高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

エダウチチゴユリ

2016-05-10 06:03:26 | 山野草
高尾山で見られるチゴユリ(稚児百合)の茎は、通常は1本だが時には分岐するものもある。そして上部で分岐して大型なのがオオチゴユリ(大稚児百合)である。
また高尾山で発見されたホウチャクソウとチゴユリの雑種でホウチャクチゴユリ(宝鐸稚児百合)があり、ハイカーでも見たい山野草の一つである。
そこにもう一つ枝が複数に分かれるエダウチチゴユリ(枝打稚児百合)が登場すると、これはもうお手上げである。

 
(茎がよく分岐するエダウチチゴユリ)

枝打稚児百合、枝蔚稚児百合/ユリ科/チゴユリ属。
山野の林内に生える多年草。
チゴユリは通常茎は分岐しないが、本種はよく分岐する。
名前の由来:幹が一本立ちでなく、多数の枝を分岐する性質(エダウチ)からこの名が付いた。
花期:4~6月。
(高尾山)
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