ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

街に雪なしⅢ

2012-04-16 11:29:17 | Weblog
 画は歌川 國貞 (三代豊國)

 天明6年(1786年)~元治元年(1865年)

 号は、香蝶楼・一雄斎・五渡亭など  


      &


 歌川広重 (安藤広重)

 寛政9年(1797年)~安政5年(1858年)

 号は一立齋(いちりゅうさい)         作



  「雙筆五十三次  白須賀」  「汐見坂眺望」です。


☆曇り。

醜悪なタカリやどもが、

◆http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120416/k10014467171000.html
NHKニュース 4月16日
日米協議 グアム移転費の負担は平行線

在日アメリカ軍の再編計画の見直しを巡って、15日夜、日米の外務・防衛の局長級協議が行われ、
アメリカ側が沖縄の海兵隊をグアムに移転するための費用について
日本の負担額を増額するよう求めたのに対し、日本側は難色を示し、協議を続けることになりました。

日米の局長級協議は、15日夜、東京・港区にある外務省の麻布台別館で行われ、
日本からは外務省の伊原北米局長や防衛省の西防衛政策局長、
アメリカからはキャンベル国務次官補らが出席しました。
この中でアメリカ側は、沖縄の海兵隊をグアムに移転する際に、施設の整備などにかかる費用について、
日本政府の財政支出を、すでに決まっている28億ドルから増額するよう求めました。

これに対し日本側は、海兵隊のグアムへの移転規模が当初の8000人から4000人余りに縮小するのに
費用負担が増えることになれば「国民に合理的な説明ができない」として難色を示したため、
協議を続けることになりました。
また、今月末からの大型連休に日程の調整を進めている野田総理大臣のアメリカ訪問を踏まえ、
来週にも再編計画の見直しに関する中間的な報告書の取りまとめを目指すことになりました。

一方、協議では、北朝鮮が人工衛星としている事実上のミサイルを発射したことについて、
北朝鮮によるさらなる挑発行為を阻止するため、両国が連携していくことでも一致しました。
協議のあと、キャンベル次官補は記者団に対し、
朝鮮半島を巡る次の一手を考えた場合、日米両国は、可能なかぎり緊密な連携を取っていく必要がある
と述べました。




◆http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-13/2012041301_05_0.html
しんぶん赤旗 2012年4月13日
米軍移転経費  外国の基地にまで税金使うな

野田佳彦首相は連休中に昨年9月の就任後はじめて公式にアメリカを訪問し、
オバマ大統領と米軍再編見直し問題などを話し合う予定です。

日米両政府は首脳会談前に米海兵隊の再配置などについての「中間報告」をまとめ、
首脳会談で米軍再編見直し協議を加速させようとしています。
見直しの焦点の一つが沖縄での新基地建設と切り離したグアム移転などの経費の負担問題です。
アメリカいいなりでは日本の負担は大きくなるばかりです。
米軍基地に苦しむ沖縄県民をだしにした米軍再編経費の異常な負担はやめることが重要です。


日本側が「打診」


2006年の「日米合意」は米海兵隊が移転するグアムでの基地建設費のうち、
6割にあたる60・9億ドル(当時のレートで約7100億円)を日本が負担すると決めています。
沖縄の米海兵隊8000人とその家族9000人をグアムに移転することを前提にしています。

しかしこの沖縄海兵隊のグアム移転計画は、移転とパッケージ(一括)にした沖縄での新基地建設計画が
県民のたたかいで行き詰まったうえ、アメリカ国内でも議会などから軍事費削減を迫られ、破綻しています。
このためアメリカ政府は移転する海兵隊の数を削減し、一部をハワイなどに移転するとしています。

アメリカ側の都合で合意をほごにした以上、日本のグアム基地建設費の負担は取り消すのが筋です。
ところが日本政府は負担額の削減すら要求しません。
逆にアメリカの負担増要求に応える方向で検討をはじめています。
しかもグアム周辺のテニアンなどの米軍基地を自衛隊が訓練のために使うという名目で、
新たにその整備費まで負担する案まで打診しています。
アメリカ政府の歓心を買うことしか考えない野田政権の卑屈な姿勢を示すものであり、
まったく道理はありません。

