ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

よいお年を

2007-12-28 10:19:01 | Weblog
 画は歌川広重(1797年)~(1858年)

            &

   歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)作

    

  「雙筆五十三次」シリーズより


  「大津 あふ坂やま せきの清水」です。



* 『積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)』

関兵衛 せきべえ 実は大伴黒主 おおとものくろぬし

関兵衛は逢坂の関(おおさかのせき)を守る
関守(せきもり)ですが、
それは仮の姿で、実は天下を狙う大悪人の公家(くげ)、
大伴黒主(おおとものくろぬし)という設定。
大伴黒主のように、天下を乗っ取ろうとするスケールの大きな
敵役(かたきやく)を「国崩し(くにくずし)」といいます。



*逢坂山 (滋賀県大津市・逢坂山)

現在の滋賀県と京都府の境が逢坂で、
ここは古代から「近江国」と「山城国」の境とされた。
大和からの旅人は、この逢坂山を越えると畿内から離れ、
いよいよ異国に入ると感慨を持ったらしい。

蝉丸


        これやこの 行くも帰るも 別れては


               しるもしらぬも 逢坂の関


☆さて、当ギャラリ-、勝手ながら年内は本日までとし、

明けて一月四日ごろに再開とさせていただきます。


田舎街のしかも場末の小さなギャラリ-に、

思いの外多くのお客様のご来場を賜り、

感謝にたえません。

また世迷言にお付き合いいただき恐縮いたしております。

来年もこんな感じでやってまいりたいと存じます。

どうかお暇なときにでもお立ち寄りを。

本年のご愛顧ありがとうございました。


皆様どうかよいお年を。




                         恐惶謹言









 

ゆく歳やⅡ

2007-12-27 10:33:39 | Weblog
  画は歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)作



 「梅暦見立八勝人」より


 「男達 春駒の与四郎」です。



☆今日も冷えますな。春はまだ々。


さて、西尾幹二さん

◆http://www.nishiokanji.jp/blog/ より
2007/12/26 水曜日 チャンネル桜予告
*放送予定日時:12月29日(土)21:00~24:00 SKYPefecTV!
ハッピー241(241ch)

福田内閣と日本の対中姿勢への批判が大きな中心テーマでした。
話題は国内的、国際的の両方にまたがり、内容豊かでした。

81歳の塚本三郎氏のお元気な姿に接し、
かって旧民社党の果した役割も議論され、感無量でした。
イージス艦の導入は竹下内閣の時代、塚本氏の活躍によって
可能になったと知りました。

最近のミサイルディフェンスの打ち上げ成功に至るまでにいかに
長い時間がかかったかに驚かされます。
しかしそのミサイルディフェンスも軍事的には隙だらけで、不十分です。
核に対しては核武装しか対抗手段がないことは、
ここに集った全員の共通認識でした。

インドは核武装をするまでは不安だったが、
いったんしてしまうといいことばかりだ、とインド人が言っていたとは、
日下公人氏のお話でした。

今の時代に、中国と日本とではどちらがより多く
相手を必要としているかといえば、中国にきまっています。
日本からの投資が減少するのを中国はひたすら恐れています。
南京虐殺館を閉鎖しない限り投資は控える、
と日本は今なら言えるのです。

それなのに中国にウソを強いられ、
脅迫されている側の日本がビクビクしていて、
日本の国内の大マスコミが中国批判を必死になって抑えています。
この、理由なき自己規制にとらわれているマスコミの
数多の実例が紹介されました。

悲しいことです。結局、外国を恐れているのは外国のせいではなく、
日本人自身の問題なのですね。

そう言っているうちにアメリカのバブルが崩壊しました。
日本の土地神話を思わせるアメリカの住宅費値上がり期待による
サブプライムローン問題をみていると、
田中角栄とホリエモンが一緒に来たような印象を受けます。
これは私の発言中の評語です。日下さんが肯いていました。

アメリカのモラルハザードです。
それなのにアメリカの資本主義は正統で、普遍的で、
日本の資本主義は異端で、特殊だと永年にわたって言われつづけ、
日本人は経済の面でもアメリカを恐れつづけてきたのです。
小泉内閣のやったことは「恐怖」の反応でした。

サブプライムローンの破綻は小泉の破綻です。
自由市場経済、規制撤廃政策の破綻でもあり、
アメリカの放任政策の失敗が彼の間違いをいわば証明してくれたのです。
中国のバブルの崩壊もこれできっと早まるでしょう。
日本も混乱を強いられます。よほどしっかりしなくてはなりません。

本当に日本はもうどんな外国をも頼ることは出来ないのです。
「2007年総決算」はひとしおその思いを全員に共通して抱かせ、
強く確認させるに至った次第です。

29日夜をご期待ください。        文・西尾幹二




とのことであります。

自主独立の日本にむけ大きく舵を取らねばなりません。

その時が来ているのでは。

何故?

国家=国民の為、国益に資するからです。

日本人の生命、安全、財産を守り、穏やかで平安に暮らすためです。

歴史と文化伝統を後世に伝えるためでもあります。

自然との共存をはかる姿勢は地球を守り、人類の未来を豊かにします。

当ギャラリーでは浮世絵を数多くご紹介してきました。

そこには我らのご先祖様の様々な姿が描かれております。

思いの他、豊かで、粋で、ドラマチックで、

時には滑稽で、笑いもある。

豊かな自然と、鮮やかな四季、勤労にいそしむ人々の姿。

勇気、こころざし、至誠、篤き人情、情愛、

そしておおいなるものへの信仰のこころ。


これらの遺産が薄らいできている。

そう思いませんか?

その回復の為なんです。



ゆく歳や

2007-12-26 11:01:14 | Weblog
  画は歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)作


 「木曽六十九駅」より


 「倉ヶ野」


 「佐野ノ船橋旧跡 土手のお六」です。



*土手のお六

於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)より
【別の名前】お染の七役
ひとり七役もの早替り
町娘のお染と丁稚で恋人の久松、久松の許婚で村娘のお光、
奥女中の竹川、芸者の小糸、お染の母親の貞昌、
そして悪婆の土手のお六。

悪婆【あくば】とは
女方【おんながた】の役柄【やくがら】の一つ。
主に生世話物【きぜわもの】に登場し、
江戸時代後期の爛熟した世相を背景に生まれた役柄といわれています。
「悪いことをするお婆さん」ではなく、ほれた男性のために
盗みや殺しなどの悪事を働く中年の女性を指します。
髪を結わずに後ろでまとめた「馬の尻尾」という鬘【かつら】に
格子縞【こうしじま】の着付けが典型的な扮装になっています。

『処女翫浮名横櫛【むすめごのみうきなのよこぐし】』の
切られお富や、『お染久松色読販』
(通称『お染の七役』)の土手のお六などが
代表的な「悪婆」として挙げられます。



☆今年も残りわずかになりました。

今日も冷えますねえ。

来年は干支も改まることもあり、激動の年になりますかな?

