あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

日曜日は川柳の日

2018-09-30 06:29:49 | 日記

 強くは無いけれど続けて降る秋の雨、秋雨ですね。
盆が過ぎた辺りからずっと秋雨前線の活動が活発です。
 秋雨の対語と言えば春雨。
こちらは静かに降る春の雨、しっとりと降りますね。
 はるさめと言えば細い麺、勝手に好みを言うなら麺はやっぱ太麺。
ラーメンでもウドンでも日本ソバでも、太めの麺が良いですね。
いったい何の話をしているのやら、今週の駄作です。

 <秋雨や はるさめよりも 太い麺>

 10月も毎日更新を目指す「あるくあかるく」、来週の予告編です。

1日(月)健康長寿:   薄毛抜け毛とウォーキング
2日(火)雑草の日:   アニメに出て来るキノコ
3日(水)身近な生き物: 盗まれた虫
4日(木)ことわざ勉強会:「き」ではじまるのは
5日(金)昭和のプロレス:新シリーズ開始です
6日(土)日々の愚問:  今回のハテナは?

 台風は今夜長野県に最も接近する予報です。 
被害が無い様に祈るばかりです。

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日々の愚問:どこまで伸びる

2018-09-29 07:43:16 | 日記
日本一の記録

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた、極々小さなどーでも良い愚問を
取り上げています。
 先日信濃毎日新聞を広げたら、愚問の虫を刺激する凄い写真が載っていました。
紙上では滅多に見ない縦長のサイズで、巨大なヒマワリと特大の脚立に載って
メジャーを構える女児が写っていました。
撮影した角度の影響もありますが、校舎の渡り廊下を遥かにしのぐ高さに見えます。
 なんじゃこれは!
どうしたらこんなに高くなるの?
愚問の虫が顔を出しました。

 記事を抜粋しましょう。
<諏訪市四賀小学校の3年生が育て4.11mまで生長し、背丈を競う大会で
今年の日本一になった。
5月1日に種まき、6月24日に2m、7月18日に3.9m、同23日に
4.11mまで伸びた。
栽培した理科の教諭は「水やりと雑草取りをまめにやり育てた」と振り返った。> 

 ヒマワリには花を楽しむ「園芸用品種」、種を採取する「食用品種」、油を
採るための「油料品種」など100種以上があると言います。(植物の贈り物 より)
北アメリカ原産のキク科の一年草で、3mくらいまでは普通に生長すると
Wikipediaにはありました。
 一年草と聞くと花を咲かせたらすぐに枯れてしまうはかない存在に思えます。
しかし実際には真冬や真夏の過酷な環境を、種の状態で乗り切れる様に逞しく
進化した植物なのだそうです。(生活110番 より)
 ヒマワリにはそもそも3mに伸びる資質があり、逞しい進化を経た歴史も
ありました。
それにしても4mになるには何かプラスαがありそうです。

世界一の記録

 植物が生長する為には多くの水が必要です。
乾燥し過ぎたり温度が30℃を越えたりすると、通常の状態に戻るまで生長
を止めてしまいます。
チッソ・リン・カリウムの栄養素と十分な水と空気と光を得ると、光合成システム
を発動させてぐんぐん生長を続けます。
しかしそれだけじゃ無い筈です。

 ギネス記録によると世界一のヒマワリは何と9.17m!
ドイツ人の園芸家ハンス・ピーター・シファーさんが育てたもので、2階建て
の住宅を軽く超える高さがあります。
 どうすればそんな高さにできるのかと問われて答えた一文がありました。
これで今週の愚問は解けそうです。
期待の答えは・・・「それは秘密」(IRORIO より)残念!
 我々人類は半世紀以上の時を使っても標高は2mにも及びません。
それがたったの1年で9mに至るとは、ヒマワリの海抜と能力の高さにはただただ
驚きです。
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昭和のプロレス:疑惑の秘密兵器

2018-09-28 17:42:52 | 日記
まさかの王者交代

 毎週金曜日は「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」です。
当時のプロレス界で世界最高峰の実力と権威、と謳われていたのはNWA世界
チャンピオン。
輝かしい歴代王者の中から5人を選んで来ましたが、今週はいよいよ第1位です。
王者の中の最高位に輝くのは果たして誰か!

