真っ赤な花の毒
ウォーキングをしていたら、町のあちらこちらでこの花を見かけました。
ご家庭の庭先や商業施設のプランターでド派手に咲いていました。
すっかりクリスマスを代表する存在になっていますが実はこの草、毒を持っています。
しかも普通の植物の毒とはちょっとばかりレベルが違います。
なんとガンを悪化させる恐ろしい毒なのです。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 トウダイグサ科 トウダイグサ属(ユーフォルビア属) ポインセチア です。
<葉や茎を傷つけると出る白い液はフォルボールという有毒成分。
皮膚につくと水ぶくれや炎症を起こすが、最近の研究では侮れないことが判明。
発ガンプロモーションの促進剤になる。
焼き魚の焦げ目などの発がん物質を食べてもそれだけなら細胞はガン化しない。
その際にガン化の後押しをするものを発ガンプロモーションと呼ぶ。
フォルボールはそのプロモーションを促進する。>(毒草を食べてみた より)
身近な場所で真っ赤な花を咲かせているポインセチアにそんな物騒な成分があるとは
初耳です。
ところがこの成分、トウダイグサのかなりの仲間に共通に含まれているといいます。
<トウダイグサ科の植物の白い液に触れるとかぶれや水ぶくれ、皮膚炎や結膜炎を起こす。
謝って食べるとおう吐や下痢に襲われる。
この乳液がホルボール誘導体で、代表的な発ガンプロモーター。>
(生命化学関連特許情報 より)
ある種の化学物質は細胞の遺伝子の突然変異は起こさないものの、異常細胞の増殖を
促進する、のだそうです。
例えば食塩、摂取量の多いグループでは1000人にひとりが胃がんを発症し、少ない
グループでは500人にひとりにとどまる。
国立がん研究センターでの研究で明らかになっているといいます。
脂肪は大腸がん、アルコールは食道がんを進行させるプロモーション。
件のホルボールがどんな種類のガンと縁が深いのか気になりますが、今回の調べでは
解答に行きつけませんでした。
暖かければ巨大に
品種改良が繰り返されるポインセチアはすっかり園芸種の代表面をしていますが、
もともとはメキシコ当たりに生える樹木です。
明治時代に日本に持ち込まれました。
温暖な沖縄では数メートルも伸びるので鉢植えの面影はありません。
それを矮小化の技術で極端に短い丈にして、扱いやすくしたものがクリスマスを前に
花屋の店先を飾ります。
<葉は細長くつややかで厚みがあり、緑のギザギザもずっと鋭い。
赤い部分は葉の延長ともいえる苞だが、緑色から次第に赤に染まるプロセスは野生種が
より見事。>
(毒草を食べてみた より)
毒の危険度はそのままですが、本来のダイナミックさは若干薄まっている様です。
ウォーキングをしていたら、町のあちらこちらでこの花を見かけました。
ご家庭の庭先や商業施設のプランターでド派手に咲いていました。
すっかりクリスマスを代表する存在になっていますが実はこの草、毒を持っています。
しかも普通の植物の毒とはちょっとばかりレベルが違います。
なんとガンを悪化させる恐ろしい毒なのです。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 トウダイグサ科 トウダイグサ属(ユーフォルビア属) ポインセチア です。
<葉や茎を傷つけると出る白い液はフォルボールという有毒成分。
皮膚につくと水ぶくれや炎症を起こすが、最近の研究では侮れないことが判明。
発ガンプロモーションの促進剤になる。
焼き魚の焦げ目などの発がん物質を食べてもそれだけなら細胞はガン化しない。
その際にガン化の後押しをするものを発ガンプロモーションと呼ぶ。
フォルボールはそのプロモーションを促進する。>(毒草を食べてみた より)
身近な場所で真っ赤な花を咲かせているポインセチアにそんな物騒な成分があるとは
初耳です。
ところがこの成分、トウダイグサのかなりの仲間に共通に含まれているといいます。
<トウダイグサ科の植物の白い液に触れるとかぶれや水ぶくれ、皮膚炎や結膜炎を起こす。
謝って食べるとおう吐や下痢に襲われる。
この乳液がホルボール誘導体で、代表的な発ガンプロモーター。>
(生命化学関連特許情報 より)
ある種の化学物質は細胞の遺伝子の突然変異は起こさないものの、異常細胞の増殖を
促進する、のだそうです。
例えば食塩、摂取量の多いグループでは1000人にひとりが胃がんを発症し、少ない
グループでは500人にひとりにとどまる。
国立がん研究センターでの研究で明らかになっているといいます。
脂肪は大腸がん、アルコールは食道がんを進行させるプロモーション。
件のホルボールがどんな種類のガンと縁が深いのか気になりますが、今回の調べでは
解答に行きつけませんでした。
暖かければ巨大に
品種改良が繰り返されるポインセチアはすっかり園芸種の代表面をしていますが、
もともとはメキシコ当たりに生える樹木です。
明治時代に日本に持ち込まれました。
温暖な沖縄では数メートルも伸びるので鉢植えの面影はありません。
それを矮小化の技術で極端に短い丈にして、扱いやすくしたものがクリスマスを前に
花屋の店先を飾ります。
<葉は細長くつややかで厚みがあり、緑のギザギザもずっと鋭い。
赤い部分は葉の延長ともいえる苞だが、緑色から次第に赤に染まるプロセスは野生種が
より見事。>
(毒草を食べてみた より)
毒の危険度はそのままですが、本来のダイナミックさは若干薄まっている様です。