行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

家庭に拡がるコロナ感染クラスター

2020-09-15 22:13:38 | 災害

ここへ来て新感染者が減少傾向で、気の緩みがでたのか栃木県佐野市でのホームパーティで20人以上のクラスターが発生したとのニュース、深夜までカラオケで盛り上がったようだ。佐野市は独自の緊急事態宣言を発した。昨日止む得ない用事があり、久し振りに電車に乗り神奈川県大和市に出かけ、ついでに定食屋でランチを取った。昭島の外食チェーンと同じようにアクリルでの仕切り、除菌剤の設置などコロナ対策は日常化している。外出すると1日に何回も手を除菌することになる。ところが、ホームパーティとなるとアクリルでの仕切りは難しい。精精、手の除菌ぐらいで狭いのでソーシャルディスタンシングもとりづらい。そうした環境ではホームクラスターが発生しやすい。

会食するとき、専門家は、食事の時はしゃべるな、しゃべるときは口で手を覆ってというが、一杯飲めばつい忘れてしまう。当分家族以外の友人を呼ぶホームパーティはむしろ危険で、外食チェーンやホテルで実施した方が安全だ。

フランスからのニュースだと、8月に入り、マルセイユとボルドーで感染者が再び増え、ロックダウンとなった。8時以降の酒類の販売や公共の場での禁酒など、ワインの銘醸の地も危機だ。これもロックダウンから開放され油断したからだ。急遽6人以上の会合は禁止された。となりのイタリアではEU諸国からの観光客も受け入れ、ノーマルに戻りつつあるのとは対称的だ。イタリアの新規感染者は1425人とフランスの8325人より少なく、生真面目に3密を避け、マスクをする習慣が徹底したことが要因のようだ。

 

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