老いるということ

2024年03月15日 21時12分40秒 | 介護
 早いもので3月も半ば。
 
月日が経つのが本当に早いです。
 
お天気は今日も快晴で、気温は18.9℃。
 
きっと外に居たら暑いくらいの気温ではなかったかと思いますが、私はお洗濯物を干す以外は外に出ていないのでわかりません。
 
 
 
 
 
 今日の果物
 
多過ぎるのでグレープフルーツを半分にしました。
 
それに1個食べると結構刺激が強いですね。
 
 
生けていた桜も散ってきましたので、片付けました。
 
 
 
 今日の母はやはりいまいち。
 
先週の1週間で体重が2kgも落ちました。
 
家でも食欲不振気味ではありましたが、ショートではもっと食べてしなかったようです。
 
ひとつの理由として、緑内障の内服薬のせいではないかと思います。
 
このお薬を飲むと食欲不振になります。
 
でも、それも今日で終わり。
 
今日もいつもの金曜日を過ごしましたが、ほぼほぼベッド。
 
朝7時のヘルパーさんの時にはお台所に来ましたが、2時間後にはベッドへ。
 
午後からは1時半から看護師さん、4時からリハ、5時半から夕方のヘルパーさんが来て下さいました。
 
リハの時、がんばって歩く練習はしていましたが活力なし。
 
リハの方が「又、怒るかもしれないけど、私はいろいろなご家庭に行くからよくわかるけれど、本当に恵まれているよ。娘さんとこうして自宅で過ごすことが出来て、よくしてもらって・・・」と母に言われていました。
 
でも、しんどさは本人にしかわからないですし、年を取ると言うことは多分想像以上に大変なことなのではないかと思えます。
 
身体の自由が利かない。
 
好きな時に好きなことが出来ない。
 
誰かに頼まないといけないわけですが、さっと思うようには動いてもらえない。
 
ショート先では特に「ちょっと待ってね」と言われたら最後、来て下さらないことも多いようで・・・仕方がないですね。
 
母が亡くなったら老衰による大往生になるのかもしれませんが、そばで看ているとやはり安楽な生ではないと思います。
 
子供のいない母の友人二人がいきなり亡くなりました。
 
ひとりはお風呂場での転倒。
 
ひとりはブザーひとつで救急車が来てくれるように準備を整えていましたが、使うことなく亡くなりました。
 
近所の方は息子さんと2人暮らしでしたが、やはりお風呂で亡くなりました。
 
少し前までは「まあ、お気の毒に」と言われていましたが、今の時代はこのような死に方を「羨ましい」と言うようになりました。
 
あまり人にも迷惑をかけることなく苦しまないで逝くことが出来たからだと思います。
 
ピンピンコロリは患っていなかったのに朝起きて来なかったとか、畑で亡くなっていたとかそういうケースなのでしょうが、あるいは母がよく言っていた食後に「御馳走さまでした」と言ってそのまま亡くなってしまうとか。
 
こういう場合は心筋梗塞
 
ピンピンコロリも努力すれば可能だとドクターが言われていました。
 
日頃からの節制し健康的な生活をしていれば・・・だそうです。
 
以前働いていたホスピスでドクターが言われていました。
 
「人間、生まれる時と死ぬ時、少し苦しまないといけない」
 
がんの患者さを多く看取ったドクターはがんで死にたいとよく言われていました。
 
死ぬまでに時間があることと痛みはコントロール出来るからだそうです。
 
痛みのコントロールも医師の腕によると思います。
 
このドクターは非常に上手でしたので、患者さんは最期まで穏やかそうに見えましたが、でも、倦怠感などは半端なくあったかもしれません。
 
わかりません。
 
母は長生きしていますが、決して楽ではないと思います。
 
やはり老いて行くことは大変なことだと思います。
 
身体の自由もなくなり、言いたいことも言えず、言っても理解してもらえず。。。つまりしてほしいことがしてもらえない。
 
母は一生懸命話すのですが、聞いても聞いてもわからない。
 
入れ歯を外していますし滑舌も悪い。
 
この厳しく過酷な道を自己を律して生きて行くことは一朝一夕には出来ないことだと思います。
 
母は忍耐強くよくがんばっていると思います。
 
これ以上長生きしてとはとても言えませんが、母は死にたいと思ってはいませんので(生きたいとも思っていないと言いますが)、少しでも楽なようにしてあげることが私の務めと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 




★致知一日一言 【今日の言葉】2024.3.15

 

これは大変だと思うような逆境や苦難でも、
何があっても前向きに捉える。
そういうポジティブマインドを
強く持っている人が運を掴むのだと確信しています
━━━━━━━━━━━━━━
鈴木茂晴
(大和証券グループ本社名誉顧問)
○月刊『致知』2024年4月号
特集「運命をひらくもの」【最新号】より
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

★致知出版社の「ご縁メール」 

 

≪長嶋茂雄のフルスイングの意味≫

 

