あられの日記

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2024春じゃがいも植え付け時期と品種

2024年03月26日 06時16分57秒 | リアル農業育成ゲーム
あれ?じゃがいもに不織布もいいけども??と昨日の記事を書いてて気づいた。
今年の春じゃがいもの記事をまだ書いてなかったような??
2021年の夏の終わりに神奈川県より引っ越した私は、春じゃがいもの植え付けは3回目です。
2022年の春はメークインと男爵を中心に、トウヤとキタアカリも植え付けた。
2023年は四国香川の西の端の地でよく育つじゃがいもは何じゃろか?と7品種植え付けた。
じゃがいもには多くの品種が存在しており、育てる場所により収穫量が変わるらしいとwebやYouTubeを閲覧して知りまして。試しに7品種植えてみたらば。結構な差が出た。そして、この品種が欲しいと言っても簡単に手に入らない。というのも経験した。
ということで2024年正月、行きつけのコメリに出かけてみれば〜??
ないっ!
あれっ??2023年の正月にはもう並んでたじゃない??
がっかりして去年アンデス赤の種芋を購入したスーパーマルナカへ行く。けどない!なんでや〜!!
どうも。メジャーなじゃがいもとはいえ、植物は自然に左右される。毎年同じ時期に種芋が並ぶというものではなさそうだ。と気づき、以後春じゃがいもの種芋が並ぶまで何度も足を運んだ。
1月16日の朝、不満が大爆発!じゃがいもの種芋が並ばないにしても限度があるやろ??と。
その日、ダンナの運転する車で観音寺市の黒川種苗園に春じゃがいもの種芋の遠征に出た。だって、マルナカもコメリも西村JOYもホームセンターのダイキでも種芋が手に入らないというのは異常事態だと思う。
春じゃがいもの種芋をゲットしたら、目出しして20日後に植え付けというのが栽培スケジュールなのだ。品種によったら、植え付けから収穫まで120日は必要なものもある。120日といえば、4ヶ月だ。
2月15日の4ヶ月後が6月15日。けども6月15日といえば、梅雨入りしてる。更に年々気温が上昇傾向で、5月下旬には30度超えの日があったとしても私はもう驚かない。けどもじゃがいもに限っては30度超えというのは生育中であっても枯れる温度である。植物は積載温度で花が咲き実が育つのだ。保温資材で早めに植えて温めて必要な温度を確保することは出来ても、まだ生育期なのでもう少し畑で育てたいと思っても、高温を下げるのは難しい。
となると、早めに畑に植えて保温素材を使うしかない!
100日で収穫出来る早生や極早生種のじゃがいもの場合、2月15日を目安で植え付けて、収穫は5月25日前後。これが理想。
ならば、芽出しに2週間から20日かかるとして、じゃがいもの種芋の入手リミットは1月25日です。なのに、1月16日現在、じゃがいもの種芋はまだ1種類も手に入ってない。
何でや〜〜!!
ってなことで、地域の最後の砦的な黒川さんへダンナにお願いして出かけてみれば。
あるっ!
しかも多くの品種が。更には私が今年は育ててみたかったシンシアは既に売り切れていた。
あるところにはあるのね。
ってなことで早速の購入です。
インカの瞳730円・オホーツクチップ380円・トヨシロ380円以上新規品種。
はるか730円・北海こがね380円以上、去年育てて美味しかった品種。
5品種1キロづつのお買い上げで2475円(10%税込)
ちなみに、今年の栽培予定は計7キロ。よって後2品種です。
出来れば去年作りたかったけど種芋が手に入らなかったデストロイヤーとか、暖地向け品種のニシユタカを育ててみたいな〜。夢は膨らむ。けども。時間がない。

1月22日、コメリにピルカ発見。去年育てたやつだ。
同じく22日、マルナカにアンデス赤発見。去年いっぱい獲れたやつだ。
これで植え付け予定の7品種が終了した。ううっ。結局今年は3品種しか新規品種を植え付けれない。いや、事前に欲しい品種を注文しておけよ!と思うでしょ?でもコメリの春じゃがいもの注文は1キロからではなかったの。単位が大きくて無理でした。