近々総選挙は確定でしょう。

闇氏の話にあった「自民党が分解する可能性があり」とは、

これじゃないのかな?

◆http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/
【産経、賛同者は衆参77人に 中川昭一勉強会 】
(自民党が分裂しやすくなってきました)2007.12.19

保守勢力の再結集を掲げる自民党の派閥横断勉強会
「真・保守政策研究会」(会長・中川昭一元政調会長)は19日、
国会内で2回目の勉強会を開いた。賛同者は衆参77人に増えた。
会合には衆参32人が出席。
講師に招かれた「国家の品格」の著者である藤原正彦お茶の水女子大教授は
「国民世論におもねらない政治をすべきだ」と
小泉純一郎元首相の政治手法を批判した。

・・・

中川昭一は期待してるんですよ。

小生とおなじく酔いどれで北海道と縁があるから。

ま、それは冗談で平沼 赳夫とか城内実とか、

「郵政民営化」に反対した議員は極めて真っ当な人達です。

売国小泉の恫喝に屈しなかった。


ちなみに、ネットの噂では小泉純一郎元首相という人、

例のリタリンを常用しており、朝鮮人三世にして、

真紀子が「あの人は任侠だ」と言ってましたが、それは、

広域暴力団稲川会と関連があり秘書飯島がよく名前をだして、

周りを恫喝していたからだそうです。     噂ね。


自民党の良質な部分ですよ。

政界再編の一つの核になりうる人達ですね。


以前にも書きましたが消費税の件、

◆http://www4.diary.ne.jp/user/429793/
佐藤立志のマスコミ日記
2007/12/25 (火) 消費税値上げには絶対反対です より

●消費税値上げには絶対反対です
財政再建に消費税をあげるという論議があるが、これには反対。
経団連や朝日新聞でさえ値上げに追従している。笑止千万な話である。
朝日はヨーロッパの消費税の税率をあげて日本の税率が低いと
社説でいっているが、これは値上げの常套手段。

まず税収にしめる消費税の割合をみてみると、
すでに税収に占める割合ではイギリスに匹敵し、
それ以上になっている年も。

イギリス・付加価値税17・5%・800億ポンド・・約18兆円
税収に占める割合14・5%(07年度見通し)

日本・消費税5%・10兆6450億円・・
税収に占める割合12・8% (07年度)

http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sy014.htm

しかもイギリスでは医療、福祉、保険、基礎的食糧などは非課税、
家庭用燃料、電力は5%の付加価値税率になっている。
低所得者に配慮しており、日本のようにごっそりと課税していないことだ。  

どこの年度か不明だが、すでに税収に占める割合で、
すでにヨーロッパ並みになっているのだ。
税収に占める割合がヨーロッパ並みなのは、
何でも課税しているからである。

http://www.horae.dti.ne.jp/~snzk/q-and-a/q-and-a.htm

   消費税   税収に占める割合
日本5%→→→→21・8%
イギリス17・5%→22・3%
イタリア20%→22・3%
スウエーデン25%→22・1%

特別会計(ガソリン税などの特定財源)で200兆円もあり、
これを独立行政法人が食い物にしている。
特別会計にメスをいれれば、消費税を値上げしなくてもすむ。

●地井武男が宣伝している「これからだ」(アメリカンホーム)が、
「誰でも簡単に入れる」と宣伝しているが、これは嘘。
パンフには公的な健康保険に入っていなければ、保険金の支払いはないのだ。
健康保険証がない中高年が増えているが、そういう人には保険金がでないし、
入れても保険金がもらえないのだ。
こういう人は対象になっていないのだし、入れないのだ。
ご用心ください。

間違って入っている人は、すぐやめることだ。 

・・・

とあります。

消費税については

当ブログ 銀杏やⅡWeblog / 2007-11-19 ご参照














Xmas.Nöel.Weihnachten

2007-12-25 14:11:08 | Weblog
 画はHieronymus Bosch (ヒエロニムス・ボス 1450-1516) 作


 「東方三博士の礼拝」です、


 (The Adroration of the Magi) 1510年頃



*三王礼拝、マギの礼拝とも呼ばれ、新約聖書に記される、
未来の王イエスの降誕に際し、
東方の三博士が星に導かれて幼子キリストを訪れて礼拝した
場面を描いた祭壇画『東方三博士の礼拝』。

開扉時右部分には≪聖ペテロと寄進者≫、
開扉時左には≪聖アグニスと寄進者の妻≫、
画面中央には三博士の礼拝を受ける未来の王イエスと、
主イエスを抱く聖母が描かれており、
主イエスに贈られた黄金は王権への敬意を、
乳香は神性への敬意を象徴し、没薬は死の予兆であるとされる。
(没薬は当時、死体の保存に使われていた)。



☆天気晴朗なれど寒気強し。

今日は今年最後の通院日でした。けっこう混んでましたね。

いままでのところ積雪が少なく助かります。

おかげさまにて回復順調につき、処方薬の種類が減りました。

「こんなになるまで放置して!」と鬼の女医に怒鳴られたもんです。

放置はしてなくてかかりつけのクリニックの先生の、

(流行ってる診療所の女医さん)見落としと誤診なんですけどね。

何度も胸部X線を撮り、心電図も再三とり、超音波診断等、

いろ々やっても心不全状態なのがわからない。

内科、消化器科(これが専門)、呼吸器科、循環器科が看板。

喘息だと思い込んじゃってる。ハズレタ薬飲んでどん々悪くなる。

さすがにこりゃ堪らんですよ。苦しくなるばかり。

で、心不全とはつゆしらず、

「どうやら肺がイカレタようです、一度大きな病院で、

よくわからんがCTとかいう精密検査を受けてみたい。

すいませんが紹介状を書いてください」とのことで、

今の病院に行きMRI検査を呼吸器科で受けたら、

「肺に水が溜まってるよ」となり循環器科にまわされ、

即時入院となっちゃったわけです。

前にも書きましたがこりゃ「医者選びも寿命のうち」かと。

なんか変だなと思ったら、まさに「思い立ったが吉日」です。

発想の大胆な転換を図ってみることも大事なのではと思います。

ご参考までに。

個人的な話はお終いにいたしまして、


◆http://www.amakiblog.com/archives/2007/12/16/#000626
2007年12月16日
「反米大陸」という集英社新書に学ぶ  より

本屋で伊藤千尋の集英社新書「反米大陸」を見つけ、読んだ。
おもしろかった。勉強になった。
「中南米の歴史は、アメリカによる侵略と支配の歴史だ」
という文章から始まるこの本に米国の正体を見つけた。
ノーム・チョムスキーが米国の外交を批判する時、
米国の対中南米政策を真っ先に引用する、その理由がここにある。

