
画は 歌川 國芳(くによし)
寛政九年(1797)~文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「源氏雲浮世画合」 「十一」 「花散里」 「加藤重氏」です。
花散里 たちはなの香をなつかしみほとゝきす
花ちる里をたつねてそとふ
☆晴れ、やや気温上がる。
さて、どうする? いいなりになるのか?
◆http://eagle-hit.com/
2012年5月17日
◎三菱UFJ、イラン資産凍結!
三菱東京UFJ銀がイラン関連資産を一時凍結、米地裁の指示受け
三菱東京UFJ銀行が、米ニューヨーク地裁の指示を受け、イラン関連の資産を一時凍結したことが分かった。
同行の広報担当者が17日、明らかにした。同行はイラン関連の決済を一時停止しているが、
指示が日本国内の資産にも影響することなどから、16日にニューヨーク地裁に異議を申し立て、受理された。
日本の対イラン貿易の決済は、同行がかなりの部分を担っているとみられ、
決済の停止が長引けば原油取引などに影響する恐れがある。今後の対応については、日本の関連省庁と協議中だという。
ニューヨーク地裁の指示は、1983年にレバノンで起きた米海兵隊兵舎爆破に対する損害賠償26億ドル
の財源を確保するための措置。三菱東京UFJ銀行は5月初め、口座を凍結するとともに
イラン関連資産の情報を公開するよう指示を受けたという。【ロイター13:26】
この報道は何を意味しているのか?
記事にもあるように三菱UFJのイラン政府口座は、日本の対イラン貿易の8割の決済を占めているという。
この口座を凍結することでイラン政府の活動を制限することになる。
また本日、政府は、7月1日に実施される欧州連合(EU)の経済制裁に関連して、
イラン原油の輸入に必要となる最大76億ドル(6103億円)規模の再保険の肩代わり
を検討していることを明らかにしている。
紛れもなく、これは中東有事の勃発が近いことが示唆されている。
イスラエル軍の高官が秘密裏に米国を訪問しているという情報も伝わってきている。
さらに、シリアの内戦は、隣国レバノンまで飛び火していることが報じられている。
ユーロ危機、JPモルガン問題で揺れる金融市場の裏側で、着々と有事の導火線が走っているようである...
國芳、二枚目、

「太平記英雄伝」 「十二」 「笹井久蔵尚保」です。
「張子の虎」と言うわなぁ、
◆http://www.epochtimes.jp/jp/2012/05/html/d46432.html
◎「潜水艦の低い隠密性が悩み」軍総参謀部情報筋
【大紀元日本5月17日】
近年、海軍力の増強に取り組んできた中国だが、深い悩みがあるようだ。
中国海軍は現在、約200隻の近代的潜水艦を有し、原子力空母の建設も予定している。しかし、
中国人民解放軍総参謀部の情報筋によると、潜水艦の命である隠密性の低さに軍幹部は悩まされているという。
同情報筋が大紀元に伝えたことによると、軍上層部は潜水艦が内海を離れると、
すぐに日米の対潜センサーに捕捉されてしまうため、公海に進入できないことに頭を抱えているという。
「通常動力型潜水艦か、原子力潜水艦かまで正確に判別されてしまうため、 日米の探知方法を探るために、
数年前、総参謀部から多数のスパイが派遣された」と同情報筋は語る。
中国の潜水艦はロシアの製造技術を導入しているが、時代遅れのものが多い。
核攻撃を受けた際、米国本土にまで核による報復を加えることができるという
最新鋭の戦略ミサイル原子力潜水艦「094」型も、設計上の問題が原因で潜行時の騒音が大きいため、
内海から出られない、とカナダの軍事専門誌は報じている。
「中国の潜水艦は鉄くず同然。戦闘力がなく、すべての動きが日米に捉えられている。
公海にはまったく出られない」と、ある潜水艦基地の幹部が語ったと、他の情報筋も伝えている。
↑
「継戦能力自体」も劣弱ですよ、「原油備蓄」が少ない。
