高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ネコヤナギ

2007-02-16 02:19:36 | 樹木
むかし雪解けの越後の川添えに、やさしい毛に包まれたネコヤナギを見て、春の訪れを感じていた。自宅の庭にかなり大きな木があったが、春しか関心を持たなかったので、いつの間にか枯れてなくなってしまった。
多摩丘陵や高尾山では、自生しているのをみることはほとんどなくなった。コンクリートの護岸工事が進んだ都会の川辺には、もはや自生しているところはなくなったのだろうか。


        (蕾の拡大)

猫柳/ヤナギ科/ヤナギ属。
山地の渓流沿いなどに生える落葉の低木。雄雌異株で、春の葉の展開に先立ち花序を出す。
名前の由来:花序のふさふさした感じが、猫のしっぽに似ていることからこの名が付いた。
花期3~4月。
(国分寺市の都立殿ヶ谷戸庭園)

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4 コメント

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猫柳の思い出 (信徳)
2007-02-16 12:53:20
 春先の魚野川で鱒の子を網ですくう。その場所には決まって猫柳が群がって生えていた。それを掻き分けて入るのだが丈夫な猫柳は折れずに撓っていた。
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私も見た思い出がある (デコウォーカ)
2007-02-16 22:02:57
確かに、川沿いに咲いていたことを思い出します。護岸工事されてなくなってしまったのでしょうか。
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「魚」へんに「尊」は? (寅太)
2007-02-17 09:40:47
信徳さん、おはようございます。
「魚」へんに「尊」は何と読むのかと調べましたら
、「ます」なんですね。
同じ信濃川の支流でも渋海川では住む魚が違うようで、鱒は見たことがありません。
渋海川はしぶみがわと読んで、新潟県では信濃川、阿賀野川に次ぐ長流なんです。知ってますか。
ネコヤナギはいっぱい生えていましたね。
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思わず触れたくなる (寅太)
2007-02-17 09:46:34
デコウォーカさん、おはようございます。
護岸工事と乱獲だと思います。殿ヶ谷戸庭園にあったものも、他所から持ってきて植えたような感じがしました。
やわらかそうな蕾は、思わず触れて見たくなります。
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