グアムやテニアンなど、外国にある米軍基地のための費用を負担するなど世界にありません
世界に例がないと外務省も認めています
アメリカいいなりに増額を受け入れるのは野田政権が主権を守る意思も姿勢もないことを示すものです。

もともとアメリカがグアムなどに海兵隊を再配置するのは、アジア太平洋重視の軍事戦略のためです。
日本が費用を負担するのは戦争支援行為そのものです。
戦争を放棄した日本がアメリカの戦争拠点づくりのために費用負担するのは、明白な憲法違反です。
日米安保条約にも米軍地位協定にも根拠がありません。
どんな口実を並べ立てても、グアム移転費などの負担は許されるものではありません。


国民は納得しない


玄葉光一郎外相は、10日の日米外相会談で米軍再編経費の負担は
「日本国内で十分説明できるものでなければならない」とのべました。
グアムでの米軍基地建設費はもちろん、グアム以外の米軍基地の整備費の負担は国民に説明のつかないもの
であるのは明らかです。国民の血税を一円たりとも使うのは許されません。

道理のない米軍のための費用負担をやめ、むだな軍事費を削り、東日本大震災の復興と
国民生活のために使え
という国民の願いに応えることこそ、政府の務めです。




醜悪なジャパンハンドラー「カート キャンベル」、来日中のようですw

語るに落ちたわけだが、「朝鮮半島を巡る次の一手を考えた場合」、これですよ。

何度も申し上げてきたところだが、日本にとって韓国防衛の義務などないハズだが。

事実上、米軍のゴリ押しに付き合わされてきたわけです。

半島のことは鮮人同士で決めれば良いこと、日本には関係ない、迷惑はゴメンだ、

これだけのこと。

北鮮は米帝の噛ませ犬、軍人商売のツールに過ぎない。

「日米安保廃棄通告」が至当なのです。  赤旗がまさに正論。



國貞&広重、二枚目、



「東都高名会席尽」 「名古屋山三」です。



当ブログ既報の内容だが、おぞましき限りだ、

◆http://quasimoto.exblog.jp/17771360/
Kazumoto Iguchi's blog  2012年 04月 14日
「紙の爆弾」 藤原肇と本澤二郎の対談 : 暴走する”松下ホモ人脈”が日本を潰す!?

みなさん、こんにちは。

いやはや、阿修羅掲示板にある、下の記事は意外に面白い記事である。
どじょうの脳味噌の野田内閣の頭上に「紙の爆弾」が炸裂
http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/831.html

これは、「日本はホモによって絶滅させられてしまう」という、にわかには信じ難い話である。
元記事はかなり長いが、非常に興味深い内容があるので、ここにもメモさせてもらおう。以下のものである。
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CIAに喰われた野田政経塾内閣に日本は潰される! 暴走する”松下ホモ人脈”
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/kaminobakudan201204A.html

藤原肇(フリーランス・ジャーナリスト、慧智研究所長)
本澤二郎(政治評論家、元『東京タイムス』政治部長)


野田政権の根っこはCIAとホモ

 - 今回は、厳しい政権批判を続けてきた二人のジャーナリストに現政権の問題を指摘していただきたいと思っています。
 まずは、『平成幕末のダイアグノシス』(東明社)
 という衝撃作を世に問うた藤原肇さんです。日本の政治と裏社会の実態を知りたいなら、従来の「暴力団、、半島」の三要素では不十分、
 これに「ホモ人脈」があり、CIAが対日工作するとき、この「ホモ人脈」が動いて政界・財界を動かしているという内容は、ショッキングでした。

藤原 
 日本では異常に見える新奇な仮説が、世界では常識であることが多い。
 その一例が政治や諜報の世界におけるホモ人脈の問題です。英国のMI6とKGBの争いをはじめ、CIAが使う脅迫の道具として、
 ホモ問題が活用されてきたのはインテリジェンスの世界では常識ですね。それが中曽根政治の背景だったし、
 リクルート事件でもホモ恐喝があったではないか、というのが『平成幕末のダイアグノシス』の執筆動機でした。
 九五年発行で、残念ながら絶版になっていますが。

 - それで野田政権も?