いまや完成されようとしている米国の対日占領政策。
そんな日本に住む我々は、反米派であれ、親米派であれ、
また対米従属派であれ、この本を虚心坦懐に読むべきだ。
その上であらためて日米関係の将来に思いを馳せるべきだ。
それでも米国に従うしかない、と言い張る者は、一人になった時
自分の胸に手を当てて自分の心に問うがよい。
それは本心か。保身のために自らを偽っているのではないか。
南米の市民の反骨魂を前にして恥ずかしくないかと。

<略>

そして伊藤はこの本を次の言葉で締めくくっている。
「・・・アメリカにただ従うだけなら、日本は生き残るどころか、
アメリカの餌食になる、それは中南米の歴史が示している・・・
その中南米が、いまや結束し、対米自立への道を歩み始めた・・・
自立する中南米から学ぶべきは市民の力である。
政府を変えたのは市民の力である。
格差を広げ、弱肉強食の社会をつくろうとする政府に対して、
市民が反対の意思を、投票やデモの形で明確に表明した。
中南米の人々の強さは、逆境にめげずに自分たちの夢を持ち続け、
それを社会に反映させようとする力だ。
アメリカでさえ、市民の力がブッシュ政権の暴走を食い止め、
中間選挙での共和党の敗北をもたらした。
アメリカと中南米の歴史から私たちが学ぶべきものは、
すこぶる今日的な課題なのだ・・・」

読者はここに来て気づく。伊藤千尋の「反米大陸」という本は、
南米の歴史を語りながら、日本人に突きつけた、
「政権交代の書」、
いや「自立した人民革命政権」樹立の勧めに他ならない。

・・・

とのことであります。短いですが、

◆Voice』 2007年12月号
基地と市民と『朝日新聞』    高山正之
http://www.php.co.jp/magazine/voice/ より

日本に駐留する米軍の意味は何なのか。
一つは北朝鮮の監視に最新鋭F22ラプターが
緊急移駐してきたように日米安全保障のための監視と行動任務がある。

それともう一つがヘンリー・スタックポール少将のいう
「ビンの蓋」の役割だ。

日本は戦後、贖罪意識を刷り込まれ、
憲法上は軍隊ももたないダメな国に成り下がったが、
それでも日本人の叡智までは奪えない。
いつの日か蘇ってくる。

その日が来たとき、首都東京を急襲し息の根を止める仕事を担っているのが、
東京のすぐ後ろの横田や厚木、相模原に置かれた米軍基地になる。

沖縄に駐屯する海兵隊には足となる強襲揚陸艦はない。
動けない海兵隊といわれるが、
じつは空輸(Airborne)部隊が付いている。

つまり日本が立ち上がったとき、素早く横田に
飛んでいくのが任務なのだ。

日本をビンのなかに閉じ込めておく蓋こそわれわれなのだ、
とスタックポールは告白したわけだ。

ちなみに同じような存在がキューバのグアンタナモ基地だ。
米国の横腹に位置するキューバがよからぬことを企んだとき、
この基地の海兵隊が首都ハバナを制圧する。

・・・

これは本当です。

ただアメ公にそんな勝手はさせませんよ。

あらゆる抵抗を行うし、生きて日本から出させない。

いざとなれば日本人はやります。

老兵の小生も闘います。

イラクどころじゃない地獄をみせてやりますよ。

















降誕祭

2007-12-24 10:48:59 | Weblog
 画はRussian Icon 作者不詳 制作年代18世紀?


 題は「Kazan_Mother_of_God」です。




*イコン(εικών、Icon)とは、
キリスト教において神や天使や聖人を記念し象徴として模られた絵や像で、
敬拝(崇敬)(προσκύνησις)の対象とされるもの。形を意味する。
英語の"icon"(アイコン)は、ギリシャ語のイコンに由来する。
教会では聖像とも呼ぶ。
特に東方教会では平面の板に描かれたものや浮き彫りのものを用いる。

*山下りん(やました りん、1857年 - 1939)は、日本の画家。
日本人最初の聖像画家として知られる。正教徒で聖名イリナ。
聖像画家として修養すべく帝政ロシアの首都ペテルブルクに留学。
1891年に竣工したニコライ堂のイコンも描いた(関東大震災で焼失)。
主に関東地方や東北・北海道を中心に多数の聖像を残した。



☆クリスマス・イブでありますが、

格別の思い入れはありません。

これを口実に飲んだり食ったり商売したりが日本人。

秀吉、家康以来のバテレン禁止は見事に成功しています。

侵略、植民地化より日本を守りました。

強大な軍事力があったればこそでしたが。(鉄砲の大量保有)

最近ロシアをとりあげるのはあくまでも持ち駒を増やすため。

ロシアは火事場泥棒であり、粗暴かつ酒乱で、条約その他

約束を守らぬ悪癖がある。

ヒモのアメリカは本性が露わになり、金に汚く強欲で、

無知で尊大にして、血に飢えた人殺し。

イカサマ賭博がばれちゃって金も借りられぬ。

世間様から嫌われてすっかり落ち目の三度傘。

悪縁切りのいい潮時にきている今日この頃です。

向こう三軒は鵜の目鷹の目でたかることばかり考える、

根性悪の疫病神ども。

まさにヤレヤレの年の暮れ。

・・・

TVで政界幇間の三宅の電波爺が、

来年選挙前には麻生内閣になると言ってましたが、

これはありえますな。常考、福田では勝てんわな。

麻生じゃあ少し手ごわいことになるかも。

少しね。

もはや対米追従の自民では国益を損なうのはあきらか。 

民主は早期に解散に追い込んだほうがよいのでは。


◆http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/ より
闇の声:2007/12/24(月)

選挙情勢などいろいろ語り合った
自民党が分解する可能性があり、
反面民主党内部は政権を取れる事で今は纏まっている

自民党がダメな最大の理由は、現状分析をきちんとせず
小泉改革等諸政策の検証など全く手つかずである事だ
言い換えれば、経済政策は例の「骨太の・・・」
何とかに右へ倣えであり、国民の不平不満を
真正面から捉えていないと言って良いだろう
さらに、安倍政権時の憲法改正論議はどこへ行ったのか・・・
自分は、清和会が仕切る以上九条含む憲法改正は反対だとは言ったが、
同時に今の憲法には問題点も多く、
それらの改正は考えるべきだと思ってもいる
あれは国是だと言いながら、あっさりと引っ込めてしまう辺りは
何を優先課題としてきたのか、全く不透明だね
国のグランドデザイン・・・それこそ、
少子化問題や地域格差等を解消する将来への指針が
示されないまま精神論が先行し、
その陰に年金や薬害などの諸問題が隠れてしまった
小泉改革から続いてきた、日本は強くて美しい国になれると言う
幻想が脆くも崩れたら自民党は何てインチキ政党なんだと、
極端から極端に振れた結果になった
結果的に、小泉改革とはバランスシート上の改革であり
バランスシートを良くする
事しか考えていなかったのが真実だと思う
竹中の経済政策と言うのは、それこそグローバリゼーションが象徴する
国際金融資本と国の経済をどの様に共存させるかとか、
弱者をどの様に国がケアするか等の生きる為の政策では無かったと思う。
諸兄等がご指摘の通り、
外資をどんどん日本に招き入れれば金融市場は活性化し
結果都市銀行など金融機関のバランスシートも良くなる・・・
そうなれば自然発生的に資金需要も回復し新規事業も立ち上がってくる
その程度の考えだったのだろう
その意味では資産バブルを誘発して含み益を増やして、
同時にリストラや外注化でコストダウンを継続させる
結果的にバランスシートは良くなり好決算を計上出来る
しかし実際には、企業は新規事業よりもデフレに備えた対応を考え、
資金需要を増やさずに利益は借金の返済に充てた
日本本来の物作りにお金を回すのではなく、
銀行との関係修正にお金を回して社会的な貢献・・・
すなわち雇用拡大には繋げなかった
これは竹中は判っていたはずだ・・・と言うか、
本音はそうさせたかったのだろう
企業が資金運用して、その運用益で潤う形こそ彼の望んでいた
経済活動だろうと思う言い換えれば、

