ねじれたこの花を見た時に、名前に「トモエ(巴)」が付くと思った。今年は高尾でトモエソウ(巴草)に出会っているので予備知識があった。
名前はトモエシオガマ(巴塩竃)で、塩竃は塩を煮詰め塩をつくるかまどのことで、塩竃は「浜で美しい」から「葉まで美しい」となったと山渓ハンディ図鑑に載っている。山地に生えるシオガマギク(塩竃菊)はがあるが、シオガマギクは茎の上だけでなく葉腋まで花が付き、トモエシオガマはこの変種とされる。
きのう大型の台風が本州を縦断し、首都圏の交通機関は大混乱したが、トモエシオガマの渦は台風と同じ左巻きで、トモエソウは右巻きなのも面白い。 巴塩竃/ゴマノハグサ科/トモエシオガマ属。
高山帯の草地に生える多年草。
葉は三角状披針形で、羽状に浅く切れ込む。花は紅紫色で茎の上に付き、上から見ると花冠が巴状に並ぶ。
名前の由来:花弁が上から見ると巴状に見えることからこの名前が付いた。
花期:7~9月。
(鹿沢園地、池の平湿原)
【山野草の索引(2)へ】
名前はトモエシオガマ(巴塩竃)で、塩竃は塩を煮詰め塩をつくるかまどのことで、塩竃は「浜で美しい」から「葉まで美しい」となったと山渓ハンディ図鑑に載っている。山地に生えるシオガマギク(塩竃菊)はがあるが、シオガマギクは茎の上だけでなく葉腋まで花が付き、トモエシオガマはこの変種とされる。
きのう大型の台風が本州を縦断し、首都圏の交通機関は大混乱したが、トモエシオガマの渦は台風と同じ左巻きで、トモエソウは右巻きなのも面白い。 巴塩竃/ゴマノハグサ科/トモエシオガマ属。
高山帯の草地に生える多年草。
葉は三角状披針形で、羽状に浅く切れ込む。花は紅紫色で茎の上に付き、上から見ると花冠が巴状に並ぶ。
名前の由来:花弁が上から見ると巴状に見えることからこの名前が付いた。
花期:7~9月。
(鹿沢園地、池の平湿原)
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同じものを見ても連想するものが違います。
スポーツ系の信徳さんは卍カタメですが、寅は台風の渦の不思議を考えます。
台風が左巻きなのは、緯度の違いで、北半球では左巻き、南半球では右巻きだと聞きます。
トモエシオガマも同じように、南半球では右巻きになるのではと思ったのですが、トモエソウのように北半球で右巻きが出ては、寅の仮説はガタガタと崩れました。
まるで上昇気流を伴ったような、立派なトモエシオガマでした。
それでも訪れる時期が、少し遅かったようです。
台風は静岡に上陸したので、被害もかなり大きかったようですね。
こちらはミカンが豊作過ぎ、かなりしだれていたところに強風だったので、倒れるのではと心配でした。