藤原 
 ええ。政経塾出身の野田政権も根っこになるのは、CIAコネクションとホモです。金権政治ならぬ「ホモ政権」。

 野田政権誕生で、日本の運命は大きく変わりそうです。

 - 本澤二郎さんは菅直人内閣発足直後に 「ハッキリ言って、菅直人には人格に問題がある。
 そういう男が権力を持つと権力を維持するために何をやるかわからない」と糾弾し、
 その後の3・11で見せた狂気の政権を、いち早く「予言」しました。

 その本澤さんが、強く懸念を感じているのが「松下政経塾」の存在です。

本澤 
 まず政経塾の思想や政治教育は、皇国史観に基づく超国家主義ということを理解しないといけません。
 それ以上に問題なのは、母体となった松下電器の巨大な広告費です。
 松下財閥の広告費の魅力に抵抗できるメディアが日本にはない。結果、日本の大手マスコミは政経塾政権の危険性について
 批判することもなければ、批判的な見解を持つ人の意見も記事にしないし、日本がいかに狂っているかも報道しません。
 松下(現パナソニック)、トヨタ、東電の広告御三家が日本を支配し、大本営発表で国民を編し続けてきたから、
 日本は再び亡国の危機に見舞われているのです。

 - 一〇年度の広告費でいえば、第一位がトヨタで一〇五六億円、二位がパナソニックで八三一億円、
 東京電力は単体では二八六億円で十八位ですが、電力グループ全体では八五人億円、
 原発のPRを担当する電事連を含めれば一千億円を突破します。
 トヨタや東電は献金や選挙支援で政界工作をしていたが、パナソニックは子飼いを政権の座につけた。
 それは何を意味するのでしょうか。

本澤 
 一例を挙げれば、小沢潰しのキャンペーン。これは巨大な宣伝広告費によって懐柔されたマスコミが、
 "マスゴミ"になり果てた証拠。
 御三家の巨大な広告費に中毒したメディアは口を閉ざし、その結果、出現したのが「政経塾政権」です。
 こんなひどい超国家主義を前面に掲げ、皇国史観を信奉する反動政権が登場したのは、
 明らかにメディアの批判精神の欠如が原因です。

 - 莫大な広告費で絶対にメディアから批判されない政権。なるほど、やりたい放題になる可能性は高いですね。

藤原 
 政経塾第一期生の野田が首相になり、ファシスト的な思想で政治を動かすという点。
 これは、中曽根内閣以来三〇年ぶりといってよく、超国家主義路線が日本に君臨したことになる。
 本澤さんが「予言」した通り、無能を露呈した菅内閣は、ぶざまな迷走と醜態を曝けだして自滅し、
 ドサクサのなかで野田内閣が登場したわけですが、これは「羊の皮を被った狼」内閣です。

本澤 
 「ドジョウ内閣」を自称しても、野田首相はA級戦犯の存在を否定し、大東亜共栄圏の復活を目指す点で、
 財界の操り人形にすぎないですからね。なにより、組閣の前に財界を表敬訪問している。

藤原 
 首相がそんな恥知らずなことをすれば、財界が日本国の主人公だと言い切るのと同じ。
 主権在民など吹き飛んでしまう。

本澤 
 そんな体たらくが政経塾政権の実態。
 その財界がアメリカ追従をしているから、日本政府が米国に隷属することになる。
 しかも、それを批判するメディアがない。本当に情けない国になってしまった。
 さらに隷属だけでなく、ナチス思想までアメリカの手で教え込まれている。
 日本の社会は破壊されつくしてしまい、亡国する以外に選択はなくなります。

藤原 
 政経塾政権によるナチス化が進めば、日本は全体主義に向けて邁進、マスメディアは翼賛体制化しますから、
 中曽根が実現できなかったファシスト革命が、放射能汚染の日本列島を制圧します。

