アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

魅力的な飯田線を思う

2017-07-27 10:00:00 | 鉄道写真(EC)

仕事で飯田線沿線まで出向いたので、昔の飯田線の写真を掲載。

飯田線も、最近ではとんと撮影に出かけることも無くなってしまった。以前のように貨物列車が設定されている訳でもなく、魅力的な電車が走っていることもない。在り来たりな地方ローカル線に成り下がっている。撮り鉄としては心寂しい状況だが、視点を変えてみれば、まだ魅力的な路線であると久々に路線を歩いて思い返したのである。美しいアルプスの山々を望みながら、コトコトと各駅停車に乗車して旅するのも贅沢な時間に思えてきた。そこには時間に追われた日常はなく、のんびり流れる空気感だけを感じることができるだろう。いつか近いうちに実現してみたい。

写真は、今回出向いてきた飯田線の北部地域の飯田線ローカル。169系電車が使用されている。撮影したこの時は、湘南色ではなく信州色と呼ばれる塗装でやってきたのを見てがっくりしたものだが、こうして今見てみると、これはこれで、地方ローカルの雰囲気が醸し出されて肯定派に廻りそうである。何が何でも原色と考えていたアントンKも、時間の経過とともに思いも変わる。それで良いのだ。いつも自然体でいたいから。

1992-02-28    JR東海/飯田線:七久保-伊那本郷にて