」

5:30 ieモンTV 激安ieと旅行▽神保町で中谷美紀が
7:10 英会話 ie体当たりレッスン
7:30 ieと子どものテレビタイム
8:00 モーニンie 久保田利伸、東京都知事に立候補▽井上晴美さんのライター盗まれる▽キリマンジャロ
9:25 (S)ボイス 堂本剛と生稲晃子、ほくろを語る
11:15 やりくりie研究所 内職探しの注意点
11:30 (N)(天)◇45(N)
0:00 突撃ie 結婚秒読み宮沢りえ登場
1:00 手話(N)
1:05 (S)白っぽい烏(再)
1:45 (字)いきいきie(再)
2:00 満点! ieテレビ タヒチを10倍楽しむ▽村長記念館・幻の革靴…いくつご存じですか?▽5代目主人が作るこだわりめんこ▽(N)▽中継…岡山商店街▽おしゃれ子豚
4:00 ワイドieでーす(N)(天)▽1匹見つけたら100匹いる!ie退治の盲点はココだ▽静岡の大物登場▽滋賀味めぐり▽ほく毛や理科がめだかやふかづめに変身!?▽豚の多摩煮ほか
6:00 天才ieくんワイド▽ナマ放送・ミニスカゲーム大会▽ミュージック▽アニメ
6:45 不思議な鼻毛物語 「父とチョコレート」(後)
7:00 暴れん坊 ie「大岡裁きで電柱!」 和田アキ子 片桐はいり 井森美幸ほか
7:54 (S)オリンピックの事件簿「かき氷が黒っぽい、深まりゆく謎」 蟹江敬三 ちはるほか
8:48 (N)
9:00 ドラマ・永遠に小ぎれいie 「スヌーピーは超美しい」 鈴木ヒロミツ 柄本明 堂本剛ほか
9:54 (S)ニューススポッティング 9時54分ですよ▽ie意味深発言の波紋▽気になる野球の結果▽松本孝弘のぶらり旅お、おいしそう名古屋街道で
11:00 (S)ieZ 「石田ひかり真剣お見合い あらら気持ち悪いわ」
11:30 佐藤浩一のNEWS123 鈴木京香ほか
0:20 (N)
0:25 ieエクスプレス ブラ珍バイクの旅▽0:55都知事精鋭▽1:25府知事王国
1:57 (S)「スパゲティーの輝く夜に」 鈴木一真 神田うの
3:35 竜雷太のミッドナイト理科(3:50終了)


ieさんの平均視聴率は、16.3%、
テレビ局タイプは、日本テレビ系列です!
日本テレビ系列さんの性格

手先が器用で、何かを作るのが大好き。作るものには独特の味わいがあります。
ほのぼのとした雰囲気を持っていて、人に嫌われることはありません。
最初は人見知りしますが、結局は誰とでも仲良くなれます。
色々な人に助けてもらえますし、あなた自身も、他の人のためになることが自然にできます。
家庭を大切にするのも特徴です。




だそうです...
テレビ欄の番組と出演者、書き方が最高です。
「神保町で中谷美紀が」
「久保田利伸、東京都知事に立候補▽井上晴美さんのライター盗まれる」
「堂本剛と生稲晃子、ほくろを語る」
「1匹見つけたら100匹いる!ie退治の盲点はココだ」
「かき氷が黒っぽい、深まりゆく謎」
「スヌーピーは超美しい」
「ieエクスプレス ブラ珍バイクの旅」
わはははははははw




>>ちなみに、一番好きなのはNHKです^^
コメント (6)
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レオーネが気になる

2006-04-06 | くるま。
スバル レオーネ
もはや、無くなってから随分たってしまった、レガシィの前身です。
正直なところ、大好きでしたし、今でも好きです(爆



なんでレオーネの話?かと申しますと、
先日2代目レオーネのハードトップを見たのです。


↑これ

シビレタ。かっこいい。
妙な前進姿勢、FFらしいプロファイル。
何より、エンジンがOHVのフラット4というのが
タマンネ。


セダンもいいね


2代目レオーネといえば、
今のレガシィに受け継がれる「ツーリングワゴン」を初めて設定した車種です。


↑これ 好きだったなあ

ワゴン=商用車ぽいと見られて不人気だった市場に、
「ワゴンは新しいスタイルのクルマの乗り方」であることを
それまで以上に広めた立て役者でも有りますね。



2代目のバンもかなりシブい。この青いボディ懐かしい^^



そして馴染みが深いのが、3代目レオーネ。





直線基調のデザイン、実直でそこそこ広い車内、
フランス車みたいなダッシュボードなど、今見てもとっても魅力的です。
現在のレガシィなどよりもドコドコ音・鼓動感が強いエンジン、
細いタイヤ・高いハイトなども今のクルマには失われてしまった感覚ですね。
これのセダン、FF、マニュアルなんてシブいなあ...
って、僕は気が付いたらセダン・マニアになっていたようです(笑


>>3代目レオーネといえばエアサス!?
これが良く壊れるのでしょうか?
ヘンに斜めに傾いて走るレオーネ、良く走ってたなあ...^^


>>スバルは今でも孤高のメーカー。
レガシィに較べても、今以上にレオーネは
当時から他の国産車とはどこか雰囲気が違っていましたね。
それはいすゞのように外車っぽいという事ではなく、
ジャパン・オリジナルでありながらもどこのメーカーにも
真似出来ない特徴とたたずまいを持っていました。

>>そうそう、有名な話ですけど同じくFF・フラット4のアルファロメオ、
アルファスッドの設計は、レオーネの前身・スバルff-1に影響を受けていました。
低重心のフラット4エンジン、バネ下重量低減を劇的に実現するインボードディスクブレーキ
などなどは、そのままスッドの特徴になりました。凄いですよね。


>>スバル様、どうか、トヨタの血が混ざって変な色気を出さないで欲しいです。
特徴を失って低迷する、サーブ(同じくもと飛行機メーカー)のようには
決してならないように...。

コメント (18)
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