1月27日、春じゃがいも7品種の浴光催芽を温室にて開始。
日中は温室の中で太陽浴。夕方になると不織布のお布団をかけて保温。で、朝に不織布を剥ぐを繰り返し、芽が出るのを待つ。
2月6日、オホーツクチップ切る。インカの目覚め芽だし開始。(去年の秋じゃが収穫分のうち、芽がでかかった小さめのものを春植えに使えないかな?と)
2月9日、インカの瞳とアンデス赤を切る。
上の画像。菜園に2月12日、芽が出揃ったオホーツクチップとアンデス赤を菜園に植え付ける。
ちなみにオホーツクチップとは?
オホーツクチップ:早生種。2005.2.15(H17)登録。 栽培適地:北海道。加工食品用(ポテトチップ用)
アンデス赤:中晩生。1971-74にネオデリシャスとして登録。栽培適地:北海道・岡山・九州・中国。 岡山で在来種として栽培を繰り返し、アンデス赤という名称になった。 春・秋二期作可能。 サラダむき(ポテトサラダ・コロッケ)。ジャーマンポテト。じゃがバター。
2月14日、はるか・トヨシロ・ピルカ・インカの目覚めを切る。
2月14日、インカの瞳・北海こがね植え付け。
ちなみに、黒マルチは使い回しです。左手前からインカの瞳。奥へ北海こがね。
インカの瞳:中早生。2006.10.4登録。栽培適地:北海道 調理用。煮崩れ少なく、ナッツのフレーバーが特徴。クリームシチュー・カレー・肉じゃがむき。欠点:芋の大きさが小さい。休眠がとても短い。
北海こがね:中晩生。1981.6登録。栽培適地:北海道全道 加工食品用(フレンチフライ)煮崩れはメークインより少ない。欠点:青枯病に弱い
ちなみにこちら2月14日の様子。芽出しを終えて切って乾燥中の北海こがね・トヨシロなど。種芋の重さをはかり、80グラム以上で2つ割。130グラムで3つ割。1個40グラム以上になるように切る。品種により芽の少ないものもあるので丁寧に扱わねば芽がポロリの悲劇にあう。
2月17日、芽出し&割り&乾燥が終わったピルカ・はるか・トヨシロを植え付ける。
黒マルチは去年の使い回し。
ピルカ:中早。収穫は男爵より遅く、男爵より多収。2010.3.26登録。栽培適正:寒地・寒冷地。 食用、調理用。水煮適性が高い。調理例)ポトフ・きんぴら・ジャーマンポテト。欠点:芽数が少ない。浴光催芽で芽が落ちやすい。
はるか:中生。2008.4.25登録。栽培適地:寒地、寒冷地。 食用(サラダ・コロッケ)欠点:目数が少ない。種芋を切る時は注意。
トヨシロ:中早生。1976.5登録。栽培適地:北海道全道・千葉 肥沃・多肥地だと多収。 加工食品用(ポテトチップ・フレンチフライ油加工に適する)じゃかりこはこれで作られている。
実は2024年度の春じゃがいもは7品種で打ち止め予定だったけど、思いの外大きめの種芋が多かったのと、2つ割した種芋が少なかったので、用意した畝が余った。今度こそ!暖地向けのニシユタカが欲しいっ!
見つけたよ。念願のニシユタカの種芋を。コメリで。でも、最低販売が2キロからだった。む〜。残りの空いてる畝は少ない。2キロは無理だなあ〜。で、結局、2月20日にマルナカで売れ残ってたキタアカリを購入しすぐに芽出し開始。ってか、売れ残りなのでちらほら芽が出てる。
2月26日、キタアカリは早生種。100日程度で収穫に漕ぎ着けると思われる。ということで大きめの芋を切る。
問:これ、何だ?
答え:右、2月26日に切ったキタアカリ。左、2月6日に芽出し開始のインカの目覚め。
撮影は2月29日。キタアカリの乾燥具合を見るに、すぐにでも植え付けたい。けど雨なんである。土が濡れてる日に、2つに切った種芋を植え付けたら腐りやすいそうだ。
で、結局そこそこ土が乾いた3月2日に上の2品種を植え付けた。
なんと!3月22日現在、まだ地表まで芽が上がってきてない。無事に育つかなあ?北アカリが一昨年(2023)植えたけど、収穫があんまりなかったんだよなあ。美味しいとか近所のおばさんがうちはキタアカリを毎年植えてるというので、もしかしたら一昨年は場所が悪かったかも知れんしと期待して植えてみたけども。どうなんだろうなあ?
キタアカリ:早生。1987.6登録。栽培適地:北海道・富山・福井・福岡(H24) 煮上がりが早い(サラダ・スープ)長時間煮込んだり油加工には不向き。
インカの目覚め:極早生。2002.12.19登録。栽培適地:北海道 ナッツや栗に似た食味。ポテトチップやフライドポテトにもむく。欠点:芋の大きさが1個50gと小さい。収穫量は男爵の70%。休眠期間が30日未満

じゃがいもの生育開始温度(地温)は10度(1日の平均気温)。
萌芽期の生育適温は15〜20度
茎葉の生育適温は15〜20度。高温では茎が多くなり徒長する。
芋の肥大適温は15−18度。(昼夜の気温差が大きい萌芽収量が多い)
3月下旬で注意するのはここかな〜?
ちなみに、現在育ち始めた芽が10〜15センチになると、芽欠き作業と土寄せする。
去年は4月始めに義父の法事があり、うっかり芽欠きが遅れたので、今年は気をつけないと!

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