 堂々の1位に私は第46代チャンピオン、ドリー・ファンクJRを選びました。
190cm115kgの均整の取れた体、流行の先端を行くスープレックスを
自在に炸裂させ、他に使い手がいない独自の必殺技スピニング・トーホールド
を持ち、そして何より28歳の若さ溢れる王者でした。
 1969年フロリダ州タンパで時のチャンピオン、ジン・キニスキーを下した
ニュースは驚きと共に専門誌に掲載されました。
あの頑丈なキニスキーが見た事も無い足技にギブアップしたとは信じられません。
 それまでファンが知っていた最強の足技と言えばデストロイヤーが繰り出す
足四の字。
脚を極めてマットに横たわる態勢でギブアップを迫る恐怖の技です。

 しかし報道によれば新兵器はスタンドの状態から繰り出すのだとか。
トーホールドは足首を固めるプロレスの基本技、そんな物でキニスキーが王座
を明け渡すとは到底信じられません。 
 新王者には「弱い」とか「線が細い」など、評価を貶める風評が囁かれていました。
歴代NWAチャンピオンに比べて風格に欠けるとも言われていました。
 その若き王者がその年の暮れ、日本マットに初登場すると発表されました。
馬場や猪木と互角に戦えるのか、はたまたまだ見ぬ秘密兵器は本当に威力があるのか、
プロレス初心者だった中学生の私の興味は尽きません。

初心者の覚悟

 そしていよいよ待望の瞬間が訪れました。
12月3日ジャイアント馬場を挑戦者に迎えたNWA王座の防衛戦で、ドリーは
スピニング・トーホールドをついに爆発させました。
 馬場の長い右足を捕るや回転を始めます。
1回転2回転、コマの様に回るドリーの足元で馬場がもがき苦しみます。
 見た目には脚を持って唯回っているだけですが、実は恐ろしい程強い力で
足首を捻っているのだ、私はそう理解しました。
そして馬場がギブアップの意思表示した瞬間、推察が間違っていない事を確信
しました。

 スピニング・トーホールド、恐るべし!
初めて目にした秘密兵器の威力に驚嘆しつつ、実は胸の奥にひとつの疑問が湧きました。
馬場の長い脚ならドリーの胸板を蹴って簡単に脱出できた筈。
 でもそんな事は口にしません。
そこから先はプロレスのしきたりの話、疑問を口にしたら金輪際プロレスを楽しめ
なくなってしまうと、初心者ながらに察知していたのでした。
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ことわざ勉強会:「こ」ではじまるのは

2018-09-27 06:49:22 | 日記
違和感のあることわざ

 毎週木曜日はことわざを学ぶ日です。
袋の中からカードを1枚引き抜いて、そこに書かれた文字ではじまることわざ
を思い浮かべ、ついでにうんちくも学びます。
 さて今週引いたカードは「こ」、それを見て面倒なことわざが頭に浮かびました。

 光陰矢の如し、子供は風の子、孝行をしたい時に親は無し、こではじまる
ことわざには日常生活に馴染んだ物が結構あります。
 これもそんなひとつですが、「コロンブスの卵」
誰しも耳にした事があるし、会話の中で使った事もあるのでは。
<誰にでもできる事を最初に実行するのは難しい。>(ニコニコ大百科 より)
 そんな意味で使われますが、ここで取り上げるには少しばかり違和感があります。
ことわざと言えば日本古来の物、特定の外国人の名前が入ったこれはことわざの
範疇に入るのか、そんな思いがするのです。
念の為「故事ことわざ辞典」で調べてみたら、<最初に思いつき実行する事は
難しく貴重であるということ。>ちゃんと載っていました。
 一体どんな経緯を経て遠い異国でのできごとが、日本に伝わったのか
思いを巡らしてみました。