港湾(大連など)を機雷封鎖されたら、ジ・エンドですよ。 掃海能力は低いし、
逆にw 空母など静謐そのものの海自の潜水艦の好餌となるのみだな。
「米帝」の飯の種にされる愚を避けるべきですよ。
國芳、三枚目、

「英勇一百伝」 「能登守教経」です。
切り口鋭いねぇ、
◆http://kokoroniseiun.seesaa.net/article/270375748.html
心に青雲 2012年05月17日
◎皇居の愚
東京のまん真ん中にある皇居。その面積は1.42km2である。
東京ディズニーランドが0.51km2だから皇居のほうが約3倍大きい。
東京ディズニーシーの面積は0.49km2でランドと合計するとちょうど1.0km2。
皇居のほうがまだ1.4倍ほど広い。
皇居周辺の道は1周約5キロなので、ジョギングコースになっている。
皇居周辺の地価は軽く㎡あたり1000万円を超えるというから、仮に1000万円としても、
皇居は14兆円もの資産である。もしこの皇居を売りにだせば、
たちまち売れるであろうほどに土地の価値は高い。なにしろ都心の一等地である。
そういう土地を「聖域」にしているのは、異常であり、時代錯誤の感覚である。
と、私は思うが、多くの人はあれは「てんのうはん」が住んでいるからとか、
日本の象徴だから皇居はそのままが当然だという歪んだ感覚を持つ。
皇居を潰して高層マンション群にすれば、かなりの都民が職住隣接となり、
過酷な通勤ラッシュに苦しまなくても済み、無駄な通勤時間に費やされることもない。
マンション群の周囲にはたっぷり緑を残せばいいのだ。
道路も地下鉄も皇居を横断縦断できれば、どれほどみんなが助かるか。
それを愚にもつかぬ天皇一人のために、ディズニーランドの3倍の面積を占拠させている。
天皇はただの象徴ではない。
天皇の特権は、総理大臣や最高裁長官の任命権、国会召集、衆議院の解散、
憲法改定、法律・条約の公布、国務大臣や官吏の任免、大使公使の信任状認証、
その他の儀式の挙行を司る。
さらには、不逮捕特権、免税特権を有している。
なぜ? 誰かこうした特権や権利について合理的な説明をしてもらえないか?
それは天皇だから、では答えになっていない。憲法に規定されているからも、答えになっていない。
人類はもはや王権を必要としない社会へと進化していると私は思う。
人は生まれでもって、高貴か卑賤かを決めるべきではない。
だが天皇崇拝者たちは、「高貴」を残せと主張するのであろう。
高貴を残せば必然的に卑賤のものという概念も実体も残ってしまう。
高貴という概念は、媒介関係であって、上下、左右、裏表のように、
上だけ、左だけというようには存在しないと同様、卑賤との媒介関係で成り立つ。
天皇を高貴にしたいのなら、それを認める自分は必然的に「下賤」になる。
なんでわざわざ自分を貶めるのか、わけがわからない。
だから、天皇を社会にいただく意味はないと私は思う。
それに加えて、先の戦争での責任である。
ヒロヒト個人にだけ責任があったとは思わない。天皇制に問題があったのであり、
天皇制をもとにした社会であったことを反省すべきだと私は思っている。
◆http://kokoroniseiun.seesaa.net/article/270485403.html
心に青雲 2012年05月18日
◎天皇陵のいかさま
コメント欄に智象様から賛同をいただき、感謝申し上げます。
「天皇に実家に戻ってほしい」とは、どこのことを実家とおっしゃっているのか…(笑)。
私は彼らの実家は京都ではなくて、山口県の田布施町だと思うし、
なんなら新羅のあった辺りにまで戻っても一向に構わない。
ところで。関連して申せば、天皇陵がこれまたデタラメなのである。
世界最大規模の仁徳天皇陵は、これまでにもしばしば、「あれは本当は仁徳天皇陵ではない」だとか
「戦後すぐに実はGHQは調査に入っている」などと、語られることが多いが、真相は未だ闇の中である。
