ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

雪降りやまず

2008-02-14 10:59:26 | Weblog
  画はEugène Henri Paul Gauguin

 ポール・ゴーギャン(1848年 - 1903年)作


 「Mahana_no_auta-Day_of_the_Gods」です。




☆雪降りやまず、寒い々。


さて、ゴーギャンの画題には仏像?が散見されます。

彼の畢生の大作の画題は『われわれはどこから来たのか  

われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』です。

西洋文明の虚偽と退廃を憎み、原始的な生活の自由と真実に憧れて、

タヒチなど南太平洋の島々に移り住めども、

現実は想いかなわず、貧困と病のうちに生を終える・・・

仏像?があるいは答えなのかな、はて、謎ですね。


昨日のテーマはおおきいので切り口を絞らないと。

権威権力を背景に暴走が始まるわけです、制御不能になる。

と書きました。

明治憲法で後に響いてくる問題点が「統帥権の独立」、

これですよ。制御不能になり誰も責任を取らない。

陸軍、海軍バラバラ、他国なら大統領、首相、あるいは総統です。

日本は大元帥陛下たる昭和天皇なんですがね・・・

総無責任体制なんです、大失敗でした。

民に禍根を及ぼすことになったわけです。

幕末から先の大戦まで死屍累々ですよ。

有史以来、まことに悲惨な時代だと思いませんか?


戦後六十余年を経た現在、どうでしょうかね?

変な世の中になってしまったんじゃありませんか?

相も変らぬ占領状態、国富を蕩尽させられ、

民が飢え始めております。

現行憲法はGHQ民生部が二週間たらずで作り押し付けた代物です。

が、帝國憲法の改正の体裁を取っておりその残滓もあるのです。

天皇関連がそうです。

国事行為が多すぎますし、京都にお戻りになって、

「祭祀」を専らになさるのが本来のありようなのでは?

天の配剤なんでしょう、アメリカも自壊を始めました。

そろそろ越し方を想い、将来の展望を図るときがきたかと。

一つの処方箋が「新たなる鎖国」に回帰すること。

国家存立の基礎は「国民の平安」なのですから、

奉加帳を回されて分に過ぎたる寄付をさせられてばかり、

正確に言えば毟られている。余裕があるうちならお笑いですんだが、

今や台所は火の車、現行国連は伏魔殿、妖怪の巣です。

日暮れて道遠しではありますが、手をつけるべきです。

「鎖国」するためには必要条件があります。

自存自給できなくては滅亡してしまいますのでね。

食料、エネルギー、防衛力・・・いろ々あります。

折りにふれそれぞれ考えて参りたいと思います。

・・・

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