物作り国家論は小泉改革ではまともに議論された事はなく、
中小企業は切り捨てられたも等しいと思う

この考え方は財界の一部・・・それこそ、
オリックスの宮内や牛尾など政治家とつるんで
自分達の立場を強固にする人種には歓迎されたし、
持てはやされた若手経営者は
その真似をどんどんして、政治家と深い繋がりを持つに至る
堀江や村上、三木谷もそうであるし、折口もそうだ・・・
居酒屋(渡辺)もそうだ
まともな企業経営者を育成せず、
お金でお金を稼げれば良いのだと言う誤った経営者達を
世の中に増やした結果企業自体に対する不信感まで増幅させた
今、戦後の混乱期を除くと個人対企業の関係は戦後最悪だろう
しかも、労組という緩衝剤はもはや使い物にならないから、
何か有ればストレートに企業に持っていくことになり、
何かのきっかけでそれは噴出するだろう
今はそれが社会不安の一要素になっているが・・・

・・・

とのこと、総選挙近しなんでしょう。

この闇さんは自民党内部の人?のようですよ。

よく引用するのは事情通だから・・・

信用はしていません。

さもありなんの世界ですから。

手前酔いどれは、

自主独立の日本を再生する勢力を支持応援したいと思います。












歳の暮Ⅲ

2007-12-23 11:09:42 | Weblog
 画は歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)作



 「清書七伊呂波」より

 「まさかど 滝夜叉姫 大屋太郎」

 「未 間 満 馬 真 麿 前」です。



☆新聞記事より二件、

*「教行信証」に親鸞が書き込み


浄土真宗の宗祖、親鸞(1173~1262)が教義の根本を記した

「教行信証」の自筆本「坂東本」(国宝)に、

先のとがった木や象牙などで紙にくぼみを付ける「角筆」

の書き込みが約七百カ所見つかっていたことが

二十二日分かった。

見つかったのは文字や棒線のようなもので詳細は

調査中・・・

発光ダイオード(LED)の光で凹みを調べたとのこと。

「坂東本は親鸞が生涯手元に置いており、

書き込みは直筆の可能性が高い。教行信証の解釈

にも影響するのではないか」と元大谷大学長 広瀬氏。

とのことです。

何せ約750年前の和綴じの本ですから。

浄土真宗の根本聖典でもありこれは楽しみです。

もう一件は


*領土返還交渉 四島一括、修正へ ロ大統領に森元首相 
[12/23] です。

【サンクトペテルブルク22】
森喜朗元首相がロシアのプーチン大統領と二十一日に行った会談で、
北方領土問題について「(二○○一年の)イルクーツク声明を
交渉の出発点とするべきだ」と表明していたことが
二十二日、分かった。日本政府筋は、森氏の発言は、
今後の日本側の方針として伝えられたとの見解を示した。

四島返還を目指す基本姿勢を堅持しつつも、
小泉、安倍両政権の取った四島一括の帰属確認を求める方針では、
ロシア側との溝が埋まらないと判断。
歯舞、色丹両島の引き渡し方針を明記した日ソ共同宣言と、
四島の帰属問題を解決する基本方針を示した東京宣言の
双方を基盤とするイルクーツク声明に立ち返り、
停滞する平和条約交渉の打開を図ろうとする意図とみられる。

森元首相は、ロシアのサンクトペテルブルクで行われた会談で、
イルクーツク声明から交渉を再出発するべきだとの姿勢を強調。
プーチン大統領は「その通りと思う」として賛意を示した。

イルクーツク声明は、プーチン大統領が二○○○年九月の
森首相(当時)との首脳会談で、日ソ共同宣言の確認に踏み切ったのを受け、
同宣言を「基本的な法的文書」と位置づけた。
森政権は、イルクーツク声明を基礎に、歯舞、色丹二島の返還を実現し、
その上で国後、択捉両島の帰属問題の解決を図る、「段階解決」を狙った。
しかし、続く小泉政権は、四島一括の帰属確認を目指す原則路線に戻り、
交渉は袋小路に陥った。

日本政府筋は「イルクーツク声明は、
四島返還を目指す日本政府の基本方針に沿った文書。
プーチン大統領は、森氏との会談で交渉継続の意思を明確にしており、
来年の日ロ間の交渉では、
領土問題解決の具体策の議論に入りたい」としている。

ソース:北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/67408.html


とのこと、

どうやら動き出しましたね。

但し、サメ脳森は死に体であり、民主の考えがわからんので?

こりゃあ宗男とラスプーチン佐藤の出番じゃないですか。

宗男も自民と民主の両天ビンはやめるべき。

バカのタイゾーを応援なぞしたらもう終わりですぞ。

ここは民主と組んで政界再編に備えるのが上策でしょう。

さすれば対ロで出番が出てくると思いますよ。

アメリカは日本とロシアの接近を極度に警戒

してきたし、妨害工作をやってきました。

宗男とラスプーチン佐藤の国策捜査はおそらくCIAの指示でしょう。

謀略、謀略・・・ああ怖わ。









今日は冬至

2007-12-22 10:20:06 | Weblog
 画は歌川 國芳(1798~1861) 号は一勇斎 作


 「英雄六家撰」より


 「恩地左近満一」です。




☆今日は冬至です。


*冬至の慣習と健康

■この日を境に昼が長くなるので、冬至のことを「一陽来復」
(いちようらいふく)、「一陽嘉節」(いちようかせつ)などと呼び、
ゆず湯に入ると風邪をひかない、カボチャを食べると中風にかからない、
夏の患いを防ぐなどといって、それらのものを食べる風習などがありました。

■また、れんこん、みかん、こんにゃくなど、「ん」のつくものを食べると、
幸運になるという地方もあります。ほかにも、カボチャのことを唐茄子
(とうなす)といったので「ト」のつくものがよいといって、
豆腐を食べるところ、小豆粥、小豆団子、赤飯などを食べるところもありました。

