ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

寒の底

2012-02-06 10:26:32 | Weblog
 画は歌川芳員(よしかず) 生没年不詳

 作画期: 嘉永前期~明治3年頃
 画系 : 歌川国芳 門下
 画号 : 一壽齋 一川 一川斎など       作


  「源頼政鵺ぬえ退治之圖」

  「丁七唱」 「猪隼人忠澄」 「源三位頼政」です。


☆雪、今が寒の底ではないのか、暫しの我慢です。

夜明けが少し早くなって来ましたねぇ。

ダメリカの意図は日本をしゃぶりつくすことですよ。ある意味ハッキリしておる。

ズバリ敵です。 利敵通謀する鵺ぬえの如き魑魅魍魎の群れ、これが厄介だ、

既報ですが、再掲しておきます、ちっと長いが、

◆http://angel.ap.teacup.com/gamenotatsujin/
LEGACY OF ASHES 2012/2/4
自民党清和会の源流」 

より抜粋、

教科書にはない歴史

http://mscience.jp/truth/?p=893%E3%80%80
明治天皇以降は南朝 明治維新と田布施朝鮮人


鬼塚英昭氏の新著『日本のいちばん醜い日』(成甲書房)を読むと、日本国家の真相は、
明治維新で長州藩田布施一味に国家を乗っ取られたということであることが解る。

長州藩の田布施一味とは、山口県熊毛郡出身の政治家らのことである。熊毛郡の田布施町を中心にしている。
ここは光市と柳井市に挟まれた寒村だった。

大室寅之祐=明治天皇、伊藤博文、木戸幸一、宮本顕治、河上肇、難波八助、松岡洋右、
安倍源基(終戦時の内務大臣)、賀屋興宣などである。
むろん、岸信介、佐藤栄作、安倍晋三は、この田布施一味の末裔である。

小泉前首相の父・純也は、鹿児島の田布施(現在は加世田市金峰町)出身の朝鮮人である。
鹿児島の田布施も山口県の田布施と同じ、朝鮮人である。

小泉純也は上京して小泉又次郎というヤクザ(刺青大臣と言われた)の婿養子となって「小泉姓」を名乗り、
日本国籍を取得したのだ。小泉の次に安倍政権、
そのいずれもが朝鮮人だった田布施の出身であることが偶然であるわけがない。

ユダヤ国際金融権力は、こういう人間を使って、日本乗っ取りを支援しながら、
連中の弱みを握って、思い通りに支配してきたのだ。

ユダヤは徹底的に日本の事情=弱点を探って研究しつくしている。例えばとして、
鬼塚氏は幕末に英国公使パークスは、外交官アーネスト・サトウを使って日本の被差別を調査させている。

『日本のいちばん醜い日』に益田勝実氏の文章が引用されている。
「天皇様をお作り申したのはわれわれだとは、明治以前に生まれた長州の老人たちによく聞かされことだったが、
近代天皇制以前には、京都に天皇家はあったが、天皇の国家はなかった。

尊皇派が考えていた天皇の国家の考えは思想として獲得されたもので、
現実に京都にいる天皇という実在の人物に合わせて作られたものではなかった。
かれらが求めている天皇と現実の天皇と、いくらか融和出来るうちはよいとして、その矛盾が激化すると、……
激化すると、天皇を取り換えてしまうほかなくなる。

わが家に空襲で焼けるまであった孝明天皇使用の皿は、
おそらくまだ長州と天皇の間がうまくいっていた、蜜月時代にもたらされたものだろう。

奇兵隊挙兵の翌年、1866年(慶応2)の暮れには、孝明天皇は謀殺されてしまった。
もちろん、仕組んだのは江戸幕府ではない。志士側で、天皇が倒幕の障害になりはじめたからである。
今日では、このことはもう公々然の秘密となっている。(益田勝実『天皇史の一面』より)」

益田勝実は長州の国家老一族である。
だから田布施の住民を虐げた側というか、支配した(あるいは敵対した)側である。

その子孫である益田勝実が、「てんのうはん」、つまり、
山口県熊毛郡田布施町麻郷(おごう)に生まれ、孝明天皇の長子睦仁の替え玉となり、明治天皇となった真相を突いたのだ。

