アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

活躍の範囲が狭まったEF65PF

2024-03-23 17:00:00 | 鉄道写真(EL)
 年度末も目前に迫り、毎日時間に追われた日々を送っている。人間、自然と楽な方へと身体が慣れてしまい、制約が重なるとストレスに感じてしまいがち。まさに今のアントンKがそんな状態に陥っていて、趣味に時間を割けないでいる。ま、贅沢な話ではあるが、たとえ1日30分でも心を無心にできる時間を取れれば、どんなに有難い事か。アントンKにとって、その30分は線路端に佇むことであり、音楽に浸ることなのだ。朝練と称して年間通じて通っていた新鶴見界隈にも、ここ最近はご無沙汰になり、演奏会に至っては、今年まだ2回しか聴きにいけていないのだ。事前にチケットを用意しても、無駄することが多くなり、ここ最近ではそれが嫌で買えないでいる。
 しかし、新年度からアントンKも業務体系に変化がありそうで、もしかしたら今までより有効に時間を活かせるかもしれず、密かに期待しているところだ。
 さて、アッという間にダイヤ改正を迎え、新ダイヤが公開されたが、やはり国鉄型電機ファンにとっては、激痛の走る改正となってしまった。身近だったEF65PF型の運用激減は、近年稀に見る衰退化ではないか。かろうじて関西運用はキープされているが、これだって来年まで1年は安泰だとは言えないのではないか。何でもありのこの時代、ある日突然運用変更なんてことは、十分あり得るからで、本当に線路上から消える日が近いのかもしれない。今さら、とは思いながらも、最も気になってしまう案件だろう。
 掲載写真は、団体臨時列車を牽くEF65PF。今から20数年前の東北本線での撮影。当時は、まだEH500よりもEF65やEF66の方が主力で、勢力は現在とは真逆と言える。今では客車列車そのものが無くなり、団体臨時列車すら数えるほどになった鉄道事情。やはりレイルマンにとって、衰退化していることを否めない現状はとても悲しく感じる。
2001-03-16       9532      EF65 1113  ユーロライナー  蒲須坂付近