血液型の不一致
何時どこで貰ったのか、全く記憶にないパンフレットが書類入れのファイル
に挟まっていました。
A4サイズの薄ぺらな1枚物ですが書かれていたのはとてつもなく重い内容でした。
私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
だから毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。
今週は「臓器移植とウォーキング」です。
パンフレットの発行元は厚労省で、冒頭には<運転免許証・健康保険証・マイ
ナンバーカードをお持ちの皆様へ大切なお知らせです>とあります。
次いで<臓器を提供する。移植を受ける。私たちはどちらの立場にもなる可能性
があります。~NOでもいい。だから、臓器提供の意思表示をしてください。>
もしかしたら私も将来貰う立場になるかもしれませんが、それにしては臓器移植
について何も知りません。
いったいどんな臓器が移植できるのでしょう?
<心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球などほとんどすべての臓器が移植可能。>
医学の発展に伴って他の臓器の活用だって当たり前になるかもしれません。
素人考えでは血液型が一致しないと移植は無理に思えるけれど。
<血液型が違っても移植は可能。
O型はA・B・AB型に、AとBはAB型に移植できる。
その他の組み合わせでも必要な準備をすれば移植が可能。>
年齢的にはどうなのでしょう、さすがに後期高齢者の臓器は対象にならないと
思えますが。
<心臓は50歳以下、膵臓と小腸は60歳以下、肺と腎臓は70歳以下が望ましい
とされている。>(引用は全て 日本移植学会 より)
結構年配者でも役に立てそうです。
どちらかの意思表示
想像以上の方が臓器移植を希望しています。
<移植できる臓器の待機者は、腎臓が13335名、心臓が918名、肺が
478名、肝臓が337名、膵臓が197名、省庁が7名。>
(日本臓器移植ネットワーク より)
これが2021年現在の数値だそうです。
パンフレットには「臓器提供意思表示カード」が載っていました。
ここに提供するかしないかを記入するのですが、このカードはどこでもらえる
のだろう?
<県庁や保健所などの行政機関、大学・短大・専門学校、一部の病院などに常設
している。>(静岡県HP より)
問題はそのカードに何と記入するかです。
パンフレットの最後にはこうありました。
<移植を受けた方は、生涯免疫抑制剤を飲み続けなければなりません。
でも多くの方がスポーツをするなど活発な日常を送ることができます。>
外出もままならなかった人が、私の体の一部が役立ってウォーキングができる
ようになるとしたら素晴らしい話。
けれどそうそう簡単に決断はつきません。
優柔不断な私は人生の幕切れを前にして重い宿題を抱え込みました。
何時どこで貰ったのか、全く記憶にないパンフレットが書類入れのファイル
に挟まっていました。
A4サイズの薄ぺらな1枚物ですが書かれていたのはとてつもなく重い内容でした。
私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
だから毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。
今週は「臓器移植とウォーキング」です。
パンフレットの発行元は厚労省で、冒頭には<運転免許証・健康保険証・マイ
ナンバーカードをお持ちの皆様へ大切なお知らせです>とあります。
次いで<臓器を提供する。移植を受ける。私たちはどちらの立場にもなる可能性
があります。~NOでもいい。だから、臓器提供の意思表示をしてください。>
もしかしたら私も将来貰う立場になるかもしれませんが、それにしては臓器移植
について何も知りません。
いったいどんな臓器が移植できるのでしょう?
<心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球などほとんどすべての臓器が移植可能。>
医学の発展に伴って他の臓器の活用だって当たり前になるかもしれません。
素人考えでは血液型が一致しないと移植は無理に思えるけれど。
<血液型が違っても移植は可能。
O型はA・B・AB型に、AとBはAB型に移植できる。
その他の組み合わせでも必要な準備をすれば移植が可能。>
年齢的にはどうなのでしょう、さすがに後期高齢者の臓器は対象にならないと
思えますが。
<心臓は50歳以下、膵臓と小腸は60歳以下、肺と腎臓は70歳以下が望ましい
とされている。>(引用は全て 日本移植学会 より)
結構年配者でも役に立てそうです。
どちらかの意思表示
想像以上の方が臓器移植を希望しています。
<移植できる臓器の待機者は、腎臓が13335名、心臓が918名、肺が
478名、肝臓が337名、膵臓が197名、省庁が7名。>
(日本臓器移植ネットワーク より)
これが2021年現在の数値だそうです。
パンフレットには「臓器提供意思表示カード」が載っていました。
ここに提供するかしないかを記入するのですが、このカードはどこでもらえる
のだろう?
<県庁や保健所などの行政機関、大学・短大・専門学校、一部の病院などに常設
している。>(静岡県HP より)
問題はそのカードに何と記入するかです。
パンフレットの最後にはこうありました。
<移植を受けた方は、生涯免疫抑制剤を飲み続けなければなりません。
でも多くの方がスポーツをするなど活発な日常を送ることができます。>
外出もままならなかった人が、私の体の一部が役立ってウォーキングができる
ようになるとしたら素晴らしい話。
けれどそうそう簡単に決断はつきません。
優柔不断な私は人生の幕切れを前にして重い宿題を抱え込みました。