あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

ことわざ勉強会:「つ」ではじまるのは

2019-01-31 06:29:49 | 日記
語源が謎

 毎週木曜日は特定の一文字ではじまることわざを選んで、それにまつわる雑学
を学んでいます。
今週の文字は「つ」です。
 思い浮かんだことわざは「つうと言えばかあ」、ちょっととぼけた雰囲気が漂う
ことわざです。
意味するところは<互いに気心が知れていて、ひとこと言えば相手にすぐに話の
内容が通じる様子。>(ことわざの部屋 より)
日常生活では「ツーカーの中」と短縮形で使われることもあります。
 聞き慣れた馴染みのことわざですが、その割には分からない点があります。
「つう」と「かあ」は何を表しているの、そう尋ねられても説明のしようがありません。

 <「~つぅことだ」と言った相手に対して「そうかぁ」と答えたのが始まりと
する説が有力。
「ツーカーの仲」は昭和40年代頃から使われ始めた。>(語源由来辞典 より)
 つうとかあに関しては諸説ある様ですが、如何にもオヤジ同士の会話にありそうな
このやりとりに起因とする説に、わたし賛成!

森林公園の「つうとかあ」

 日常生活で出てくる「つうとかあ」にはどんなものがあるだろう。
そう考えて私流の「ツーカー」をひねり出しました。
「車『通』と言えば『カー』マニア」
「『痛』飲のお供にお菓子の『カー』ル」
「島からの『通』勤は『カー』フェリー」
「『通』学路には『カー』ブが多い」
「母への謝意を『痛』感したら『カー』ネーション」
「『ツー』ル・ド・フランスは『カー』では無くて自転車競技」
「お出かけは『ツー』ピース、休日は『カー』ディガン」
「足の小指を『痛』打して、『かあ』となって柱に八つ当たり」
「ジャンボ『つー』るたはチャンピオン『カー』ニバルで優勝」

 先人が作り上げた大作の足元にも及ばない愚作の大量生産です。
もっとまともな「つうかあ」はないのかなぁ。
 気分転換にはウォーキング、そう思って雪が残る森林公園に足を運びました。
この森は季節に応じて移動する野鳥が多いのですが、中には一年を通してここで
暮らす鳥もいます。
 その中のひとつが丁度今鳴き始めました。
「ツーピーツーピー」
梢に群れるシジュウカラです。
 透き通った響きはちょっと電子音を思わせますが、決して不快な音ではありません。
静かな森の中に心地よく「ツー」の音が響き渡りました。
とその時頭上を飛んでいたハシボソカラスがひと声発しました。
 あれま、これってまさしく鳥の世界の「ツウと言えばカア」じゃないですか。


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身近な生き物:遅刻と長靴

2019-01-30 06:29:09 | 日記
これからが旬

 先週の信濃毎日新聞の記事の抜粋です。
<初日は県内外から約230人が訪れ~穴から釣り糸を垂れ、魚を釣り上げる感触
を楽しんだ。>
さてお目当ての魚とは?
そうです、ご推察の通りワカサギです。
 <氷の厚さは例年よりやや薄い25~35cmほど。>
そこに専用のドリルで穴をあけて釣り糸を垂らします。
うまいこと魚群を探り当てた人は300匹も釣り上げたと報じられていました。
 <凍った湖面に赤や緑のテントがずらり。>とあるように、思い思いの防寒対策を
施して楽しむのが冬の釣りの醍醐味です。
 敢えて寒い時期に釣るのは、その時期が一番美味しいから。
漠然とそうとは分かりますが、それ以上は知りません。

 <ワカサギの寿命は僅かに1年。
産卵期は冬から春で水中の水草に卵を産み付けると、大抵のものは死んでしまう。
産卵期以前の個体はまだ成長途中なのでおいしくは無い。
繁殖期の脂の乗った冬に釣るのがベスト。>(そとあそびライフ より)
 ちなみに旬は2月下旬から3月上旬。
当然ながら産卵期は荒食いになるので、釣果に期待が持てます。
 穴釣りには外道も来ると言います。
ウグイにハヤ、マス類やブラックバスなどだそうですが、そんな大きな図体を穴から
出せるのか気になります。
他人の事を気にするよりも自分の心配をするべきなのですが・・・