本澤 
 そうなると救い難い地獄絵になる。

 CIAに操られる日本は「属国」以下の「属領」

 - やはり政経塾内陶は、アメリカによる対日工作、
 TPP(環太平洋戦略的経連携協定)を含めた経済植民地化のためにでっち上げられたのでしょうか。

本澤 
 政経塾OBの政治家には、地方自治体の首長が多い。民主党と自民党にも送り込まれで、日本の政治を動かしているんです。
 米国に送られて洗脳された者が多く、その洗脳の機関がジョージタウン大学のCSIS(戦略国際問題研究所)。
 そこは米国におけるナチスの地政学の砦です。
 また、京セラの稲盛財団が資金を提供し、イエズス会が支配しているという事実を知り、これには唖然としました。

 - CSISは小泉純一郎の次男の小泉進次郎をはじめ、浜田和幸などが籍を置いたことでも有名です。
 表向きは国際的な公共政策の研究所だが、実質はアメリカ軍のシンクタンクでイスラエルに兵器を供給し、
 中東戦争によって石油価格を高騰させる、石油王ロックフェラーのための石油価格コントロールセンターとも噂されます。

藤原 
 CSISの日本部長がマイケル・グリーンで、彼に育てられたのが小泉進次郎ということだけで、どんな組織か一発でわかる。
 ほかにも米軍の立川基地の防人として、CSISで訓練された長島昭久がいる。彼は自民党の石原伸晃の秘書をやって渡米し、
 SAIS(ジョンズホプキンズ大学高等国際問題研究大学院)ではプレジンスキー教授のゼミで仕込まれ、
 防衛省の政務官を経て野田の首相補佐官です。民主党の最高顧問・渡部恒三の息子の渡部恒雄は、CSISに陣取って東京に指令を出し、
 それを受けて内閣では政経塾OBの玄葉光一郎(外相)や長浜博行(官房副長官)が動く。
 また、民主党の要職は前原誠司(政調会長)や樽床伸二(幹事長代行)が受け持ち、対米従属の政治を推進しています。
 もちろんCSISの背後にはCIAがいて、日本の政治を取り仕切っている。
 日本政府がワシントン政府に追従するなら属国と呼んでも間違っていないが、
 政府の下部機関のCIAに操られる以上は、私は属領と呼ぶしかないと考えます。

 - たしかに、CSISを設立したデイビッド・M・アブシャイア(博士)(中央)
 と稲盛和夫は「アブシャイア・イナモリ・リーダーシップアカデミー」をCSIS内に作った。稲森は、
 生前から松下幸之助と昵懇で政経塾の世話人となってきた。
 その稲森が典型的な「ジャパン・ハンドラー」であるCSISに、政経塾メンバーを送り込むという構図ですね。

本澤 
 政経塾は民主、自民にのみに塾生を送り込んでいると思っでいましたが、すでにみんなの党にも潜り込んでいます。

 -衆参合わせて自民が六名±三名、民主が二五名±二名、首長が二名ですが、これにみんなの党も加わっている、と。

本澤 
 一〇年の参院選で当選した江口克彦なる人物です。彼は、なぜか、みんなの党の最高顧問となっています。
 そして江口は松下幸之助の側近中の側近(注:松下幸之助の「隠し子」といわれている。下のおまけ参照)。
 江口は松下の意向を受けで、松下政経塾の司令塔であるPHP研究所の社長になっでコントロールしていたんです。
 その人物が最高位に就任している以上、「みんなの党」は松下政経塾政権の別働隊と分析できる。
 人気上昇中のみんなの党にも、すでに唾を付けでいたわけですよ。

 - 「みんなの党」の資金源は何なのか、疑問視されていましたが、
 江口を通じて松下財閥である可能性が高い、と。根っこは政経塾政権と一緒となります。

本澤 
 すでに危険な兆候は現れています。
 野田政権は、日本の農漁業や福祉・医療に大打撃を与えるとみられているTPPについて菅内閣同様に熱心です。
 いうなれば売国政治。まったく酷い状況です。

 内閣調査室にコントロールされた「文藝春秋」

 - それでもマスコミは広告費というアメで政経塾内閣を批判できない。
 TPPにせよ、パナソニックとトヨタは大賛成ですからね。

藤原 
 その件の背後に電通と三宝会があります。
 三宝会の存在を世に知らしめた平野貞夫元参議院議員との対談で知ったことなんですが、
 やはり中曽根内閣によるバブル経済時代に、財界によってすでに準備が始まっていたそうです。
 しかも中曽根はCIAと結んで日本の核装備のために、原発の建設を財界とともに推進して、
 現在の破局の基盤作りをしていたんだし、それに協力したのがマスコミという構図です。