これは、生命力が最も弱まる時期で、体力をつける食べ物や
薬種として食べたのでしょう。実際には「冬至冬なか冬はじめ」といって、
寒さがいっそう厳しくなるころです。
また、ゆず湯や菖蒲湯のように、節日に水を使って
厄除けする風習もありますから、
邪気払いや冬の祭りの供物の意味もあったのでしょう。

■ゆず湯は、丸のままでも輪切りでもかまいません。
お風呂に入れると香りもよく、体がたいへん温まります。
江戸時代には、冬至の日のゆず湯は大賑わいだったといいますが、
柑橘類の成分は肌によく、ひび、あかぎれなどにも効果があります。
また、カボチャにはビタミンAがたくさん含まれており、
皮膚や粘膜、視力、骨や歯にも効果があるものです。

■ゆず湯、カボチャ、小豆粥など、寒い季節にはちょうどよいものばかりで、
古人の知恵がしのばれます。

・・・

とあります。これからが寒さ本番です。

さて、

◆http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu158.htm より
2007年12月21日 金曜日
欧米の中央銀行による資金供給は続いているが、欧米の銀行システム
が完全に破綻しているようだ。資金供給がいつまで続けられるか?

<略>

日本の銀行がこのような美味しい話に乗れないのはなぜなのだろうか? 
その代わりにアメリカからはサブプライム支援基金という
奉加帳が回ってきましたが、貸し倒れリスクや評価損リスクがある
とんでもないものだ。日本は舐められているのです。
日本は円建てで転換価格が変えられる転換社債で金利が
10%ぐらいなら応じてもいいと思います。

もっともそれだけの話をまとめられるメガバンクのトップもいないし、
世界最大の金融機関である郵貯銀行の200兆円も民営化されて
株式会社になったから、日本政府が金を出させる事も出来なくなってしまった。
いわば郵政の民営化がアダとなって政府が口出しできなくなってしまった。
もし公社なら5000億円や1兆円の出資などは
200兆円の預金高の銀行なら出来ただろう。

株式会社となった今では内密に話はまとめられないし、
役員会にかければ話が漏れて投資先の銀行は潰れてしまうだろう。
いわばハゲタカ外資にとっては郵政の民営化がアダとなってしまったようだ。
しかし欧米の銀行がバタバタと倒れればえらい事であり、
日本にも影響が及んでくる。
その時点で日本が動けばいいのではないかと思う。

90年代はさんざん日本の銀行はアメリカのハゲタカに虐めたおされて
銀行の整理統合が進められた。金融庁からは資産の厳格査定が行なわれて
UFJなどは金融庁に潰されたようなものだ。
潰せと背後から圧力をかけたのはアメリカだ。
モルガンスタンレーは日本の不動産の底値買いで有名で
恵比寿のガーデンプレイスも買ったのはモルガンだ。

ハゲタカは日本の銀行から担保となっている不動産を吐き出させては
安値で買い叩いていった。
そのモルガンがサブプライムという毒薬で瀕死の重症となり
中国の投資公司から6000億円の出資を受ける。
世の中は悪い事をすれば何らかの形で酬いを受けるのですが、
アメリカのハゲタカ達も不動産バブルの崩壊の影響をもろに受けてしまった。

不動産バブルが弾ければ時価会計に則って損失を計上しなければなりませんが、
今度はハゲタカ達がBIS規制や時価会計に苦しめられる番だ。
90年代に日本に対して行なった銀行潰しの酬いが現在の欧米に起きているのだ。
今までさんざん日本を虐めておいて自分達が困れば平気で奉加帳を回してくる。

ポールソン財務長官は日本を素通りして中国に行きましたが、
中国も来年中にはバブルが弾けて中国も日本に対して助けてくれと
泣きついて来ることだろう。
その時のために日本は今は自重して
本当の世界的金融危機に備えなければならない。
欧米では債券市場が機能しなくなり中国もバブル崩壊でやられて、
今景気がいい中東の湾岸諸国もその影響をもろに受けるだろう。

残るのは経済大国であり金融大国である日本であり、
日本のマネーが世界の金融危機とバブル崩壊から救う切り札になると思う。
なぜならば日本は真っ先にバブル崩壊の洗礼を受けた国だからだ。
しかしそれだけの危機に対して仕切れる人材が日本にはいない。
竹中平蔵や榊原英資のようなハゲタカの手先はいるが日本のためにはならない。

シティにしてもUBSにしてもモルガンにしてもこれから
毎年10%もの出資金の利払いに追われて経営は苦しくなる一方だろう。
それ以外の金融機関もより大きな損失を出して
出資してくれるところが無ければ潰れる事になる。
奇跡的に日本はサブプライム問題の傷は浅かった。

今は何もせずに事態の様子をじっと見つめている時であり、
ジタバタしているハゲタカたちがどのような策で
ピンチを切り抜けるか見ていればいい。
それでもだめならば日本の出番がやってくる。
すなわち世界を救えるのは日本だけということになるだろう。

・・・

とあります。

まさに因果は巡る風車、自業自得とはこのことです。

日本を神佛はまだ々お見捨てになってはおられぬ。

日米安保を解消し、米軍基地の無い日本、

米兵の一人もおらぬ日本こそお喜びになるかと。

本来の日本に立ち返らねば。

再生はそこから始まると確信しております。









歳の暮Ⅱ

2007-12-21 10:02:47 | Weblog
  画は歌川 國芳(1798~1861) 号は一勇斎 作


 「木曽街道六十九次之内」より


 「十二 新町」


 「嶽門庄兵衛 黒舩忠右エ門」です。



*新町(しんまち)は群馬県多野郡にあった町。
現在は高崎市の一部である。
中山道の宿場・新町宿が置かれ、宿場町として栄えた。


☆今日は雪がチラホラ・・・

父親の年忌で寺参りです。

ヤクザな男で母が苦労しました。


◆「父の背中」
変見自在  高山正之 週刊新潮2006/4/6号より

例えば枢軸国仲間のイタリアは一足先に降伏し、
連合国側に与(くみ)した。 
それで戦後は連合国の一員だからと日本から賠償金を取った。
日本は永世中立国のスイスとは戦ってないが、
そのスイスも因縁つけて日本から賠償を取っていった。

英米豪の仕切った東京裁判は弁護側の申し立てを一切認めない、
いわゆるカンガルー・コートだった。

そんなわけで戦後、国際社会に復帰するとき日本は
どの国も信じられなかったので、せめて国連を信ずることにした。

その国連も権力亡者の米ソ、没落中の英仏、
それに日本を裏切った論功行賞で入れてもらった中国が仕切る。
その下には西でも東でもカネになる方につく日和見国家が群れていた。

