ニュースで、代ゼミが27校→7校に縮小と報じられていましたが、世の中の移り変わりを感じます。
その分 他の大手予備校はちょっとだけほっとしているかもしれませんが。
今期より新聞将棋(毎日新聞)を事前に勝敗の結果を見ないようにして楽しんでいるが、なかなか好局が少なかった。
渡辺VS深浦戦は大熱戦の好局だったがこれは たまたまヤフー知恵袋を見たとき渡辺2冠 順位戦で2連敗と不調ですが・・・というような見出しを見てしまって
半減してしまいましたが。
今回取り上げる(現在掲載中) 広瀬VS行方戦も読みの力を試すのにもってこい。
今日の観戦記で下図のような局面から2手しか進めていなかった。(観戦記は、椎名 龍一さん)
▲先手 広瀬八段 △後手 行方八段
普通ならここで▲6一金△同銀▲同竜と迫るのが普通だが ▲6一金が悪手で▲5二金が正解とのこと。
本譜は、▲6一金△同銀と進んで▲同竜と銀を取らなかった(参考図) その理由をお考えくださいと観戦記に書いている。
読み切れれば行方八段や広瀬八段と同等の終盤力と持ち上げている。
格好の問題だということで考えてみた。いっしょにお考えください。
------以下は私の読み----
後手陣は、即詰めはないが受けていてはぼろぼろ取られる雰囲気、ここで一気に加勢したいところ
そこで△7九銀▲7七銀△8八銀成▲同銀(△同王は、△6七金とか絡まれる)△7八金▲7七銀と進むのが予想されるがここで△9六桂がひらめいた。(参考2図)
いかがだろうか 以下▲同歩△7九金打(参考3図)と進めて後手勝ちのよう思えた。
これで▲7九銀なら△8九金とすり込んで△9七に桂馬が打てるので即詰みかと思う。
以上が読み筋だが間違っているかもしれないが明日の新聞待ちである。
*:8/28の新聞で、ほぼまるまる正解だったので、納得。なお行方8段は、数手前にこうなると勝ちがあることを読んでいて、広瀬8段は、直前に気がついたようだ。
そこで広瀬8段は、6一飛成と銀を取れずに6三角と指して以下 変調な手順で急激に終わってしまいました。
棋譜は、以下で確認してください。
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=80080
最後の行方さんの決め方も見事でした。
------以下 詰将棋----
詰棋通信No.31は、大山名人作が多かったがちょっとだけ目についた作品(今回はあまりこれはという作品がなかった)を2つほど そしてプチアレンジを加えました。
これは、よくある手筋 実戦形だが実戦では1筋に歩が立たないのでなかなかこの筋は生じない。
プチアレンジしましたが元のほうがいいかとも思う。
追加で、通りすがりさんからこの詰将棋が連想されたといただきましたので掲載します。
言われてみれば全く同じ収束ですね。
それではもう一題
これは多分 平凡な作品だがちょっとだけアレンジ まあそれでも平凡作は免れないが