アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

上野に到着した特急「しなの」!?~電動幕の愉しみ

2022-01-08 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

鉄道写真を撮り始めたのなら、誰もが一度は通る道、上野~東京列車巡りツアー。まだ走っている列車には、なかなかカメラを向けられずに、ホームに止まっている列車を片っ端から撮影していた時代。もちろんアントンにもそんな時期はあった。東京駅の特急寝台列車に始まり、上野では途切れ知らずの電車特急たちがカメラに次々と収まった。しかし昔とは違い、現在ではそんな鉄道少年は存在しているのだろうか。もちろん、現在の鉄道ファン人口は、昔の比でなく、老若男女と幅広くなり、スマホで簡単に列車の情報を手に入れ、昔はホームでしか会えなかった列車たちを、いとも容易く、より効率的に撮影しているのだと思う。そう考えると、本当に世界は変わってしまった。嬉しくもあり、また少し寂しくもある複雑な心境だ。

掲載画像は、臨時で上野にやってきた特急「しなの」!というのは嘘で、183系の電動愛称幕を使ったトリック写真。7番線の181系「とき」の隣にまだ真新しい新潟の183系1000番台「とき」が入線、乗客が一斉に降車した後、ただちに車内清掃が始まり、それと同時に愛称幕が動き出した。まだ関東では見慣れない列車名が次々と現れ、度肝を抜かれた想いが蘇る。それにしても、電車特急華やかりし時代。一日中ホームにいても飽きなかったことが懐かしい。

1975-07-05          上野駅6番線ホームにて

 



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