いい加減な歴史物語

 意欲に燃えたコロンブスが新大陸を発見したのは1492年10月11日の事。
翌年3月にスペインに帰還し人々の大歓迎を受けました。
 それを苦々しく思った輩がある祝賀会でこう毒づきます。
西に向かえば誰にでも発見できるさ。
聞き流したコロンブスはテーブルの卵を手にして、誰かこれを立てられるかと
問いました。
困惑する人々に、コロンブスは卵の底を潰して立てて見せながら「誰でもできる
けれど最初にやった事に価値がある。」と言いました。
これが「コロンブスの卵」として広く伝わったのでした。

 1549年にイエズス会のフランシスコ・ザビエルが日本で布教を始めました。
ひょっとしたらザビエルは、半世紀前のコロンブスの話を聞き及んでいたかも
しれません。
話の中で日本人に伝えた可能性がありますが、聞かされた我らが祖先はビックリします。
「西に進んで行ったら滝から落ちてしまうべ。」
地球が丸い事を知らない人なら当然の反応です。
 8代将軍吉宗の時代に一部の洋書の輸入が許可されて、日本に地動説が伝わりました。
この頃から日本でも地球が丸いと認識され始め、漸く「コロンブスの卵」が一般
に広まる素地ができたのでした。
 なんてね。

 今週は外国での有名な逸話がことわざになった話でした。
そうなると気になるのは、どうしてあの話はことわざとして残らなかったのだろう、
の疑問です。
本来ならばあって当然な気がします。
「ニュートンのりんご」や「アルキメデスの風呂」も。
 
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身近な生き物:石の下の疑問

2018-09-26 07:05:33 | 日記
中途半端な判定

 まだ猛暑と騒がれていた頃の話です。
庭で草取りをしていると、掌位の大きさの石が邪魔になったのでそいつを
どかしました。
するとビックリです、隠れていた地面がもろにアリの巣でした。
 白っぽい卵や薄茶色のさなぎが一面に置かれ、その上や隙間をいきなり
差し込んだ日の光にパニック状態のアリが駆けずり回っていました。
 普段見るアリの半分も無いごく小さな姿でした。
こんな身近な場所に棲んでいるのに、私はこのアリの名前が分かりません。

 日本には273種類のアリがいるそうです。
最も大きなのは、森の中に棲むムネアカオオアリの女王で18mm。
最小はたったの1mmしかないコツノアリ。(pepy より)
このサイズでは足元を這いずり回っていても、老眼の私では気が付きません。 
 正確に計ったのでは無いですが、石の下で見つけたのはもう少し大き勝った
気がします。
そのクラスには2mmのヒメアリや2.5mmのアミメアリがいますが、
記憶の中ではまだひと回り足りなさそう。
 そうするとどうやら2.5~3.5mmのケアリの仲間が濃厚です。
この属にはクサアリとかキイロケアリなどがいるそうですが、専門家でも
見分けるのは困難なのだとか。(研究室日記 より)
最終的にはDNA鑑定で同定すると言いますから、素人観察者の私には
「ケアリの仲間の何か」の判定で十分です。

中途半端な回答

 アリと言えば昔から抱いていた疑問があります。
働きアリはせっせと虫の死骸を巣穴に運び込みますが、やつらは何時どこで
何をたべて生きているのでしょう。
調べてみるとこの疑問、なかなか難しい問題の様です。
 幼虫は虫の死骸などをエサにしますが、成虫は主に花の蜜を食べているそうです。
多くのアリには胃袋の他にそのうと呼ばれる組織があり、ここに蜜を貯め込みます。
 蜜を貯め込んだ働きアリが巣に戻ると、仲間のアリが触角を触れるなどの
サインを寄こします。
それに反応した働きアリはその場で蜜を吐き出して、口移しで仲間に与えます。
 お腹に納めた物を吐き出すのは困難な技に思えますが、蟻にとっては短時間
で簡単にできる作業の様です。(蟻という生き物 より)

 ヒメアリがエサを見つけたその場所で、捕食している場面も観察されているそうです。
しかし多くのアリの、働きアリの食事については不明な点が残されているのだとか。
 私の抱いた疑問に対する十分な回答はまだ見つかりません。
謎はそのままそこに在ります。
そりゃそうですね、相手はアリだもの。

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