ふたつの悔恨

 30年以上前の事になりますが、釣り好きの先輩に連れられて霊仙寺湖のワカサギ
釣りに向かいました。
先輩曰く「夜の方がよく釣れる」ので、湖面に穴をあけ懐中電灯を水中に垂らして
群れを呼び寄せました。
 当時はテントなんて洒落た物などありません。
カップ酒を煽って寒さに耐えること2時間。
結構な釣果が続きましたが、その時点でその夜の釣りは唐突に終了しました。
 理由ですか?
防寒対策でタップリ着込んで行った私、お蔭で上半身はそれ程寒くはありません。
でも足元の事は考えていなかった。
靴下と長靴だけの足は氷の上でギンギンに冷やされて、とうとう感覚が無くなりました。
 どうにも我慢できなくて先輩に頼み込んで終わりにさせてもらいました。
穴釣りのお間抜けな思い出です。

 お間抜け振りは穴釣りだけではありません。
長野市界隈では信濃町の野尻湖に行くと、ドーム船での釣りが楽しめます。
船底に溝が切ってあるので、そこから直に糸を垂らせます。
暖かな船内での釣りは寒さ知らずの快適さで不満は何もありません。
あるのは唯ひとつの問題だけ。
 船は予約客を乗せて早朝7時に出航します。
10年前に私も予約をとり、翌日の野尻湖行きを楽しみに床に就きました。
そうですご推察の通りです、目が覚めたらとうに出航時間は過ぎていました。


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雑草の日:ジャスミンは彼方

2019-01-29 06:29:39 | 日記
偉いぞオレ

 白一色の世界では咲いている花はもちろんのこと、緑の葉さえなかなか
見当たりません。
こうなると取り上げる対象が決まらず弱ります。
何処かに目新しいものが無いかと森の中に目を走らせると、青みがかった緑色をした
無数の葉っぱが幹を這っているのが見えました。
ありゃ何の葉だろう、近づいて観察したいのですがそこには問題が。

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週見つけたのは、 キョウチクトウ科 テイカカズラ属 テイカカズラ です。

 遊歩道にはほとんど雪が残っていないのでウォーキングシューズでやって来ました。
ところが件の樹は歩道から15m程奥にあり、そこまでは一面の降り積もった雪に
覆われています。
近くまで行って観察したいけれど、足首まで埋まる雪面に踏み入るのは躊躇います。
 あそこまで行けば靴の中は雪だらけ、最初は締めっぽいだけですがやがて凍りついて
きっと私を悩ませます。
どうしたものか思案した挙句に行きました、雪の中を。
偉いぞオレの探求心、そう自分を褒めてあげました。

意気地なしオレ

 図鑑によるとそれはテイカカズラでした。
地面を這ったり樹木に張り付いたりしてツルをぐんぐん伸ばします。
生長すると太さが5cm長さは20mにも及ぶと言います。
私はこの森で初めて目にしましたが、本州以南の山野の林内に普通に生えていると言います。
 何処でも這い上がる特性を生かして緑のカーテンとして栽培される事も多い様です。
そうなればかなりな自重になりますが、それを支えているのは地上部から無数に出ている気根。
これで幹や岩壁に張り付いて垂直な面でも難なくよじ登ります。
 古くなった気根は根元だけ残して枯れ落ちるので、表面には無数の突起が残ります。
(みんなの趣味の園芸 より)

 テイカカズラは全体に毒があり、誤って食べると嘔吐や麻痺を起こすそうです。
ツルの切り口から出る白い樹液に触れるとかぶれてしまいます。
 花の季節は6月頃。
花弁が少し捻じれているので風車の様に見える白い花はまるでジャスミンの様に
香しいのだとか。
 花咲く頃に再びやって来て芳香に浸りたいものですが、恐らくそれは叶いません。
その頃になるとこの場所は腰まで埋まる藪ですっかり覆われます。
 濡れる事も厭わずに雪の中に踏み込んだ私の探求心は、実は臆病者。
藪の中に潜む我が天敵に慄いてしまいます。
あのニョロリとしたなが~い物が大嫌いな私にとって、ジャスミンの香る森は一歩も
踏み出せない危険地帯に変貌します。
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健康長寿:オヤジのお肌の曲がり角

