画は歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)
号は、香蝶楼・一雄斎など 作
「十二月ノ内」より
「霜月 酉のまち」です、三枚組みの左。
*女性が持つのは頭の芋(とうのいも)とか。
酉の市は参詣者で混雑し、熊手や頭の芋、
黄金餅などが縁起物として売られました。
頭の芋は蒸して笹に通して売られ、
人の頭(かしら)に立つという名が喜ばれました。
頭の芋は里芋の中の親芋子芋兼用の品種で、
現在の八つ頭に相当するようです。
☆雨から雪になりました。
さて、はや霜月も終わり明日からは師走、これでいいのか?
◆http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1227455575/l50
*2008/10/28(火) 14:22:17 ID:+UQByYtSO
夜の名古屋駅前に行ってみ。
沢山の若い男が、大きな鞄抱えて朝までうなだれているから。
こいつら派遣でクビ切られた連中だろうな。
既に半分はホームレス化しとるし。
昨日の夜中、俺が仕事帰りに通ったら
「すみません…百円恵んで下さいませんか?何も食べてなくて…」
なんて言われてさ可哀相だから500円玉くれてやったよ。
派遣会社は最期まで面倒みろっての。
犬猫じゃあるまし。
名古屋駅前、治安悪すぎるぞ。
↑
各自治体、手段を尽くせと言いたい。 国はダメ、庶民などどうでもよい。
相談だけでも聞いてやらないと、途方にくれているはず。
労働組合今こそ出番だ、不当解雇を許すな。
こりゃぁ至急、貧困大国アメリカの食料券「フードスタンプ」導入必要。
◆http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008112901_all.html
◎亀井代表代行バッサリ首相斬り「党首討論は小沢圧勝」
「マンガばかり読んで国民のことを考えてない」
麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表による初めての党首討論が28日午後、
行われた。これまで、パフォーマンス上手の首相が討論開催に積極的で、
口下手の小沢氏が難色を示しているといわれたが、
国民新党の亀井静香代表代行は夕刊フジの取材に対し、
「小沢氏は堂々として貫禄があったが、首相は逃げていた。
7対3で小沢氏の圧勝だ」と軍配を上げた。
【人間が軽いから言葉も軽いのか】
第2次補正予算案提出をめぐり、「今すぐ提出せよ」(小沢氏)、
「今国会は出せない」との押し問答が続いた討論。
亀井氏は、首相があれほど拒否した理由について
「2次補正の目玉である定額給付金が経済対策でも生活支援でもなく、
国家権力による選挙買収だとバレたのが原因だろう。
あまりにも国民をバカにしている。首相は(今国会に提出することで)
醜態を晒したくないのだろう」と語る。
小沢氏が追及した首相の失言と言葉の軽さについても、
「マンガばかり読んで、国家や国民のことを深く考えていない証拠。
人間が軽いから口から出てくる言葉も軽いのか。
最近の歴代首相を見て『俺にもできる』と思ったのかもしれないが、
首相になったことが間違いだ」と指摘した。
一方、小沢氏に対しても「首相を問いただすだけでなく、
野党第一党の代表として、『日本をどうするのか、どうあるべきか』
という国家観や歴史観も聞きたかった」と注文をつけた。
【麻生内閣はもうおしまい】
約45分間の党首討論を見て、「麻生内閣はもうおしまいだ」
と結論づけた亀井氏だが、
「首相には福田康夫前首相のように自ら身を退く気はないだろう。
来年9月の任期満了までポストにしがみつくのではないか。ただ、
そうなれば日本の政治は死ぬ」という。
そこで、今後の亀井戦略について聞いた。
「米国では来年1月、資本主義を暴走させ、