最新号の表紙を飾っていただいた
さだまさしさんは、プロ野球選手の
長嶋茂雄さんの大ファンだそうです。

以前、長嶋さんに会う機会があった際、
ある質問をされたそうで、
その答えが、いまも、さださんの
心に中にずっと残っているとか。

そこで本日は、最新号から
「全力」にまつわるくだりをご紹介します。


取材の様子はこちら
─────────────────

【さだ】
僕は長嶋茂雄さんが大好きで、以前お目にかかった際、

「選手時代、ヘルメットが飛ぶくらいに
 フルスイングをして三振したのはなぜですか?」

と質問したんです。長嶋さんは何とおっしゃったか。

「後楽園球場に何万人ものお客さんが観戦する中で、
 一生に一回しか見に来ない人もいる。
 その人の前で、元気のない長嶋を見せたくない。

 人間、好調の時ばかりじゃなくて、不調の時だってあるでしょう。
 ダメならダメなりに、長嶋は打てなかったけど、
 一所懸命やっていたと思って帰ってもらいたいから、
 たとえ当たらなくても思いっ切り振る。

 そうすると、偶然当たったりするんだよ」


この言葉にいたく感動しました。

僕の仕事も全く同じだなと。

いま自分にできる精いっぱいを込めて
生きているのは確かですね。


【鈴木】
1回1回のステージに全力を出し切ると。


【さだ】
僕はこれまで4,623回(取材時点)のコンサートを重ねてきて、
手抜きをしたことは一度たりともありません。

きょうできることはきょうしかできない。

明日もできる保証はありません。

ですから、僕は「惜しむな、惜しむな」
って自分に言い聞かせながら、
すべてのステージは1回しかないという思いで立っています。

特に70歳を過ぎてからは体力の衰えも感じますし、
身近な人が亡くなる経験もしていますので、
このコンサートが俺の最後のコンサートかもしれない。

恥ずかしくないように、
出し惜しみせず一所懸命やろうと心懸けてきました。

これからもその姿勢を貫いていきたいと考えています。




 
 
 
 
 
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シュタイナーの「薔薇十字会の神智学」


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こんにちは。バラ十字会日本本部の本庄です。


東京板橋では、ハクモクレン、ボケ、コブシが咲いています。

本格的な春ももうすぐですね。


いかがお過ごしでしょうか。



━…………………━
文章を以下に転載していますが、シュタイナー教育の様子や人智学協会の建物とオーディトリアムの写真などが掲載されていますので、下記のリンクをクリックして、公式ブログでお読みください。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1108201&c=3304&d=ed84

(神秘学とシュタイナーについて|神智学と神秘学の違いについても解説)
━…………………━


◆ 神秘学とシュタイナー

オーストリア出身のルドルフ・シュタイナー(1861-1925)は、文芸、哲学、教育などの幅広い分野で活躍した有名な思想家です。

あなたももしかしたら、彼の本をお読みになったことがあるかもしれません。



シュタイナーは多くの本を書いています。

その中でも特に有名なものに『神秘学概論』、『薔薇十字会の神智学』があります。


そのため、神秘学と神智学はどのように違うのかという疑問をお持ちになる方が少なくないようです。


◆ 神智学と神秘学の違い

・ 辞書での意味

「神智学」という言葉は、辞書(Oxford Advanced Lerner’s Dictionary of Currnet English - 8th edition)によれば、広い意味と狭い意味の2つがあります


1.      瞑想や祈りなどの手段によって、神のことを知ろうとする宗教的な思想システム

2.(Thesophy)1875年にニューヨークで開始された宗教的なグループ、神智学協会(Theosophical Society)の信念



一方で、「神秘学」という語は、この同じ辞書によると、次を意味しています。


神や真実についての知識は、論理や感覚を通してではなく、祈りや瞑想を通して見いだされるという信念。

(いずれも、辞書の文の日本語訳は筆者)



ですから、神秘学は必ずしも宗教的ではないなどの細かい違いはありますが、広い意味での神智学と神秘学は、よく似ていることがわかります。


参考記事:「神秘学とは? 神智学との違い。歴史上有名な神秘家と古代の神秘学を紹介」

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1108202&c=3304&d=ed84



・ 語源から言うと

一方で、この2つは語源から言うと、かなりの違いがあります。

「神智学」(theosophy)という言葉は、ギリシャ語の「神」(theos)と「知恵」(sophia)の組み合わせからできています。

ですから、大雑把に言えば、「神についての知識を探究すること」を意味します。



一方で、「神秘学」(mysticism:神秘哲学)には「神秘」という言葉が含まれますが、英語で神秘を意味するミステリー(mystery)という語の由来は、ギリシャ語の「ムオ」(muo)という動詞と「テリア」(teria)だという説が有力です。


「ムオ」には、口を閉ざす(秘密にする)とか、目を閉じるといった「閉ざす」という意味があり、「テリア」は「祝祭」を意味します。


ですから「ミステリー」とは、「秘密が伝えられた祝祭」、つまりエレウシス神秘学派などの古代の神秘学派が収穫祭などで行っていた、特定の人だけが参加できる儀式(密儀)のことを元々は意味していました。