言ってみれば田舎の信用組合みたいなものさ、
と西村直巳防衛庁長官が評したら、
国連を神格化する朝日や読売が大騒ぎして彼をクビにしてしまった。

あれから半世紀。PKOの負担分も入れれば日本が
国連経費の三分の一も出しているのに、
安保理常任理事国にもなれない異様さにやっと気づいてきた。

おかしいとおずおず言ったら、
雀の涙ほどの拠出金しか出してない中国が
「金を出せば、なれるものではない」とか偉そうに言う。

いずれにせよ中国、が反対し、韓国など弱小国家も僻(ひが)んでみせて、
本質はやっばり田舎の信用組合だったことがはっきりした。

日本もこの辺で拠出金額を下げ、
信組なみの付き合いに変えようと思い始めたところに
朝日新開にへンなコラムが出た。

国連のアナン事務総長が任期切れで、
その跡を狙って立候補しているのが
韓国のなんたら外相など小物ばかりで「本命不在」。

だから、安保理常任理事国入りは諦めて 
「発想を転換して事務総長のポスト獲得を狙ってはどうか」と。

一理ありそうだが、根性悪の中国や韓国が黙っているはずもない。

だれがこんな浅知恵を出すのかと署名を見たら「吉田康彦」とあった。
NHKから外務省に移り国際機問に出る。
そこをクピになると今度は文部省が大学教授のポストを与え、
役人生活を満喫してきた人だ。

この人は公僕でありながら、北朝鮮の代弁者を買って出て公然、
拉致などないと言い続けてきた。
その言動に拉致被害家族は神経を逆撫でされたものだ。

金正日が犯行を自供して彼の嘘がばれたが、
彼が被害家族に非礼を詫びたという話は聞かない。 
そして今回、顔写真つきで国連がどうの、としれっと論じて見せる。
日本人は悪いことしたら謝罪する。
痴漢をやった芸能人だって謝っている。

しかし彼は違う。もうほとぼりもさめたと見たか。
金正日との代理人契約をどうしたかも明らかにしないで顔を出してきた。
日本人はこれを破廉恥と呼ぶ。

拉致被害家族を十分にいたぶった外務省役人の田中均もそう。
彼もごめんなさいでもなく朝日新聞に顔写真を添えて 
「ニューヨークの街角で聞こえるのは中国語ばかり」
「ワシントンの議会スタッフは口々に
『日本はワシントンのレーダースクリーンには映っていない』と言う」
と大嘘を並べて喜んでいる。
この人も精神的には筑紫哲也や土井たか子と同じ帰化人だったのか。

謝罪をしていないと言えば福田赳夫もそうだ。

彼は要求があればひたすら屈するだけだった。
ダッカで日航機をハイジャックした日本赤軍が
収監中の殺人犯らを連れてこいと言えばハイハイ。
ついでに六百万㌦の現金もよこせと言ったら値切りもしないでハイハイ。
超法規的措置とかきれい気に言うが、要は弱腰だった。

頭の弱い宮沢喜一や河野洋平がそれを見て、
そうか弱腰こそ外交の要諦かと錯覚して、
あの近隣言いなり条項とかを作ったりした。

そして今、元祖弱腰外交の二代目、福田康夫が出てきた。
父の不明を詫びるのかと思ったら、違った。
彼はわざわざ慮武鉱を訪ね、「是非、来日して」とかおべんちゃらを言った。
中国にも「私は弱腰で臨みます」風な発言をして喜ばれている。

子は父の背中を見て育つという。
でも国民に背を向けた人の背を見習っていいわけはない。

・・・

小生はギヤンブル、博打は一切やりません。

ヤクザな父親を思い出すんでいやなんですよ。

ただ、酒好きなのは同じか。

はるかに大酒飲みですけどね。




歳の暮

2007-12-20 11:01:08 | Weblog
 画は歌川 國芳(1798~1861) 号は一勇斎 作


 「英雄六家撰」より


 「新田左中将義貞」です。
 



☆今日も冷えますな。


まずは、

◆http://www.php.co.jp/magazine/voice/
日米安保は崩壊寸前だ    日高義樹
『Voice』 2007年12月号 より

いまアメリカの指導者たちが中国についてしきりに口にする台詞は、
次のようなものだ。
「中国は世界のステークホルダーである。
中国とかかわっていくというのがアメリカの政策である」
(中略)
アメリカは日米安保条約についての本音と建前を崩さないために
日本との関係を必要以上に緊密に見せ掛け、
とりあえず大切にしてきただけのことなのだ。
私が仕事のうえで付き合っているアメリカの人びとは
議会からホワイトハウス、ロビイストに至るまで
「日本との関係が疎遠になった」と考えている。
もっとも、いまでも日米関係を大切にしている人びとはいる。
たとえばアーミテージ元国務副長官
やグリーン元国家安全保障会議上級アジア部長などといった、
いわゆる日本グループの人びとである。
だが、こういった人びとはアメリカの政治の本流とはまったくかかわりがない。
ビジネスのために日本と結びついているにすぎない。
日本の外交担当者は、アメリカの政治家、
ホワイトハウスの担当者たちが「日本は基地を自由に使っているだけの国で、
同盟国でもなければ特別に関係の深い国でもない」と思いはじめている
ことにまったく気が付かない。
「日本」をビジネスにする一握りの古い日本の友人たちと話をし、
仕事をしているかぎり、そうした本音を知る機会がないからである。
(中略)
・・・このままいけばアメリカはむしろ中国に近づいていくのではないかと
私は思う。
アメリカは中国がアジア全体を乗っ取り、
覇権を確立することには強い警戒心をもっているが、
積極的にそれを阻止するつもりはない。
せいぜい調停役の役割を果たしたいと考えているだけだ。
長年の同盟国であるアメリカが日本とともに
中国の脅威に立ち向ってくれるというのは、
幻想にすぎない。
日米安全保障条約は崩壊寸前なのだ。

・・・

◆『月刊日本』 2007年11月号
元公安調査庁第二部長 菅沼光弘 より

アメリカの狙いは、アメリカ主導による南北の統一であり、
朝鮮半島に核を保有する、
親米的統一朝鮮政府を樹立することだ。

6カ国協議は結局、東アジアの平和と安定といった謳い文句の下に、
事実上は核保有国による日本の押さえ込み機構へと
位相を転換していくことになるだろう。

ここで、
日本が核兵器を保有すれば、東アジア情勢はさらに不安定になるからだ。
逆に言えば、日本はこのままでは、発言力もなくなり、
経済力があるうちは金を搾り取るだけ搾り取られ、
経済力が疲弊すれば、顧みられることもなくなる存在になってしまうだろう。

先にも指摘したが、核とは発言力であり、政治力だ。
日本は唯一の被爆国であるが、
それをもって一切の核武装論議を封じてしまう、
というのは重大な国益の毀損といえる。
早急な核武装を言っているのではない
核武装論を論議すること、
それ自体でも強烈な政治的メッセージとなりうるのだ。

核をめぐる議論を解き放つこと、それが国際政治の中で
日本が自らの位置を確保する大事な条件となることは間違いない。
日本人は、このわずか一年間でのアジア情勢の激変をもっと
適切に認識すべきだ。

・・・

◆http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu158.htm より
2007年2月19日 株式日記