格差社会を進行させたブッシュ路線を大転換させるオバマ政権が誕生する。
日本では小泉純一郎政権がブッシュ路線を推進し、
その中核にいたのが麻生太郎だ。首相に大転換の舵は切れない」
「来年の通常国会が勝負だ。国会冒頭、
『国民生活が大変な時に、何の手も打たなかった』
『小泉路線の中核にいながら総括をしていない』として、
参院で首相の問責決議案を可決させる。
野党結束して『解散か、総辞職か』を突き付ける。腹を決めてやる」
ZAKZAK 2008/11/29
◆http://www.muneo.gr.jp/html/index.html
2008年11月29日(土) 鈴 木 宗 男
<略>
麻生邸へ向かう際に無許可でデモをしたとして、
都条例違反や公務執行妨害等で現行犯逮捕された3人に対し、
東京地検は起訴猶予処分とした。
動画をみても明らかに警察の行き過ぎといえる。
「タコ坊主」なる警察関係者の「行け!」という号令で、
ただ歩道を歩いていた青年が逮捕されるというのは異常である。
東京地検の判断を警察側はどう考えるのか注目したい。
権力が行き過ぎた行為に走るのは怖い現象である。善良な市民が、
ある日ある時逮捕されるというのはあってはならない。
読者の皆さんも一緒に考えていこうではないか。
国策操作で事件を作られた私としても、他人事ひとごとでない思いである。
<略>
↑
「阿呆総理」はどうやら売国の疫病神のようですな、
目線の先は「国民」にあらずして「アメリカ」。
今日の道新に記事がありましたが、
『好戦の共和国 アメリカ――戦争の記憶をたどる』
(岩波書店[岩波新書]2008年)
油井 大三郎(ゆい だいざぶろう )著 ご参照。
血塗られたきちがい国家と縁を切るべし、厄災の元凶から。
◆http://zeroplus.sakura.ne.jp/u/2002/0212.html
ジュネーブ条約と捕虜待遇 旧日本軍以外、どこが守った?
[2002年02月12日 東京朝刊]
植民地支配に苦しむキューバの人々を解放するといって米国は
一八九八年、スペインに宣戦した。
いわゆる米西戦争だが、でも米国の真のねらいはキューバではなく
太平洋の彼方(かなた)のもう一つのスペイン領植民地
フィリピンだったといわれる。
というのも米国は宣戦布告したとき、もうマニラ沖に艦隊を展開していたし、
フィリピンの抵抗勢力アギナルド将軍に独立を約束して
内陸側からスペイン軍を攻める手はずも整えていた。それだけではない。
スペインは半年もたたずに降伏し、キューバはめでたく解放される。
しかしフィリピンの方はそうはいかなかった。
米国にはここを解放する意図はなく、ただちに植民地にすると言い出す。
約束を破られてアギナルドは怒り、
それから三年間も米国との間に血みどろの戦闘が続いた。
やっぱりこっちが本能寺という印象である。
この戦いは旧式装備のアギナルド軍がのっけから圧倒的な物量の米軍に押され、
ついにはジャングルに逃げ込んで、小部隊による奇襲作戦に戦法を変えていった。
これを見て米軍司令官アーサー・マッカーサーは
「彼らはもはや正規軍ではない。投降してもPOW(戦時捕虜)の特権はない」
と宣言する。
POWとは、ジュネーブ条約で不当な尋問や拷問から保護され、
良好な給養(食事)や収容施設が保証される。つまり、
この解釈によってアギナルド軍の捕虜は拷問してもいい、処刑してもいい。
何でもありになった。
米上院公聴会での証言によると「水療法」という拷問がよく行われたという。
二十リットルの海水か泥水を飲ませ、それでも白状しないとその水腹を殴る、
あるいは寝かせて巨漢の兵士が腹の上に飛び降りる。
「口から二メートルも水を噴き上げて」絶命した記録もある。
非協力的、というだけで十一人の道案内人がなぶり殺しにされたとか、
米兵が殺されると、同数の捕虜が見せしめ処刑されたとか。
これで「約二十万人が虐殺」(公聴会)されたが、
それを正当と主張する根拠はマッカーサーが下した