『日本のいちばん醜い日』では、「大室寅之助は田布施の生まれ、……伊藤博文(林家が伊藤家の本家)と
「虎ノ門事件」を起こした難波八助は一族である。

また宮本顕治(日本共産党)も一族。そして、木戸幸一も系図に入ってくる。
京都大学教授でマルクス主義を木戸幸一、近衛文麿に教えた河上肇も一族である。

そして、大室寅之助の生家の近くに岸信介一族の生家もある。この地から代議士の国光五郎、難波作之助が出ている。
また、元外相松岡洋右も岸信介の一族である。あの終戦内閣の最後内務大臣安倍源基も大室寅之助の生家の近くである。

……大室寅之助が南朝の末裔であるという説があるが、確たる証拠は私の調べた限りではなに一つない。むしろ、
北朝鮮系の被差別民ではないのか、と思っている。」(「日本のいちばん醜い日」より)

明治維新から日本の国家中枢に君臨する一族には、このような真相があるのである。

鬼塚氏も書いているが、瀬戸内海の沿岸や島々には被差別が多い。
そこからアメリカや中南米に移民として行かされた人も多い。
「家船漁民」といって、船上で暮らす人々も瀬戸内地方には多かった。

いずれも彼らはマレーシア方面から漂着した平家系の民であろう。
源平の戦いがあった平安末期、貴族となって権勢を誇った平清盛一族は、(八切止夫によれば)
マレーシア方面から比較的新しく紀伊半島に“鉄器を持って”漂着した部族であった。

その彼ら貴族化した平家を、それ以前に土着していた北条氏らの平家一族が
源氏(頼朝や義経)という馬を扱える部族を使って日本国内から放逐したのがあの源平の戦いである。

だから清盛一族側の貴族化した平家は、海洋民族だったから騎馬戦は得意ではなく、
義経に追われると瀬戸内海を下関(壇ノ浦)まで逃げた。

当然瀬戸内海には海洋民族である土着の平家系のいわば海賊もいたのだが、
彼らは北条側の平家に就いて義経に協力したため、貴族化した平家らは撤退せざるを得なかった。
だから源平の戦いとは、本質的に“新来の平家”と“旧来土着の平家”との内ゲバであった。

それで勝った側の北条平家は、源氏系統=北朝鮮系を皆殺しにし、
生き残った源氏系部族人間は別所などと言われる被差別に追い込んだ。

おそらく瀬戸内一帯に土着していた源氏系の部族も別所などの被差別に押し込めて、
まともな活動ができぬように圧迫したと思われる。

その一つが山口県の熊毛郡なのであろうし、遠く鹿児島にも同様の田布施として源氏系を作ったのではないか。

田布施という所は「正直いって、住むのに悪条件だらけの土地であった」と鬼塚氏は書いている。

あるいは「やたらと寺の多さに気づく」とも書いている。
権力者が寺院を使って被差別を抑えつけたのだろうし、
本来は白山信仰を持ち仏教には転向しない源氏系(北朝鮮系)を強引に仏教徒にしようとした痕が、
田布施の寺の群れなのだろう。

鬼塚氏は、田布施出身の大室寅之祐の家が漁業を営んでいないことを指摘している。

ということは大室家が平家ではないことを意味している。平家系の庶民の職業は、漁民か百姓と決まっていたからだ。
鬼塚氏は大室寅之祐が北朝鮮系の被差別民ではないかと言っている。
「週刊朝日」06年10月6日号に掲載された「家政婦は見た~安倍晋三研究」で、安倍家の家政婦の証言として、
安倍晋三の父・晋太郎は、日頃から「自分は朝鮮だ」が口癖で、亡くなったときの遺骨を見ても韓国系の体型だったと言っている。

田布施(または熊毛郡)出身の一族郎党が国の権力を握っていることに変わりはないようだ。

安倍晋三は統一教会と縁が深いのだからまさに朝鮮半島勢力である。
明治天皇とその取り巻きが、なにせ田布施出身の朝鮮人系統なのだから、現実の政治はその流れに沿うのである。

終戦時(と開戦時)に外相だった東郷茂徳は、鹿児島の朝鮮人出身である。本名は朴茂徳である。
鹿児島ではあるが、田布施と同じ出自なのだ。
だから昭和天皇は終戦の大事な時期に、東郷茂徳を起用した