2019-01-28 07:00:19 | 日記
年寄りの肌

 子供の肌ってどうしてあんなにみずみずしいのだろう。
孫のほっぺのしっとりとした柔らかさに触れた後、ふと女房を見たらとても同じ
人類とは思えなかった。
ごめん。

 毎週月曜日は専門知識の欠片も持たない私が、ウォーキングを通じて健康長寿
を手に入れようと奮闘するお話です。
今週は「加齢とお肌の乾燥」です。

 冬は乾燥の季節、肌の乾きが気になります。
それに加えて健康長寿を気にするような年代は、体の中の水分自体が減っています。
 <肌の潤いは20才がピークで以後は乾燥しやすくなる。
理由は角質の潤いを保つ保湿成分が歳と共に減少する為。
潤いを保つ成分は3つ。
表皮細胞から出る細胞間脂質。
皮脂腺から出る皮脂。
アミノ酸などの天然保湿因子。
 これらが減少した状態で皮膚が乾燥に晒されると、表皮が乾いて剥がれやすくなり
隙間ができる。
ここから更に水分が蒸発するので、表皮は薄く硬くなりやがてシワとなる。>
(アイリスプラザ より)
 これがワシら年寄りの肌が干からびてしわくちゃな理由なのだそうです。

角を曲がると

 大人の肌の表面積はおよそ畳1枚分。
厚さは1.5~4mmで重さはなんと4kgになると言います。(neo natural より)
そんな相手に対してウォーキングはどう働くのでしょう。
 <ウォーキングでうっすらと汗をかくのが重要。
汗には天然のデトックス効果があり要らない物を排出してくれる。
またかいた汗で適度な水分がもたらされるので肌に潤いが生まれる。>(肌の乾燥 より)
 <ウォーキングは新陳代謝を活発にさせる。
血液の循環が促進されホルモンの分泌も盛んになるので、皮膚から分泌される皮脂も増加する。
この皮脂が紫外線から素肌を守る。>(CLUB Panasonic より)

 ウォーキングは肌の乾燥予防に確かに効果がありますが、その実功罪は表裏一体。
<冷たい風にあたり肌が冷えると血液の循環が鈍くなる。
気温や湿度の低下で皮脂や汗の分泌も減る。
そのままでは肌がかさつき乾燥肌が進んでしまう。>(Walking Life より)
 相反する話が並びましたが、存分に歩けば肌の乾燥を防ぐ役目を果たすけれど、中途半端
だとより悪化させてしまう、って自分なりに判断しました。
 
 随分昔から「25才はお肌の曲り角」と言われています。
これは昭和38年にマダム・ジュジュのコピーとして初めて使われたと言います。
 既に2回角を曲がっているし、後10年ほどすると3回目の曲がり角にぶち当たります。
曲がった先にどれだけ乾ききってしわくちゃになった爺がいるのか、気になります。

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日曜日は川柳の日

2019-01-27 06:29:09 | 日記

 オヤジの誕生日は忘れられた存在。
何時の間にか家庭の行事からも外されました。
でもそれも無理ないか。
自分でもほとんど覚えていないのだから。
 それでもたまに歳が気になる場面があります。
「65歳になったら肺炎の健診を」とか「70歳からお得なバスのパスポート」
そんな情報を目にした時、オレって幾つだっけ?と考えます。
そう言えば再来週は64歳の誕生日。
 そこで今週の駄作です。

 <誕生日 年金までの 一里塚>

 「あるくあかるく」、寒さに負けずに来週もこんな予定で書いて行きます。

28日(月)健康長寿:   肌の健康
29日(火)雑草の日:   垂れ下がる残骸
30日(水)身近な生き物: 極寒の釣り
31日(木)ことわざ勉強会:「つ」ではじまるのは
 1日(金)昭和のプロレス:伝説のテネシー王者
 2日(土)日々の愚問:  車検の謎

 長野市は二晩連続の大雪です。
さあこれから「ずくをだして」雪掻きだ。

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