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国語のおさらい:味方の本音

2024-03-28 06:29:39 | 日記
天皇の側

 毎週木曜日は国語をおさらいする日。
今週のお題は・・・
 本人の思いは分かりませんが、私にとっての一番の味方はわが女房。
ここはおおいに感謝する場面なのですが、話は別の方向に進みます。
この「味方」って言葉にはどうして「味」が使われるのだろか?
今週はそれがおさらいのテーマです。

 この疑問を抱く方は私だけじゃない様で。
<しかし何故味という漢字を使うのだろう。>(あるプロ より)
<そう言えば味方の味って何だろうと思って調べてみた。>
(のっぽさんの勉強メモ より)
<味方には何故味の字が入っているの?>(YAHOO!知恵袋 より)
<でもなぜ漢字では味方と書くのだろう。>(mourokukoala より)
 これだけで紙面が埋まる程、検索すると同様の問いかけが次々出てきます。
これは心強い、早速答えを探しましょう。

 先ずは国語辞典の解説を。
<味方:(古くは「御方」)自分の属する方(の人)。
「身方」とも書く。「味・身」は借字。>
 元々は御方と書かれていたものが、別の字を借りて味方や身方になった
とありました。
 ここで気になるのは「借字」です。
これも辞書で引くと<借字(しゃくじ):中国人・日本人など漢字を使用
する民族が、外国語や外来語を耳で聞いた印象に従って写す時に用いた方法。
漢字の意義に関係なく、一字で一音を写すもの。>(新明解国語辞典 より)
 となれば「味」が使われていることにはたいした意味は無さそう。

 元々の「御方」についてはこんな解説がありました。
<天皇の側を意味した御方からやがて天皇の軍勢や軍隊の意味が生じ、
更には対立する一方の側を言うようになった。>(あるプログラマーの頭の中 より)
 「御方」は見るからに「みかた」の意味を表していますが、庶民が使うには
恐れ多すぎる。
そんな忖度があって「味方」になったと推察しました。

独居老人が4割

 唯一の味方のわが女房が消えてしまうなんて考えたくは無いけれど、
いずれは起こり得る未来。
そんな時に備えておひとり様を覚悟する心の準備も必要かもしれません。
松原惇子さんの「孤独こそ最高の老後」を紹介したこんな解説がありました。
 <2035年には独居老人が4割を超える。
むしろ孤独な老後の方がうまくいく。
自分で情報を集め勉強するから自分にあった検診や診察を受けられる。
周りから愛と言うオブラートに包まれた価値観を押し付けられることも無い。
経済的な不安だっていざ老人になれば先が見えるので不安もだいぶ減る。
軽い付き合いの人が何人かいればそれでよし。>(東洋新聞 より)
 孤独を謳歌して最後はピンピンコロリで亡くなりましょう、とありました。
しかし私にそんな強さはありません。
何時までもそばに味方がいて欲しいとねだります。
 振り出しに戻りますが「本人の思いは分かりませんが」


コメント
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