東郷に外交ルートを使った終戦工作、すなわち天皇の身の保全と、天皇家の蓄財の隠蔽を命じたのである。

東郷はA級戦犯となり、服役中に病没しているが、おそらく真相を知る人間だから消されたのであろう。

先に紹介したが、終戦時の安倍源基内務大臣は熊毛郡の出身で、安倍晋太郎・晋三との結びつきは不明らしい(家紋は同じ)が、
大室家とは親族だという。

安倍源基は周知のように、戦前、警察権力を一手に握った男で警視総監をやり、特高警察で君臨した。

言ってみればゲシュタポかKGBの親分のようなものだ。権力者にとっては重要なポジションである。
これもまた朝鮮人系が握っていたのだ。

さらに。鬼塚氏が指摘しているのは、終戦時の内閣では大分県出身者が多いという。

阿南惟幾陸相(竹田市出身)、梅津美治郎陸軍参謀長(中津市出身)、豊田副武海軍軍令部長(杵築市出身)、
また重光葵(東久邇宮内閣外相)は国東半島出身。

大分県は瀬戸内海で田布施とつながっている。
この辺りは、先の家船漁民の活動範囲であって、その交流のなかで婚姻関係が結ばれていたはずなのである。

つまり昭和天皇は同じ朝鮮人関係者で、敗戦処理を行なったのであった。


こうして見てくると、どうして明治権力が朝鮮半島に進出したか、しかも朝鮮半島をいわゆる植民地化せずに“内地化”して、
インフラ整備を徹底的に施し、“内鮮一致”を押し進めたかがわかる。


つまり日本が稼いだ富を祖国・朝鮮半島にせっせと注入したのだ。
また日本国内に在日朝鮮人を大量に残し、厚遇してきたかもわかる。


権力者どもにとっては同族だからだ
わざと(ユダヤの指示で)日本国内に火種を残したとも言えるだろう。北による拉致だってわかったものではない。
総連や北の工作員だけでなく、こうした闇のルートが拉致に介在した可能性もあるし、
現在も小泉や安倍という朝鮮系の人間が首相をやっているのだから、闇は深まるばかりだ。


さらに鬼塚氏は興味深いことを書いている。明治天皇の生母とされる中山慶子(つまり孝明天皇の種をもらった女性)の墓が
東京・文京区の豊島ケ岡墓所にある。

ところがこの明治天皇の生母の墓を、明治天皇を始め皇族まで誰も参拝に行っていないのだという。

現在の中山家当主は、鬼塚氏の問い合わせに「生母に関しては箝口令がしかれていて、一切答えられない」と言ったそうだ。

これはつまり、明治帝がやはり孝明天皇と中山慶子の子ではないことの証明である。

生前に明治天皇は生母に会ってさえいない。
「この人間関係の冷たさがーーたとえ生母でなくても会えばいいではないかーー日本の暗黒をより深くし、
日本を太平洋戦争へと突き進ませたと思えてならなかった」と鬼塚氏は書いた。

そのとおりである。昭和天皇も今上天皇もその他皇族も、孝明天皇の子孫と思うのなら、中山慶子の墓を粗末にするはずがないのだ。

大正天皇はどうやら大室寅之祐の子らしいが、昭和天皇は大正天皇の子ではないからである。

西園寺八郎と貞明皇后のあいだの子とされる。その事情を『日本のいちばん醜い日』で詳述している。
西園寺八郎は毛利家から公家の西園寺公望(元老でありフリーメースン)の養子になった人物で、
宮中深く浸透した。大正天皇とは学習院で同級生だった。

その息子公一(きんかず)は、コミュニストでゾルゲ事件に連座したが、親(八郎)のよしみで釈放されている。

明治天皇も伊藤博文も、大正天皇に子どもができないことを知っていたので、西園寺八郎を貞明皇后に近づけたとされる。

それを鬼塚氏は詳細に検証していく。そして、
大正天皇の子4人(昭和天皇、秩父宮、高松宮、三笠宮)はいずれも父親は別とされる。
みんな顔が似ていない。(浩宮と秋篠宮もまったく似ていないが…)