ジュネーブ条約の適用解釈によるものだ。
ちなみに彼の息子が後のGHQの主、ダグラス・マッカーサーになる。
この息子も日本の無条件降伏のさい、英国のモンゴメリー将軍とともに
日本軍捕虜の待遇に妙な解釈を打ち出した。
降伏した日本兵をPOWと呼ばず、
JSP(Japanese Surrendered Personnel
=降伏日本軍人)と命名したのだ。
理由はひとつ、POWにすればジュネーブ条約によって
何十万もの兵士に良好な収容施設と食事を与える義務が生じる。
しかし、JSPにすれば「日本軍指揮官が軍紀、及び給養の責任を負う」
ことになって、せこい話だが、経済的な負担を免れるからだ。
だから日本兵は自分たちで捕虜収容所を建て、畑を耕して飢えをしのいだ。
ベトナムのカプ・サンジャック、シンガポールのチャンギーなど
その例に暇(いとま)がないが、
中には人も住まないレンパン島に収容というか放置され、
食糧もないまま一千人余が餓死したケースもあった。
父アーサーの血を濃厚に受け継いだやり口である。
この戦いの初めにはコレヒドールで七万人の米兵が投降した。
バンドンでは三千人の日本軍が攻撃しただけで怖(お)じけづいた
オランダ兵八万人が白旗を掲げた。
いきなり大量の捕虜を抱えた日本軍は貧しい補給の中から、
それでも何とか良好な給養を心掛けてきた。
しかし戦後の戦犯法廷では連合軍捕虜に満足な食事を出さなかった
という理由で多くの日本兵が処刑された。
「降伏軍人」という責任逃れの途があるなら、そうすればよかっただろうが、
ジュネーブ条約の生みの親、国際赤十字社は
そういう無責任放置はホントは条約違反だと小声で言っている。
☆ ☆ ☆
アフガニスタンからキューバのグアンタナモ米軍基地に送られた
アルカーイダの捕虜の待遇はひどい、
ジュネーブ条約に違反するのではと非難する声がある。
でも、この条約を旧日本軍以外の軍隊が
過去に一度でも守ったとは寡聞にして知らない。
高山正之「異見自在」
(帝京大教授)
↑
彼らの本質はいささかも変わらない。
二枚舌のレイシストです、昔も今もこれからもね。
号は、香蝶楼・一雄斎など 作
「十二月ノ内」より
「霜月 酉のまち」です、三枚組みの左。
*女性が持つのは頭の芋(とうのいも)とか。
酉の市は参詣者で混雑し、熊手や頭の芋、
黄金餅などが縁起物として売られました。
頭の芋は蒸して笹に通して売られ、
人の頭(かしら)に立つという名が喜ばれました。
頭の芋は里芋の中の親芋子芋兼用の品種で、
現在の八つ頭に相当するようです。
☆雨から雪になりました。
さて、はや霜月も終わり明日からは師走、これでいいのか?
◆http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1227455575/l50
*2008/10/28(火) 14:22:17 ID:+UQByYtSO
夜の名古屋駅前に行ってみ。
沢山の若い男が、大きな鞄抱えて朝までうなだれているから。
こいつら派遣でクビ切られた連中だろうな。
既に半分はホームレス化しとるし。
昨日の夜中、俺が仕事帰りに通ったら
「すみません…百円恵んで下さいませんか?何も食べてなくて…」
なんて言われてさ可哀相だから500円玉くれてやったよ。
派遣会社は最期まで面倒みろっての。
犬猫じゃあるまし。
名古屋駅前、治安悪すぎるぞ。
↑
各自治体、手段を尽くせと言いたい。 国はダメ、庶民などどうでもよい。
相談だけでも聞いてやらないと、途方にくれているはず。
労働組合今こそ出番だ、不当解雇を許すな。
こりゃぁ至急、貧困大国アメリカの食料券「フードスタンプ」導入必要。
◆http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008112901_all.html
◎亀井代表代行バッサリ首相斬り「党首討論は小沢圧勝」