 - 平野貞夫氏の著書『平成政治20年史』によれば、この三宝会は竹下登元首相の指示で九六年に設立された。
 新開、テレビ、週刊誌、政治家、官僚、評論家が集まって、自民党にとっで最大の脅威だった小沢一郎を
 メディアの力で抹殺する作戦が展開された。最高顧問は竹下登、
 世話人が高橋利行(読売新聞世論調査部長)、後藤謙次(共同通信 編集委員)、芹川洋一(日本経済新開政治部次長)、
 佐田正樹(朝日新開電子電波メディア局局長付)、湯浅正巳(選択出版)などが実名で出ている(肩書きはすべて当時)。
 いま現在は、共同通信、ホリプロ、朝日、毎日、読売、日経、TBS、日テレ、フジ、テレ朝、講談社、文春、プレジデント、
 選択、朝日出版社が会員だというから、狙われたら抹殺されるでしょうね。

藤原 
 私の読者に松橋息光さんという、警視総監に次ぐ警視監をやっている人がいて、その彼の警備局時代のエピソードが面白かった。
 松橋さんの上司の川島という人物が、何かトラブルがあると「田中を呼べ、田中を呼べ」と命令するそうなんですよ。
 その田中というのは、文藝春秋の田中健五、当時の文藝春秋の取材記者ですよ。

- 田中健五は「諸君!」初代編集長で文春タカ派路線の生みの親でしたね。

藤原 
 右翼の日本文化会議の機関誌が、内閣調査室の資金で文藝春秋から出て、保守的な言論活動を展開したわけですよ。

本澤 
 あっておかしくない話です。

藤原 
 田中健五は「諸君-!」から「文藝春秋」の編集長を経て、その後は社長にと出世していくわけですが、
 大量の政府広報が記事のスタイルで、政府の機密費として文藝春秋に流れたことは、誌面を占めた政府提供記事で明白です。

本澤 
 読売新聞オーナーで、日本初のテレビ局を作り、中曽根とともに原発を推進した正力松太郎社長は、
 CIAのスパイになって「ポドム」という暗号名まで持っていた。
 文藝春秋とともに読売はけしからんメディアだとわかる。
 警察官僚で内調出身の川島広守は内閣官房副長官を経て、巨人の代弁者としてセントラル・リーグの会長に就任した。
 CIAのスパイだった正力松太郎や、読売ジャイアンツとの関係で、野球は警察利権。CIAの管轄下にあるのだそうです。

藤原 
 正カの右腕として米国と読売を結び、正カをCIAのスパイにする役目を果たした柴田秀利の『戦後マスコミ回遊記』を読めば、
 そういった野球の役割についてよくわかる。その延長線上に長嶋と中曽根の関係が奇妙な形で浮かび上がってくるし、
 さらにCIAとホモ人脈が絡んでくる。

本澤 
 そのCIAですが、日本人はなかなか、その存在がリアルに理解しにくい。
 実際にCIAは、米国大使館のなかにあるだけでなく、色んな形で企業に入り込んでいる。
 ソニーやメリル・リンチなどの中でも働き、内部から情報を集める。そういう現実があるのに、知られていませんよね。
 東京にはCIA関係者が何百人もいて、色んな形で工作をしているらしいですが、
 これまでの藤原さんの経験からして、どうご覧になっていますか。

藤原 
 特殊な計画や事業に入り込むだけでなく、大学関係者でも、語学力や実務経験を生かしながら、情報を嗅ぎまわる者がいます。

本澤 
 大学関係者というのは予想外。盲点ですね。

藤原 
 九〇年代、私はサントリーと共同事業をした関係で、子会社のTBSブリタニカの社長室や編集部に出入りが自由でしたが、
 同じ場所に「ニューズウィーク」の編集部があった。そこで誰を見かけたと思いますか? 
 当時のCIA日本部長のエズラ・フォーゲル。ここも彼らの巣だったかと、呆れるやら恐ろしくなるやら。

