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国語のおさらい:社名と女優

2024-03-14 06:29:19 | 日記
パソコンの授業も

 毎週木曜日は国語をおさらいする日。
先日の新聞紙面に<ローマ字表記実態にそぐわず 国のルール70年ぶり
改定へ>(信濃毎日新聞 より)の見出しがありました。
 何でもローマ字には「し」を「si」と書く訓令式と「shi」とするヘボン式
があるそうで。
訓令式は1954年の内閣告示で使用が定められたけれど定着せず。
パスポートや道路標識はヘボン式が広く使われているので国のルールを
見直すことになった、とありました。
 小学生だった頃、ヘボン式などの小難しい話に出鼻をくじかれて、すっかり
やる気をなくしたことを思い出しました。
しかし小学生が英語を習う時世にどうしてローマ字?
そんな疑問も浮かびます。

 ローマ字は小学3年生で覚えるそうで。
<日常生活でローマ字表記のパンフレットを見たり、コンピューターを
使ったりするので、ローマ字は児童の生活の身近にある。
小3からコンピューターを使う学習が始まりキーボードを用いる機会も増える。>
(マナビスタ より)
パソコンとローマ字には密接な関連があるそうで。
 3年生のローマ字授業の評価規準がありました。
<日常で使われるローマ字で表記された簡単な単語を読み、ローマ字で書く。>
 大事なのは授業を通じて児童がローマ字の便利さに気付くこと。
<アルファベットの文字数は26字、平仮名は50字。
パソコン入力する際に50字のキーボードの配置を覚えるより26字の場所
を覚える方が楽。>(個人情報の出前授業 より)
 9割以上の人がパソコンをローマ字入力している世の中で、これは必須なスキル。
それにしてもローマ字にコンピューターに更には英語まで。
現代の小学生ってホント、大変です。

多感な子供

 気分転換にローマ字のおもしろ話を。
自動車会社のマツダは何故「MATHUDA」でなく「MAZDA」?
答えはマツダの公式ブログにありました。
 <それは松田姓にアフラ・マズダー(Ahura Mazda)という西アジアで
「叡智・理性・調和」を司る神の名称を重ねたから。>(LIMO より)
自動車を通じて西洋と東洋の融合を目指す思いが込められているのだそう。
 もうひとつはヘボン式の名称。
江戸末期から明治にかけて日本にローマ字表記を広めたジェームス・カー
ティス・ヘボンさん。
自らは当時の日本人の口語に近い「ヘボン」と名乗ったけれど、綴りの
Hepburnは本来ヘップバーンと読むのだそうで。
 もしも多感な子供時代の授業にでてきたのが変てこなヘボンでなくて
大女優の名前が出ていたら、あ~もっとやる気になっただろうに、残念。





コメント
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