「マンガばかり読んで国民のことを考えてない」
麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表による初めての党首討論が28日午後、
行われた。これまで、パフォーマンス上手の首相が討論開催に積極的で、
口下手の小沢氏が難色を示しているといわれたが、
国民新党の亀井静香代表代行は夕刊フジの取材に対し、
「小沢氏は堂々として貫禄があったが、首相は逃げていた。
7対3で小沢氏の圧勝だ」と軍配を上げた。
【人間が軽いから言葉も軽いのか】
第2次補正予算案提出をめぐり、「今すぐ提出せよ」(小沢氏)、
「今国会は出せない」との押し問答が続いた討論。
亀井氏は、首相があれほど拒否した理由について
「2次補正の目玉である定額給付金が経済対策でも生活支援でもなく、
国家権力による選挙買収だとバレたのが原因だろう。
あまりにも国民をバカにしている。首相は(今国会に提出することで)
醜態を晒したくないのだろう」と語る。
小沢氏が追及した首相の失言と言葉の軽さについても、
「マンガばかり読んで、国家や国民のことを深く考えていない証拠。
人間が軽いから口から出てくる言葉も軽いのか。
最近の歴代首相を見て『俺にもできる』と思ったのかもしれないが、
首相になったことが間違いだ」と指摘した。
一方、小沢氏に対しても「首相を問いただすだけでなく、
野党第一党の代表として、『日本をどうするのか、どうあるべきか』
という国家観や歴史観も聞きたかった」と注文をつけた。
【麻生内閣はもうおしまい】
約45分間の党首討論を見て、「麻生内閣はもうおしまいだ」
と結論づけた亀井氏だが、
「首相には福田康夫前首相のように自ら身を退く気はないだろう。
来年9月の任期満了までポストにしがみつくのではないか。ただ、
そうなれば日本の政治は死ぬ」という。
そこで、今後の亀井戦略について聞いた。
「米国では来年1月、資本主義を暴走させ、
格差社会を進行させたブッシュ路線を大転換させるオバマ政権が誕生する。
日本では小泉純一郎政権がブッシュ路線を推進し、
その中核にいたのが麻生太郎だ。首相に大転換の舵は切れない」
「来年の通常国会が勝負だ。国会冒頭、
『国民生活が大変な時に、何の手も打たなかった』
『小泉路線の中核にいながら総括をしていない』として、
参院で首相の問責決議案を可決させる。
野党結束して『解散か、総辞職か』を突き付ける。腹を決めてやる」
ZAKZAK 2008/11/29
◆http://www.muneo.gr.jp/html/index.html
2008年11月29日(土) 鈴 木 宗 男
<略>
麻生邸へ向かう際に無許可でデモをしたとして、
都条例違反や公務執行妨害等で現行犯逮捕された3人に対し、
東京地検は起訴猶予処分とした。
動画をみても明らかに警察の行き過ぎといえる。
「タコ坊主」なる警察関係者の「行け!」という号令で、
ただ歩道を歩いていた青年が逮捕されるというのは異常である。
東京地検の判断を警察側はどう考えるのか注目したい。
権力が行き過ぎた行為に走るのは怖い現象である。善良な市民が、
ある日ある時逮捕されるというのはあってはならない。
読者の皆さんも一緒に考えていこうではないか。
国策操作で事件を作られた私としても、他人事ひとごとでない思いである。
<略>
↑
「阿呆総理」はどうやら売国の疫病神のようですな、
目線の先は「国民」にあらずして「アメリカ」。
今日の道新に記事がありましたが、
『好戦の共和国 アメリカ――戦争の記憶をたどる』
(岩波書店[岩波新書]2008年)
油井 大三郎(ゆい だいざぶろう )著 ご参照。
血塗られたきちがい国家と縁を切るべし、厄災の元凶から。
◆http://zeroplus.sakura.ne.jp/u/2002/0212.html
ジュネーブ条約と捕虜待遇 旧日本軍以外、どこが守った?