本澤 
 ニューズウィークがそうでしたか。

藤原 
 ロッキード事件の時に登場したハリー・カーンは、ニューズウィークの元編集長。
 CIAコネクションは世問的にはバレています。

本澤 
 ハリー・カーンが岸信介の英語の教師になり、グラマン事件に絡んで岸をCIAのスパイにしたのは有名ですね。

藤原 
 「ニューヨークタイムズ」のワイナー記者が書いた『灰の遺産』に、そのことは詳しく書いてある。
 昔は東京に大物スパイがたくさんいて、雑誌の編集長クラスはほとんどスパイでしたよ。

 - ハリー・カーンはGHQの「アメリカ対日協議会」(ACJ)のエージェントだったといわれていますよね。
 ACJはA級戦犯の釈放、公職追放された旧官僚の復職、解体された財閥の復興を仕切ったことで、
 戦後の日本に「ジャパン・ロビー」ともいうべき組織を作り上げていた。
 その中心メンバーなのに、その実態は本当に闇に包まれています。

藤原 
 彼らの諜報戦の裏工作に「ホモ関係」は重要な役割を演じてきたのです。



國貞、三枚目、



「東海道五十三次の内」 「袋井」 「忠信」です。



 男が男に惚れる世界

 - ジャパン・ロビー、ジャパン・ハンドラー、
 そうしたネットワークを形成する過程で「ホモ」が問わっでくる、と?

藤原 
 ええ。諜報戦の資料やナチス史を読めば、ホモ関係がいかに重要な役目をはたしていたのかわかります。
 「長いサーベルの夜」で突撃隊(SA)が殲滅され、「スパイキャッチャー」でKGBがMI6を崩したのも、
 ホモ人脈を操った謀略戦の代表例です。

本澤 
 言われでみるとたしかにその通りだが、われわれ常識人にとっでは異常の世界。
 その辺のところが理解が難しくて、簡単には受け入れ難い面があるのです。

藤原 
 日本には昔から衆道の世界があって、『葉隠』に三島由紀夫が傾倒していたのは、
 殿に命を奉げる殉死の美学だし、天皇制は男が男に惚れる世界だという。その点で日本は世界に冠たるホモ天国だから、
 日本に住みつく米国人の半分は、ホモ趣味への魅力だと、
 人類学者のシーラ・ジョンソンが、『アメリカ人の日本人観』に書いています。

本澤 
 そこまで言うと身も蓋もなくなりますが、
 天皇制が国家主義者にとって衆道の擬態なら、女性天皇の登場が必要になりますね。

藤原 
 そこで松下政経塾ですよ。松下幸之助は塾生と一緒に風呂に入り、背中を流し合うのが晩年の道楽だったから。
 それが松下政経塾の始まりという説もある(笑)。
 また、政治家と秘書との関係に似たものがあり、秘密を共有する快感があるといいます。

 - なるほど。日本と違い聖書によって男色が否定されていた西洋では、
 つい最近まで男色行為の発覚は社会的な死に直結していた。
 日本も戦後長らく欧米なみのホモ弾圧があって、派手な「ホモ行為」が暴露されてしまうと復帰できなかった。
 不倫や愛人、それこそ汚職で逮捕されても復帰はできるのに。

藤原 
 このたぐいの話はタメにする噂も多くて、うかつに信じたら大火傷するけれど、無視できないものが多くて困ります(苦笑)。

 - 政経塾に入ると、ごく当たり前にホモ行為が行なわれていて、それをしなければ仲間にしてもらえないという状況なら、
 多分、入塾するような連中はやっちゃうでしょうね。で、それをCIAなどに証拠を押さえられて首根っこを掴まれる。
 たしかに、いまの野田政権の姿を見ていると弱みを握られ、利用されているのは間違いないでしょう。
 それが汚職や女性スキャンダルではなく、ホモだとは……。
 本当に情けなくなります。今日は貴重なお話、ありがとうございました。

_____________________________________________________


おまけ:
藤原肇・本澤二郎が語る日本の現在と未来 -松下政経塾政権のスタートとその真相-
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai111102.html




いやはやなんともw

これが闇のひとつの側面なのでしょう、病み爛れて腐臭を発しておるわなぁ。

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