あれは実際のところ、仁徳天皇陵だという確かな証拠などない。
ほとんどの天皇陵はいかさまである。
そのことを、加治将一氏は『失われたミカドの秘紋』(祥伝社刊)で説いている。
天皇陵を完璧に比定したのは明治時代なんだそうだ。
それも実際の比定作業は、科学的でも学術的でもなくて、見た目に立派な古墳に役人が勝手に
「これは○○天皇の陵」と決めただけのことだという。
天皇陵はそれまでは誰も顧みなかった。しかし明治になって、武家社会を否定しなければならず、
新時代にふさわしい天皇制を造る必要があったために「天皇陵」をでっち上げたのである。
『失われたミカドの秘紋』(92ページ)から、引用。
* *
将軍に代わって大号令をかける巨星が天皇で、天皇を中心の近代国家建設を目指したのである。
しかし江戸庶民の感覚では、将軍が山の頂きだ。将軍の上はありえない。
もし、いるとすれば神だけである。ならば天皇を神にしてしまわなければならない。
そこで天皇を神に変身させたのである。
先祖を神とし、明治天皇をそこにつなげたのだ。
天皇は神の子だといくら口で言っても限界がある。目をつけたのは古墳だ。
見て分かるとおり、巨大古墳ほど神々を連想させるものはない。
かくして神武天皇はじめ、見た目立派な古墳にべたべたと菊の御紋をつけまくったのである。
むろん比定作業など眼を覆うようなやっつけ仕事だ。もっともらしい古墳を探しだしては、
丸ごと洗車マシーンに突っ込んで、ピカピカに磨き上げただけで
科学的な裏付けもへったくれもあったものではない。
宮内庁は明治維新というどさくさに紛れて他人の墓を不法に専有し、それは国民財産の収奪に他ならない。
(中略)
陛下と縁もゆかりもない墓と知りつつ、税金を使い続けるのは不正支出であって、確信犯である。
そして犯罪行為は、これに留まらない。
古墳は遺跡だ。遺跡の調査を拒否し続けるのは歴史学、民俗学の破壊で、学問的損失は測りしれない。
* *
加治氏は、作中人物の口を借りて
「こともあろうに他人の墓を化粧直しして天皇陵とするのは天皇家を汚すもので、神をも畏れぬ所業だ」
と語っている。
宮内庁は万世一系などという大ウソを糊塗するために天皇陵をでっち上げたらしい。
だから、というわけでもないが、
天皇たちの“実家”は、決して京都や奈良、大阪といった辺りである証拠はない。
仮にそうだとしても、だから尊い方々だとはならないのではないだろうか。
↑
何度も書きましたが、現行憲法は帝国憲法の「改正」の形式を踏襲しています。
帝国憲法の残滓がある。 とりわけ「天皇」について。
だから、残滓一掃のためにも憲法改正は必要なのです。
皇居での閣僚の認証式や、叙勲などで、まさに叩頭拝礼の場面がよく放送されますが、
今どき、如何なものかと思う。 時代錯誤もいいところではないのか。
「神主の親玉」が西欧の王家のマネをして勲章ベタベタ飾って威厳を繕う。
まことに珍妙なり、 明治維新の薄っぺらさといかがわしさのあらわれだ。
手前は、皇室廃止論者ではありません、祭祀は必要でしょう、祀らねば祟られるのですから。
「祭祀」のみに特化し、あと伝統的に昇殿のための位階を贈る(従一位とかw)ぐらいかねぇ。
皇居は徳川家からふんだくったもの、返還が至当だと思う。
徳川記念公園とでもすべきで、江戸博物館でもつくり武具、錦絵などの名品を広く公開すればよい。
やるとすれば人工林明治神宮外苑ではないのかねぇw
東京の極端な一極集中、過密が問題なので、首都機能移転の要ありだ。
関東大震災もありうるわけで、中部日本あたりに移転が至当だと思いますよ。
寛政九年(1797)~文久元年(1861)
号は一勇齋、朝櫻楼など 作
「源氏雲浮世画合」 「十一」 「花散里」 「加藤重氏」です。
花散里 たちはなの香をなつかしみほとゝきす
花ちる里をたつねてそとふ
☆晴れ、やや気温上がる。
さて、どうする? いいなりになるのか?