[2002年02月12日 東京朝刊]
植民地支配に苦しむキューバの人々を解放するといって米国は
一八九八年、スペインに宣戦した。
いわゆる米西戦争だが、でも米国の真のねらいはキューバではなく
太平洋の彼方(かなた)のもう一つのスペイン領植民地
フィリピンだったといわれる。
というのも米国は宣戦布告したとき、もうマニラ沖に艦隊を展開していたし、
フィリピンの抵抗勢力アギナルド将軍に独立を約束して
内陸側からスペイン軍を攻める手はずも整えていた。それだけではない。
スペインは半年もたたずに降伏し、キューバはめでたく解放される。
しかしフィリピンの方はそうはいかなかった。
米国にはここを解放する意図はなく、ただちに植民地にすると言い出す。
約束を破られてアギナルドは怒り、
それから三年間も米国との間に血みどろの戦闘が続いた。
やっぱりこっちが本能寺という印象である。
この戦いは旧式装備のアギナルド軍がのっけから圧倒的な物量の米軍に押され、
ついにはジャングルに逃げ込んで、小部隊による奇襲作戦に戦法を変えていった。
これを見て米軍司令官アーサー・マッカーサーは
「彼らはもはや正規軍ではない。投降してもPOW(戦時捕虜)の特権はない」
と宣言する。
POWとは、ジュネーブ条約で不当な尋問や拷問から保護され、
良好な給養(食事)や収容施設が保証される。つまり、
この解釈によってアギナルド軍の捕虜は拷問してもいい、処刑してもいい。
何でもありになった。
米上院公聴会での証言によると「水療法」という拷問がよく行われたという。
二十リットルの海水か泥水を飲ませ、それでも白状しないとその水腹を殴る、
あるいは寝かせて巨漢の兵士が腹の上に飛び降りる。
「口から二メートルも水を噴き上げて」絶命した記録もある。
非協力的、というだけで十一人の道案内人がなぶり殺しにされたとか、
米兵が殺されると、同数の捕虜が見せしめ処刑されたとか。
これで「約二十万人が虐殺」(公聴会)されたが、
それを正当と主張する根拠はマッカーサーが下した
ジュネーブ条約の適用解釈によるものだ。
ちなみに彼の息子が後のGHQの主、ダグラス・マッカーサーになる。
この息子も日本の無条件降伏のさい、英国のモンゴメリー将軍とともに
日本軍捕虜の待遇に妙な解釈を打ち出した。
降伏した日本兵をPOWと呼ばず、
JSP(Japanese Surrendered Personnel
=降伏日本軍人)と命名したのだ。
理由はひとつ、POWにすればジュネーブ条約によって
何十万もの兵士に良好な収容施設と食事を与える義務が生じる。
しかし、JSPにすれば「日本軍指揮官が軍紀、及び給養の責任を負う」
ことになって、せこい話だが、経済的な負担を免れるからだ。
だから日本兵は自分たちで捕虜収容所を建て、畑を耕して飢えをしのいだ。
ベトナムのカプ・サンジャック、シンガポールのチャンギーなど
その例に暇(いとま)がないが、
中には人も住まないレンパン島に収容というか放置され、
食糧もないまま一千人余が餓死したケースもあった。
父アーサーの血を濃厚に受け継いだやり口である。
この戦いの初めにはコレヒドールで七万人の米兵が投降した。
バンドンでは三千人の日本軍が攻撃しただけで怖(お)じけづいた
オランダ兵八万人が白旗を掲げた。
いきなり大量の捕虜を抱えた日本軍は貧しい補給の中から、
それでも何とか良好な給養を心掛けてきた。
しかし戦後の戦犯法廷では連合軍捕虜に満足な食事を出さなかった
という理由で多くの日本兵が処刑された。
「降伏軍人」という責任逃れの途があるなら、そうすればよかっただろうが、
ジュネーブ条約の生みの親、国際赤十字社は
そういう無責任放置はホントは条約違反だと小声で言っている。
☆ ☆ ☆
アフガニスタンからキューバのグアンタナモ米軍基地に送られた
アルカーイダの捕虜の待遇はひどい、
ジュネーブ条約に違反するのではと非難する声がある。
でも、この条約を旧日本軍以外の軍隊が
過去に一度でも守ったとは寡聞にして知らない。
高山正之「異見自在」
(帝京大教授)
↑
彼らの本質はいささかも変わらない。
二枚舌のレイシストです、昔も今もこれからもね。