*3%の金利差があれば、日本のカネは米国へ向かう。
プラザ合意前後から、日米金利差はつねに3%。

ちなみに前掲エコノミスト誌の最新データによれば、
 日本の国債10年モノ標準金利  1・73%
 米国の同上           4・74%

日米金利差は、絵に描いたように3・01%。
要するに3%の金利差があれば、日本のカネは米国へ向かう。
プラザ合意前後から、日米金利差はつねに3%。
これが米国が日本の金を吸い上げる装置である。

なぜ日本の財務省が景気を回復させまいとするのか不思議だったのですが、
アメリカとの密約があるとすれば納得が出来る。
アメリカは基軸通貨の特権を生かしてペーパーマネーを刷りまくって
世界から物を買っている。
貿易赤字が巨額になっても日本からの資金還流があれば平気なのだ。
それを保証しているのが日本との3%の秘密協定だ。

アメリカはドル安なのだから金利を上げてドル高にすべきなのですが、
そうなると株が暴落してしまう。
さらに住宅バブルがあるからむやみに金利は上げられない。
だから日銀は金利を大幅には上げられない。
FRBのバーナンキ議長もポールソン財務長官も最近の円安について
容認しているのも、その辺の事情がある。

・・・

◆http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/ より

闇の声:2007/12/20(木)

じゃあ、どうやって日本を再興させたら良いか
まず、今回の落ち込みと混乱は間違いなく第二の敗戦だと言う事だな
国際化の波を自分達で考えず、竹中や木村と言った
詐欺師共に委ねた結果だ
やはり日本は物作りの国であるし、利益率せいぜい7%の中で
回していく国だと認識する事だ

その上で、子供が襲われる事件、老人が住むところ無くホームレス化する
事態を根絶して日本的なコミュニティ再構築を優先すべきだろう

日本は年寄りが子供を見る形が一番向いてるんだろうなと思い始めた
下町の人情モノが好きなのも、下町のコミュニティが日本人の
理想なんだろうなと言う事だ

その意味で言えば、豪華な箱モノなんてのはアメリカの発想で
本来の日本にはさほど必要じゃない
治安回復とニートの根絶、社会参加を何とか図っていく事で、
人と人の結びつきをお互いが学んでいく社会に戻すべきだろう

この様な社会は竹中達がもっとも嫌う社会なのだ
何故かと言えば、無駄なところに金が流れていく
コミュニティの維持には少なからず金が要る
そう言う金のちょっとした溜まり場は全て零細業者が仕切っている
竹中達は、社会資本の不効率な運用と言うだろう
しかし、祭がそうである様に日本は集団で生きてきて、その中で
ある程度の所得再分配をやってきたとオレは考えている
竹中の理想社会というのは、ごく少数の投資家が莫大な利益を上げ
それで事業をして雇用を増やす的な社会だろうが、
日本にはそれだけの金はない

言い換えれば、物作りに回している金を
金を増やすための投資に回せば
それだけ金が足らなくなる
そのしわ寄せが賃金の伸び悩みであり、消費低迷に繋がってるのだろう
ごく一部の人間さえ良ければ、あとはどうでも良いと言う竹中のやり方が
日本社会を壊したし、旧来の自民党の支持基盤まで壊した
良い意味での保守的な社会を改革という名前のダイナマイトで
爆発させたと言う事だろうね
もっとも、竹中はまた出てくるよ
武部新党の裏には竹中有りだ

・・・

☆武部&小泉チルドレンか。

脳無しの目立ちたがりやども。全員落選させるべき。

百害あって一利なしとはこいつらのことですよ。


米中ともに滅んでほしいですな。

地球の未来のために。

日本が金利をあげれば引導をわたしてやることになります。

腐れ縁を断ち切る潮時ですかね。


日本としては離れること。それも早急に。

もう危険な領域です。

暴風域に巻き込まれてはなりません。







師走かなⅢ

2007-12-19 10:29:14 | Weblog
 画は歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)作


 「十二月之内」より


 「師走餅つき その弐」です。



☆本日は晴天なれどもことのほか冷えますな。

インフルエンザが早々と流行り始めているとか。

麻疹(はしか)もそうらしいです。

いずれも感染症ですよね。海外からなんでしょう。

観光庁をつくるとか? 防疫は大丈夫なのかね?

それとここのところ以前では考えられぬ、

凶悪な事件が多くなりました。原因は多岐にわたるかと思いますが、

ひとつには、うつ病?で精神科で治療を受けてるケースが多いようです。

抗うつ剤に問題ありのようです。「リタリン」や、「バキシル」とか。

組成が覚醒剤とほとんど同じらしいですよ。

抗インフルエンザ剤の「タミフル」、これは効かないらしい。

飲んだらビルから飛び降りたり。

薬が犯罪、自殺等を誘発している。本末転倒の事態ですよね。

儲けてるのはどこでしょうか?


さて、

◆http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/
2007/12/18(火) より

*低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き急増問題で
損失を出した投資目的会社(SIV)を救うための基金設立が
米大手金融機関の主導で進められているが、資金協力を要請されている
日本の「メガバンク」3行はこれに強く抵抗するとみられる。

ロイター通信によると、融資を求められている日系銀行は、
三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほ
フィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャル・グループ。
要請規模はそれぞれ50億ドルに上るとみられ、今週中に各行が回答する予定だ。


とあり、それに対して

*[東京 18日 ロイター]

渡辺喜美金融担当相は18日の閣議後の記者会見で、
米大手金融機関によるサブプライムローン
(信用度の低い借り手向け住宅融資)対策基金から、
日本の3メガバンクに協力要請があったことについて
「各金融機関の経営判断の問題だ。それ以上でも以下でもない」として、
要請に応じるか否かの判断に当局として
介入する考えのないことをあらためて示した。
サブプライム問題をめぐっては、欧米5中銀の資金供給について
「各国の中銀が協調して流動性を供給するのは結構なこと。
ただ、問題の本質が流動性供給だけで足りるのかどうか、
日本の歴史と教訓が参考になるのではないか」との考えを示した。

とのことであります。


皆さんの意見あり


*アメリカって変な国だな。イラクに勝手に戦争しかけて、
勝手に勝利宣言して、それでケリついたかと思いきや?
戦争中より勝利宣言後の米兵の死者数が多い。
敗戦で日本の様に降伏文書などないのか。
戦争に負けた方は負けたと宣言してないなら、
幾らでも敵を殺しておkだよな。
アメリカはそれをテロだという。変じゃないか?
イラク国家にパスポートもなしに勝手に侵入して
殺しまくっているのはアメリカだろ。

*バブル崩壊で苦しんでいた日本から
湾岸だ平和貢献だと言って吐き出させるだけ吐き出させといて
手前のバブル崩壊には合計150億ドル出せって舐め過ぎだろ。
昨日の中川(酒)の原爆人体実験発言はこの政治圧力に対する牽制かもな。

*アメリカがコケそうな時って決まって戦争が起こってるんだけど
今回はイラク失敗が響いてるから無理だと思うよ。
アメリカ国債が紙屑になったら日本も大ダメージとかいうけど
手切れ金だと思えば安いもんじゃね?
自主防衛固めて保守回帰、半鎖国、それが日本の生き残る道だと思うよ。

*日本バブル崩壊時、ソロモンをはじめとする外資金融は
ここぞとばかりに超絶空売り爆弾を仕掛け、毎晩花火を打ち上げてたという。
日本のメガバンク連合は今こそあの時の借りを返し、アメリカを売り浴びせろ!