鬼塚氏は、秩父宮が2・26事件の策を練り、終戦時の8・15宮城事件は三笠宮が策を練ったのだと断言している。
どちらのクーデターもヤラセだった。

貞明皇后(節子*さだこ)はしきりに世継ぎに介入したとされる。
秩父宮を溺愛し、裕仁より秩父宮を天皇にしようと暗躍した。貞明皇后は長州が嫌いだったので、
薩摩系の良子を昭和天皇の嫁にしようとして「宮中某重大事件」を起こしている。

貞明皇后は五摂家のひとつ九条家から嫁したとされるがウソで、
武蔵野のある大農家の娘だったという説と、彼女の本名は朱貞明だという説がある。


中国か朝鮮であろう。
朱貞明は、明治政府が徳川幕府から接収した皇居(千代田城)を、高級遊郭にしたのだが、そこに召し出された女性だという。

千代田城は「千代田遊郭」(管理人注:現皇居)と呼ばれ、伊藤博文や大室寅之祐らが、
維新で職を失った旗本の娘から美女を選んで囲ったもので、天皇と重臣の遊び場だった。
(管理人注:ここでいう天皇とは16歳の成りすまし天皇大室寅之祐のこと)

朱貞明が長州の侍に騙されたかして千代田遊郭に入れられ、後に大正天皇の嫁にさせられたとするなら、
長州嫌いになったわけもわかる。

貞明皇后は秩父宮の妃を迎えるにあたっては、わざわざ朝敵とされた会津藩松平家から勢津子を選んで、
長州への面当てをやった。(ちなみに勢津子のかかりつけの美容師が吉行あぐりである)
この会津から皇室への婚姻で、会津の人は喜んだというが…。

今上天皇が堂々、天皇家の祖先は朝鮮から来たんだと記者会見で言って、驚かされたが、
つまり今上天皇は、祖母の貞明皇后が朝鮮系であることを述べていたのだと思われる。

いずれにせよ、かように日本上層部は、民族的怨念と覇権を巡っての暗闘を続けているのであって、
現在の自民党や民主党ら政党の争いとか、霞ヶ関の官僚の争いも、そうした背景を知らねば解明はできないものと思われる



芳員、二枚目、



「新板香筥(ころばこ)」です。


◆http://quasimoto.exblog.jp/17325002/
Kazumoto Iguchi's blog 2012年 02月 05日
◎「孤高の鷲」:"Justice moves slowly!" 正義はゆっくりと動く!

の追加分、

おまけ:

日本とドイツとロシアは潰される途中である。日本は世界統一政府の属州になる
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/896.html

☆教科書をうのみにしないで 世界統一政府
http://www.youtube.com/watch?v=M7W6x7hTAU0&feature=player_embedded


ちなみに、いまイスラエルにいるシオニストは、古代のユダヤ人ではない。
古代ユダヤ人をバビロン捕囚にし、エジプトに奴隷として連れて行った方のバビロニア人の子孫なのである。
だから、古代ユダヤ人とその血統である真性ユダヤ人、そしてバビロニアと同族であったアッシリア人によって
失われた10支族のイスラエルの民(その内2、3が大和民族になった)とは異なる血統なのである。
この連中があたかもユダヤ人であるかのように装いながら、
世界支配を目論んでいるというのが、近代世界史における真の歴史なのである。

これとまったく似たことが日本では、在日朝鮮人によって行われて来たのである。
彼らは日本人を装いながら、戦後60年の間に日本を奪い取ったということである。そして、
今やバビロニア人による世界統一政府が出来上がる間近になったように、
軌を一にして南朝鮮人による韓日統一政府が出来上がる間近になっているのである
バビロニア人のジャック・アタリのように、在日界ではもうちょっとだと小躍りして喜んでいるわけである。
菅直人や野田や橋下のはしゃぎぶりからそれがうかがえるだろう。




今時のマスゴミが持ち上げる奴は「米帝」の草です。

はや、「ハシズム」キャンペーンが始まっておるねぇ。

それにしても最近のNHKは一気にしかも露骨にキムチ臭くなったわなぁw

ダメリカ&南鮮、ともに国家破綻寸前で大炎上中、草どもへの指令が厳しくなっておるのですよ。


芳員、三枚目、



「東都名所」 「梅屋輔之圖」です。


◆http://tf.digital-dime.com/lifestyle/trendextreme/11/12/post_283.html
DIME 2011.12.22
河村たかし「復興増税に反対する」これだけの理由

