行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

水、水、水の大切さを再認識

2024-04-01 14:35:42 | 年金生活者
能登半島の各市の水道が2ヶ月経ってもまだ全面復旧してないという。NHK「あさいち」で放送され、まだ復旧してない家庭では90歳の老女が古井戸からバケツでくみ上げる様子がアップされた。現地ではあと2ヶ月掛かるというアナウンスがされ、被災者はメドががようやく立ったと喜んでいた。

昨日の ニューヨーク・タイムズ紙はインドのシリコンバレー、バンガロールでの水危機を報じている。テクノロジー産業の発展に伴い、人口が 1990 年代から 3 倍の 1,500 万人に増加した。この地域は雨がよく降るが、水管理は遅れ、50 万もの都市井戸が野放しに広がったため、帯水層は枯渇しまった。こればかりはソフトウェアでは解決できない。学校にはトイレを流すための水が不足し、洗濯機は静かになった。シャワーは使用できず、汚い水しか飲めない子供たちが腸チフスで入院している。

先日、昭島市の水道について水道局の担当課長さんから卓話を聞いた。昭島市の水道はバンガロールと同じ全て井戸が源泉、美味しい水が昭島市の売り、昭島市の井戸は100m弱の深層地下水からくみ上げミネラルが豊富だ。最新の調査で起源地は南西方向、概ね150~500mの丘陵地の雨が染みこみ、地下水となって10年~50年経って昭島へ流れて来ることが判った。深層地下水の滞留時間がかなり長いので安定しているが、改めて節水の大切さを認識した。








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