◆http://eagle-hit.com/
2012年5月17日
◎三菱UFJ、イラン資産凍結!
三菱東京UFJ銀がイラン関連資産を一時凍結、米地裁の指示受け
三菱東京UFJ銀行が、米ニューヨーク地裁の指示を受け、イラン関連の資産を一時凍結したことが分かった。
同行の広報担当者が17日、明らかにした。同行はイラン関連の決済を一時停止しているが、
指示が日本国内の資産にも影響することなどから、16日にニューヨーク地裁に異議を申し立て、受理された。
日本の対イラン貿易の決済は、同行がかなりの部分を担っているとみられ、
決済の停止が長引けば原油取引などに影響する恐れがある。今後の対応については、日本の関連省庁と協議中だという。
ニューヨーク地裁の指示は、1983年にレバノンで起きた米海兵隊兵舎爆破に対する損害賠償26億ドル
の財源を確保するための措置。三菱東京UFJ銀行は5月初め、口座を凍結するとともに
イラン関連資産の情報を公開するよう指示を受けたという。【ロイター13:26】
この報道は何を意味しているのか?
記事にもあるように三菱UFJのイラン政府口座は、日本の対イラン貿易の8割の決済を占めているという。
この口座を凍結することでイラン政府の活動を制限することになる。
また本日、政府は、7月1日に実施される欧州連合(EU)の経済制裁に関連して、
イラン原油の輸入に必要となる最大76億ドル(6103億円)規模の再保険の肩代わり
を検討していることを明らかにしている。
紛れもなく、これは中東有事の勃発が近いことが示唆されている。
イスラエル軍の高官が秘密裏に米国を訪問しているという情報も伝わってきている。
さらに、シリアの内戦は、隣国レバノンまで飛び火していることが報じられている。
ユーロ危機、JPモルガン問題で揺れる金融市場の裏側で、着々と有事の導火線が走っているようである...
國芳、二枚目、

「太平記英雄伝」 「十二」 「笹井久蔵尚保」です。
「張子の虎」と言うわなぁ、
◆http://www.epochtimes.jp/jp/2012/05/html/d46432.html
◎「潜水艦の低い隠密性が悩み」軍総参謀部情報筋
【大紀元日本5月17日】
近年、海軍力の増強に取り組んできた中国だが、深い悩みがあるようだ。
中国海軍は現在、約200隻の近代的潜水艦を有し、原子力空母の建設も予定している。しかし、
中国人民解放軍総参謀部の情報筋によると、潜水艦の命である隠密性の低さに軍幹部は悩まされているという。
同情報筋が大紀元に伝えたことによると、軍上層部は潜水艦が内海を離れると、
すぐに日米の対潜センサーに捕捉されてしまうため、公海に進入できないことに頭を抱えているという。
「通常動力型潜水艦か、原子力潜水艦かまで正確に判別されてしまうため、 日米の探知方法を探るために、
数年前、総参謀部から多数のスパイが派遣された」と同情報筋は語る。
中国の潜水艦はロシアの製造技術を導入しているが、時代遅れのものが多い。
核攻撃を受けた際、米国本土にまで核による報復を加えることができるという
最新鋭の戦略ミサイル原子力潜水艦「094」型も、設計上の問題が原因で潜行時の騒音が大きいため、
内海から出られない、とカナダの軍事専門誌は報じている。
「中国の潜水艦は鉄くず同然。戦闘力がなく、すべての動きが日米に捉えられている。
公海にはまったく出られない」と、ある潜水艦基地の幹部が語ったと、他の情報筋も伝えている。
↑
「継戦能力自体」も劣弱ですよ、「原油備蓄」が少ない。
港湾(大連など)を機雷封鎖されたら、ジ・エンドですよ。 掃海能力は低いし、
逆にw 空母など静謐そのものの海自の潜水艦の好餌となるのみだな。
