M2の山と写真

午年の馬力で近場の四季の山々をトレッキング

17 坊村から武奈ケ岳 比良横断 2017.02.22

2017-02-23 | 山行746


2017.02.22(水) 今年17回目の山行 天候 晴れ後曇り 単独

[行程]  坊村バス停ー御殿山ー武奈ケ岳ーパノラマルートー八雲ケ原ー北比良峠ー大山口ーイン谷口ーJR比良駅

愛宕山系竜ケ岳の積りだったが好天の予報を信じ武奈ケ岳に行く事にした。

堅田駅前バス停で花巡りさんに出会った。聞けば西折立山から小出石に縦走との事だった。

花折峠口で下車する花巡りさんと別れた。坊村で降りたハイカーはM2含め二人だけだった。

ヘルとピッケル携行の若い人は直ぐにスタートして行った。その時は武奈ケ岳とは思わなかった。後刻武奈ケ岳山頂から降りて来る彼に出会った。更に言えばJR比良駅でも階段を登るのを見掛けた。

坊村からの舗装道路は凍結している所も有ったが行ける所までアイゼン装着を延ばした。

御殿山コースに入ったが直ぐに装着を余儀なくされた。先行のカップルも装着中だった。

九十九折の登山道は殆ど直登にトレースが付けられていた。これはかなりきつかった。後続のカップルは手こずっているのか直ぐに見えなくなった。

今日は足が攣らないようにコマメな給水と塩分補給を心掛けた。効果は有ったのか最後まで攣ることは無かった。

夏冬道分岐の手前から早くも下山者に行き会った。御殿山に着いたのは丁度12時だった。数分小休止して降り始めると4人が急坂を登って来た。

トレースを空けて挨拶を交わしながら待っていると白髪のハイカーがいた。自分の事は忘れて高齢者もこんな所に来ているのだと思った。この人こそ北比良の里通信のTさんだと翌日分かった。

この後山頂までに2人と出会った。すべてが坊村ピストンばかりだった。先程から後ろを振り返っているがカップルは姿を見せない。

ひょっとしたら途中で諦めて引き返したかも知れない。

武奈ケ岳山頂に着くと早くも西の方から薄雲が増えて来た。

風も寒く昼食は八雲の積りでパノラマルートを目指した。

先程行き会ったピッケルさんは既にスノーシューを付けていた。

スノーシューは行ける所まで行ってからと思った。パノラマルートに差し掛かると太腿まで嵌る事も有ってスノーシューに付け替えた。

八雲ケ原では簡単な行動食を食べただけで北比良峠に向かった。この辺りで足が攣る事が多いがきょうは未だ大丈夫のようだ。

これだけ積雪の多いダケ道を降るのは初めてでいつもと違う感じがした。

ここまで辛抱して来たが右足の甲がスノーシューの締め具合で痛むのに耐えきれず脱いだ。雪は柔らかいのでアイゼンも付けずにダケ道を降って行った。

カモシカ台の手前、下り斜面で少し滑ってトレースを外れ左足が嵌りこんだ。この時上体は前方に行くので膝に強い負荷がかかった。

強い痛みが走りこれはやばいと思った。痛みは一瞬で何とか歩けそうなので、そろりそろりとカモシカ台まで降りて行った。

カモシカ台で再びアイゼンを付けてトレース芯を外さない様ゆっくりと下山して行った。

大山口に着いてもう大丈夫だろうとアイゼンは外した。この時東稜道から堂満岳に登った人がいてノントレで大変だったと聞かされた。

さもあらんと納得した。左膝の違和感はあるがゆっくりとイン谷口、比良駅を目指した。


歩行時間 6時間30分 休息 44分 合計 7時間14分 歩行距離 14.2km

コースタイム

坊村バス停発     9.44
登山口        9.51-58 アイゼン装着
給水        10.33-35
窪地        10.49-51
見晴台       11.45-45
御殿山       12.00-04
1P 12.20
2P 12.30
武奈ケ岳      12.44-48
コヤマノ分岐    13.01
八雲分岐      13.05
八雲ケ原      13.51-14.01
北比良峠      14.18-20
カモシカ台     15.13-19
大山口       15.54-16.01
イン谷口      16.20
JR比良駅着     16.58


         坊村バス停発  9:44

         三宝橋

         明王院

         御殿山ルート登山口  9:51-58 アイゼン付ける

         ほぼ直登

         ここで給水  10:33-35

   直登は続く

         窪地  10:49-51

         トラバースから右上に

         尾根に乗る

         標識の裏側を通る  11:11

         尾根を行く

         夏冬道分岐は分からない

         たっぷりと積もっている

         いつの間にか冬道に



         冬道の雪庇





         振り返る

         

         冬道

         見晴台  11:45

北山の峰々 山座同定が出来ないのは残念







         御殿山へ



         御殿山  12:00-04

         御殿山からびわこの向こうに鈴鹿山系

         びわ湖バレー

         武奈ケ岳



         御殿山を降りながら

         第一ピーク  12:20

         武奈ケ岳

         第一ピークを降る下山者

         御殿山とびわ湖バレー

         首を出す堂満岳

         西南稜から武奈ケ岳







         第二ピーク  12:30

         西南稜





         武奈ケ岳  12:44-48

山頂からの展望 釣瓶岳と蛇谷ケ峰

         釈迦岳とヤケオ山

         ナガオ リトル比良 伊吹山

         琵琶湖の向こうに霊仙山

         びわ湖バレー

         コヤマノ岳

         沖島と北比良峠

         だんだんと西から降り坂

         西南稜

         まずコヤマノ分岐へ

         釈迦岳とヤケオ山

         コヤマノ分岐はショートカットで外れている

         双耳峰の武奈ケ岳 空はもう鉛色



         タップリと積もったブナ林

         八雲分岐  13:05

パノラマルートへ

         右手に見えるコヤマノ岳

         パノラマルート

         釈迦岳とヤケオ山



         リトル比良 竹生島

         ナガオ 竹生島 金糞岳

          パノラマルート



八雲ケ原北池  13:51-14:01

束の間のノントレース



         北比良峠  14:18-20

         琵琶湖 内湖

          ダケ道 神璽谷分岐

          細尾根

          ダケ道



          カモシカ台  15:13-19

          正面谷

          大山口  15:54-16:01

イン谷口  16:20

JR比良駅着  16:58