説明すると長くなりますので、今回は説明を省略させていただきますが、古代から現代まで、神秘学派では真実の探求と儀式には深い関わりがあります。


参考記事:「神秘学派とバラ十字会」

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1108203&c=3304&d=ed84


◆ 『薔薇十字会の神智学』について

『薔薇十字会の神智学』について。あなたにわかりやすくご紹介させていただこうと考え、英訳本と照らし合わせながら、じっくりと目を通しました。


ちょっと固い話になってしまうかもしれませんが、おつきあいください。


・ 「知」についての連続講演

「バラ十字会では神智学(theosophy)を教えているのですか」というご質問を、ときおりいただくことがあります。

そこで、このことについてまず、ご説明させていただきます。



この本はシュタイナーが、ヘレナ・P・ブラヴァツキーが創設した神智学協会という団体に所属していた1907年に、この協会の会員に向けてミュンヘンで行った連続講演をまとめたものです。


最初の講演でシュタイナーは、このように話を切り出しています。


「この一連の講演の題名は、『バラ十字的な方法による神智学』だとお伝えしてきました。」(The title of this course of lectures has been announced as ‘Theosophy according to the Rosicrucian Method’.)(日本語訳は筆者)



ここでの「神智学」という言葉は、その後の本文の流れからも分かりますが、「知」(wisdom)という一般的な意味で使われています。


たとえば私の手元にある英訳書(J. Collis)では、そもそもこの本の題名が「バラ十字会員の知」(Rosicrucian Wisdom)と訳されています。


ちなみに、この3年後の1910年にシュタイナーは、神智学協会を退会して、人智学協会(Anthroposophical Society)を創設しています。


・ バラ十字会の「知」とゲーテ

この本の第一章「叡智の新しい型」でシュタイナーは、バラ十字会の神秘学の「知」の全般的な特徴を説明しています。そして、この「知」を絶賛しています。


バラ十字会の日本代表という立場の私から見ても、この誉め方は、ちょっとたじろいでしまうほどの絶賛です。



かいつまんでご紹介しましょう。

1.バラ十字会の知は、頭や心だけではなく、日々の行ないの中にまで行き渡る。

つまり、バラ十字会は人類の友愛だけのために作られた単なる友愛組織ではなく、人類の数々の不幸に、単に感傷的に同情するのでもなく、会員が人類全体へと奉仕する能力を鍛えるための組織である。

2.現代科学は、バラ十字会の知に対する反論となるのではなく、現代科学を正しく理解するならば、それは、バラ十字会の知の証明となる。

3.文豪のゲーテは、ライプツィヒ大学時代の終わりにひどい病気にかかり、臨死体験をした。

この体験には入門儀式と類似の効果があり、その結果、ゲーテはある詩的なインスピレーションを得た。

そして、このインスピレーションは、初めは意識下のことだったが、後にそれにはっきりと気づくことができたとき、ゲーテは、世界文学の中でも最も意味深い作品のひとつである散文詩「緑の蛇と百合姫の物語」を書くことができた。


参考記事:「ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテと神秘思想、主な作品の紹介、テンプル騎士団」

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1108204&c=3304&d=ed84


この作品を正しく解釈すると、バラ十字会の「知」について多くを知ることができる。


4.バラ十字会の「知」を独自に発見するためには超感覚的認識が必要であるけれども、この「知」が伝えられるときには、学習者が教師を無条件に信じる必要はなく、たとえば幾何学を学ぶときのように、「知」そのものの正しさを理屈として確認することができる

バラ十字会の知はそれほど体系的で論理的である。



シュタイナーがこのように捉えていたバラ十字会の「知」の理想を、私たちがご提供している教材が、すべて十分に満たしていると言えるでしょうか。


完璧とは言えないまでも、すでに学んでいる方々の多くは、上のシュタイナーの言葉が、当会の教材の特徴を良く表していると言ってくださることと思います。


そして私たちは、日々努力を重ねて、この理想に限りなく近づいていきたいと思っています。


◆ シュタイナーはバラ十字会員だったか

「シュタイナーはバラ十字会員だったのですか」と尋ねられることがあります。

この問いに答えるのは難しいことです。

古い時代のある人がバラ十字会員だったかどうかは、代表クラスの役員である場合は別ですが、ほとんどの場合、はっきりとは分かりません。



しかし、この章だけからでも、彼がバラ十字会の知について、深く具体的に理解をしていたことがわかります。


ですから、彼がバラ十字会員ではなかったとしても、当時のバラ十字会員たちと親密に接触し、多くの情報を得ていたことは確実に思われます。



シュタイナーが絶賛している、このバラ十字会の「知」を、分かりやすく理解することができる神秘学通信講座「人生を支配する」を、1ヵ月無料で体験できるプログラムをご提供中です。

まだ体験されていない方は、下記からお申し込みください。


https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1108205&c=3304&d=ed84



では、今日はこのあたりで

また、お付き合いください(^^)/~


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■編集後記

ハクモクレンが咲いています

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1108206&c=3304&d=ed84

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コメント (6)
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