「米帝」の飯の種にされる愚を避けるべきですよ。
國芳、三枚目、

「英勇一百伝」 「能登守教経」です。
切り口鋭いねぇ、
◆http://kokoroniseiun.seesaa.net/article/270375748.html
心に青雲 2012年05月17日
◎皇居の愚
東京のまん真ん中にある皇居。その面積は1.42km2である。
東京ディズニーランドが0.51km2だから皇居のほうが約3倍大きい。
東京ディズニーシーの面積は0.49km2でランドと合計するとちょうど1.0km2。
皇居のほうがまだ1.4倍ほど広い。
皇居周辺の道は1周約5キロなので、ジョギングコースになっている。
皇居周辺の地価は軽く㎡あたり1000万円を超えるというから、仮に1000万円としても、
皇居は14兆円もの資産である。もしこの皇居を売りにだせば、
たちまち売れるであろうほどに土地の価値は高い。なにしろ都心の一等地である。
そういう土地を「聖域」にしているのは、異常であり、時代錯誤の感覚である。
と、私は思うが、多くの人はあれは「てんのうはん」が住んでいるからとか、
日本の象徴だから皇居はそのままが当然だという歪んだ感覚を持つ。
皇居を潰して高層マンション群にすれば、かなりの都民が職住隣接となり、
過酷な通勤ラッシュに苦しまなくても済み、無駄な通勤時間に費やされることもない。
マンション群の周囲にはたっぷり緑を残せばいいのだ。
道路も地下鉄も皇居を横断縦断できれば、どれほどみんなが助かるか。
それを愚にもつかぬ天皇一人のために、ディズニーランドの3倍の面積を占拠させている。
天皇はただの象徴ではない。
天皇の特権は、総理大臣や最高裁長官の任命権、国会召集、衆議院の解散、
憲法改定、法律・条約の公布、国務大臣や官吏の任免、大使公使の信任状認証、
その他の儀式の挙行を司る。
さらには、不逮捕特権、免税特権を有している。
なぜ? 誰かこうした特権や権利について合理的な説明をしてもらえないか?
それは天皇だから、では答えになっていない。憲法に規定されているからも、答えになっていない。
人類はもはや王権を必要としない社会へと進化していると私は思う。
人は生まれでもって、高貴か卑賤かを決めるべきではない。
だが天皇崇拝者たちは、「高貴」を残せと主張するのであろう。
高貴を残せば必然的に卑賤のものという概念も実体も残ってしまう。
高貴という概念は、媒介関係であって、上下、左右、裏表のように、
上だけ、左だけというようには存在しないと同様、卑賤との媒介関係で成り立つ。
天皇を高貴にしたいのなら、それを認める自分は必然的に「下賤」になる。
なんでわざわざ自分を貶めるのか、わけがわからない。
だから、天皇を社会にいただく意味はないと私は思う。
それに加えて、先の戦争での責任である。
ヒロヒト個人にだけ責任があったとは思わない。天皇制に問題があったのであり、
天皇制をもとにした社会であったことを反省すべきだと私は思っている。
◆http://kokoroniseiun.seesaa.net/article/270485403.html
心に青雲 2012年05月18日
◎天皇陵のいかさま
コメント欄に智象様から賛同をいただき、感謝申し上げます。
「天皇に実家に戻ってほしい」とは、どこのことを実家とおっしゃっているのか…(笑)。
私は彼らの実家は京都ではなくて、山口県の田布施町だと思うし、
なんなら新羅のあった辺りにまで戻っても一向に構わない。
ところで。関連して申せば、天皇陵がこれまたデタラメなのである。
世界最大規模の仁徳天皇陵は、これまでにもしばしば、「あれは本当は仁徳天皇陵ではない」だとか
「戦後すぐに実はGHQは調査に入っている」などと、語られることが多いが、真相は未だ闇の中である。