*サブプライム「逆張り」で4480億円の利益=米ゴールドマン・サックス
12月14日14時0分配信 時事通信

14日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、
米国の低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題が
深刻化する前の段階で、リスクの高い住宅ローン担保証券
(RMBS)の下落を予測する「逆張り」投資を行った
米証券大手ゴールドマン・サックスの一部トレーダーらが、
11月末までの1年間で40億ドル(約4480億円)近い予想外の
巨額の利益を上げたと報じた。
サブプライム住宅ローンの焦げ付きに端を発した金融危機は、
ウォール街(米金融街)の大半の金融機関に深刻な打撃を与えており、
ゴールドマン自身もRMBS関連で15億~20億ドルの損失を被った。
しかし、同社が逆張り投資で稼ぎ出した利益は、
こうした損失を埋め合わせてなお余りあるもので、
同社は来週発表する決算で過去最高益を計上する見通しだ、
と同紙は指摘している。

*そうだな。とにかく、関わらないのがベスト。
なんか言われたら、市場の判断とか言っておけばいい。
さんざん、連中が日本に言ってきたことだ。
アメリカ金融を買い叩くチャンスとかいって調子乗るのも
やめたほうがいいな。ロックフェラーセンターの悪夢の
二の舞だし。

*一番警戒すべきは在日米軍クーデターだな・・・・・
白人が非白人国家を植民地化したときの常套手段だ

*いい機会じゃないかw

そろそろロシアと和解時だと思うんだけどどうよ?

*ロシアは伝統的に欧州に目が向いてるし
資源とかでは日本とも利害が一致する

プーチン様とは話はつけておきたいね

*温暖化の影響で北極海周辺の資源開発が現実味を帯びている
温暖化は憂慮すべきことではあるが北極海のロシア寄りの海域に
かなりの天然ガスが埋まっていることは確実
シベリアにも資源があり技術革新と原油高騰によって
採算が取れるようになってきている(こっちは揉めてしまったが)
どうしても対米追従になってしまう中東の原油依存を見直し
ロシアと一定の関係を築くことは米中への牽制にもなる。

ロシアとの国境確定と国家条約レベルでの友好関係
(民間だと反故にされるからな)が急務だろう
ロシアはドル依存からユーロ依存へと向かっているし
外貨準備もドル一辺倒ではなく半分ぐらいはユーロで持つべき

*こんな暗い気持ちで年末を迎えるとは思わなかった――

株投資での損失も深刻だ。
ネットには、一家離散したという悲惨な書き込みもある。

なにしろ、7月まで株価は1万8000円台で推移していたのに、
7月26日に起きた米国発の「サブプライムショック」を受けて、
あっという間に暴落。
日経平均株価は7月9日の最高値1万8261円から一時1万5000円を
割り込み、14日も1万5514円。わずか5カ月で2700円以上も下落
しているのだから、ほとんどの投資家が大損しているはずである。

「この先、心配なのは、ゆうちょ銀行から投資信託を買っている人たちです。
ゆうちょ銀が扱う投信は現在16本ありますが、うち9本が基準価額割れと
いう状況にある。9月の金融商品取引法の施行で高齢者への販売は制限が
設けられるようになりましたが、金利変動の何たるかも理解していないよう
な、おじいちゃん、おばあちゃんが、「郵便局なら安心だろう」と思い込んで
投信を買い、大損しているのです」(経済評論家・荻原博子氏)

*バブルは日本弱体化を狙った欧米によってなかば無理やり引き起こされたが、
今回の件は完全に欲望の肥大化による欧米の自爆。

遺憾の意を示しつつ、無関係を貫けば向こうが落ちて相対的にこちらが上になる、
総理ののらりくらり戦法は薬害肝炎で実証出来てるし大丈夫だろ。

*嘘か誠か、支那がサブプライムローンを組み込んだ証券をしこたま
購入していると聞きますね 
最近、支那が日本に色目を使っているのと関係あるのかな

*どうして、真珠湾攻撃が起こったが分かるでしょう
鬼畜米英は今も健在なり

*泥船にいつまでも載ってるアホウがどこに居る。
もうアメリカの時代は終わったんだよ。

*アメリカなんて国は21世紀には害悪を撒き散らすだけの
国家に成り下がったからな
あの無知で尊大な国民もろとも滅んでくれたほうが世界のため

*アメリカの植民地になるまではどこにも服属したことなんかない。
大和心の気概を忘れたか。

*日本がハゲ鷹やる番だな、作戦たてないと

*なんでアメ公やらチョンやらが浪費して作った借金を、

ワーキングプア大増加の日本が払わねばならないのかね。

*これは、売国奴小泉が、一瞬で国士になった瞬間ですよ。
アホな政治家が、動かせるカネが無くなったんだから。
郵貯も含めて。

*The Globe Now: 戦略なきマネー敗戦

■3.アメリカに貢ぐ■
この第二の敗戦が、冒頭の飯田経夫氏の分析のように、アメリカ
の言い掛かりを丸飲みした結果であるとすれば、それはまさに「戦
略なき敗戦」ということになる。この点をより実証的に論じたのが、
前節に引用した吉川元忠氏である。

■4.飲兵衛と酒屋の不適切な関係■
しかし、なぜ大蔵省は、バブル発生を放置してまで、ドル防衛に
協力したのか。簡単に言えば、日本のメーカーがアメリカに輸出し
て貿易黒字を作り、その黒字で邦銀や生保が米国債を買うという構
造がある。たとえて言えば、呑んだくれの飲兵衛(アメリカ)が収
入以上に酒を買い、金が足りない分は酒屋(日本)に「つけ」にし
てもらっている、といった所だ。

■5.飲兵衛と縁を切った仕出し屋・ドイツ■
酒屋とは違って、仕出し屋(ドイツ)の方は飲兵衛との関係を早
々と見限った。87年10月19日、わずか一日で米国の株価が2割
も落ち込むブラック・マンデーとなったが、この引き金を引いたの
がドイツであった。アメリカの要請を断って、独自に金利を引き上
げたためである。

■6.本当に反省すべきは■
それは、ドイツが実行したような、「冷静な事実の分析に基づい
て、自らの戦略を描き、実行していくという主体性」を我々が失っ
ている、という事ではないだろうか。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_1/jog078.html


というわけで皆さんよく見ておられるわ。

若い人たちもなかなかすてたもんじゃない。優秀ですよ。