あれは実際のところ、仁徳天皇陵だという確かな証拠などない。
ほとんどの天皇陵はいかさまである。
そのことを、加治将一氏は『失われたミカドの秘紋』(祥伝社刊)で説いている。
天皇陵を完璧に比定したのは明治時代なんだそうだ。
それも実際の比定作業は、科学的でも学術的でもなくて、見た目に立派な古墳に役人が勝手に
「これは○○天皇の陵」と決めただけのことだという。
天皇陵はそれまでは誰も顧みなかった。しかし明治になって、武家社会を否定しなければならず、
新時代にふさわしい天皇制を造る必要があったために「天皇陵」をでっち上げたのである。
『失われたミカドの秘紋』(92ページ)から、引用。
* *
将軍に代わって大号令をかける巨星が天皇で、天皇を中心の近代国家建設を目指したのである。
しかし江戸庶民の感覚では、将軍が山の頂きだ。将軍の上はありえない。
もし、いるとすれば神だけである。ならば天皇を神にしてしまわなければならない。
そこで天皇を神に変身させたのである。
先祖を神とし、明治天皇をそこにつなげたのだ。
天皇は神の子だといくら口で言っても限界がある。目をつけたのは古墳だ。
見て分かるとおり、巨大古墳ほど神々を連想させるものはない。
かくして神武天皇はじめ、見た目立派な古墳にべたべたと菊の御紋をつけまくったのである。
むろん比定作業など眼を覆うようなやっつけ仕事だ。もっともらしい古墳を探しだしては、
丸ごと洗車マシーンに突っ込んで、ピカピカに磨き上げただけで
科学的な裏付けもへったくれもあったものではない。
宮内庁は明治維新というどさくさに紛れて他人の墓を不法に専有し、それは国民財産の収奪に他ならない。
(中略)
陛下と縁もゆかりもない墓と知りつつ、税金を使い続けるのは不正支出であって、確信犯である。
そして犯罪行為は、これに留まらない。
古墳は遺跡だ。遺跡の調査を拒否し続けるのは歴史学、民俗学の破壊で、学問的損失は測りしれない。
* *
加治氏は、作中人物の口を借りて
「こともあろうに他人の墓を化粧直しして天皇陵とするのは天皇家を汚すもので、神をも畏れぬ所業だ」
と語っている。
宮内庁は万世一系などという大ウソを糊塗するために天皇陵をでっち上げたらしい。
だから、というわけでもないが、
天皇たちの“実家”は、決して京都や奈良、大阪といった辺りである証拠はない。
仮にそうだとしても、だから尊い方々だとはならないのではないだろうか。
↑
何度も書きましたが、現行憲法は帝国憲法の「改正」の形式を踏襲しています。
帝国憲法の残滓がある。 とりわけ「天皇」について。
だから、残滓一掃のためにも憲法改正は必要なのです。
皇居での閣僚の認証式や、叙勲などで、まさに叩頭拝礼の場面がよく放送されますが、
今どき、如何なものかと思う。 時代錯誤もいいところではないのか。
「神主の親玉」が西欧の王家のマネをして勲章ベタベタ飾って威厳を繕う。
まことに珍妙なり、 明治維新の薄っぺらさといかがわしさのあらわれだ。
手前は、皇室廃止論者ではありません、祭祀は必要でしょう、祀らねば祟られるのですから。
「祭祀」のみに特化し、あと伝統的に昇殿のための位階を贈る(従一位とかw)ぐらいかねぇ。
皇居は徳川家からふんだくったもの、返還が至当だと思う。
徳川記念公園とでもすべきで、江戸博物館でもつくり武具、錦絵などの名品を広く公開すればよい。
やるとすれば人工林明治神宮外苑ではないのかねぇw
東京の極端な一極集中、過密が問題なので、首都機能移転の要ありだ。
関東大震災もありうるわけで、中部日本あたりに移転が至当だと思いますよ。
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