先月「復興財源確保法」が成立し、いよいよ来年から大増税の嵐が始まる。
所得税は2.1%上乗せされた上、25年間も続く。とても"臨時"なんて言えない"復興増税"に正当性はあるのか? 
「市民税減税」を公約に掲げる名古屋市長河村たかしは、どう見ているか。


―ついに復興財源法が成立しました。

河村たかし:とんでもにゃあことです。庶民にばかり負担を押しつけて。
始めにやるべきは徹底した経費削減でしょう。
なんで日本の国会議員は衆院参院合わせて722人、みなさん2200万円も歳費をもらっているんですか? 
なんで公務員のみなさん、冬のボーナス満額なんですか? 
これ全部、財源そのものから出ているんです。カットすべきところが手つかずで、何が増税ですか。

―でも、日本の債務が1000兆円では、ある程度の増税はやむなしでしょうか。

河村:それもとんでもにゃあ話です。テレビや新聞が、毎日のように日本の借金1000兆円、
世界一の借金大国などと繰り返すもんだから、なんとなく「増税やむなし」と思い込まされてしまってるんです。
これは銀行と財務省と政府にとって非常に都合のいいデマ。
それをマスメディアや経済コメンテーターとかが鵜呑みにして、垂れ流してきたんです。
実際は、日本の銀行には金が余っているんです。企業や個人に融資する金が預金の7割ぐらいしかなくて、
あと3割の金が余っている。銀行は金を貸してナンボの商売だから、それでは困るわけ。
しょうがないから国へ貸し出す。つまり国債を買いまくるんです。
言い換えれば、国が銀行に余っている金を借り上げてやっているようなものです。
銀行は金利を確実に手にしたいから、財務省に「増税しましょう」と働きかける。
「借金大国だから増税やむなし」論は、金利を確実に払ってもらいたい銀行と、
銀行を潰したくない財務省が作りだしたマッチポンプみたいな話なんですわ。

―ギリシャは国債が暴落して事実上、債務不履行になっていますが、日本にもそういう危険性があるんじゃないですか?

河村:ギリシャのように日本も潰れるぞという話もデマみたいなもの。
ギリシャと日本の国債はまったく質が違います。ギリシャ国債の持ち主は75%が外国の政府や銀行だったので、
財政危機が露見するとワーッと一気に売りに出されて暴落しました。しかし日本国債の持ち主は95%、日本国内ですよ。
現に今、これだけ日本の財政難が喧伝されているのに日本国債は売りに出されていないじゃないですか。
金利を見れば一目瞭然ですわ。長期国債の金利は、ここ数年1%前後で、震災以降もほとんど変わりません。
潰れそうな国の国債の金利が、なんでこんなに低いんですか? 金利は新聞に毎日載っていますから、みなさんも見てちょうよ。
金利はウソつかないから。

―「税と社会保障の一体化改革」で、消費税も10%に上げるそうですね。

河村:こんな時代に消費税を上げてどうするんですか。ただでさえ低迷している個人消費がますます冷え込みますよ。
消費税を1%上げると、2.5兆円の増収になるそうです。仮に3%アップすると7.5兆円の増収になると。
国民1億2000億人として、ひとり頭6万円の増税になります。
家族4人なら24万円。可処分所得が年に24万円も減ったらどうしますか。
年に一度の楽しい家族旅行が2年に一度、月1回のおいしい焼肉レストランも2か月に1回に減ってしまいますわ。
消費税を上げれば、景気は下がるんです。こんなの当たり前。
それに消費税1%上げるごとに、GDPは0.4%下がるといわれています。日本のGDPは約500兆円だから、0.4%だと2兆円減。
さらにGDPが下がれば法人税も所得税も減収します。概算で4000億円ぐらい減ります。
消費税1%上げて2.5兆円増えても、その一方で2.4兆円減るんだから、差し引き1000億円しか増えません。
消費税を上げた翌年は、さらにGDPが減りますから、また財源が足りなくなって「増税」を言い出す。
それが財務省のやり方です。

―では、日本の財政、どうすればいいのでしょう。

河村:まずは十分な投資をして、市場に金が回るようにすることです。
銀行に金が余っているということは、企業や個人が銀行から金を借りやすくすればいいんですよ。
政府がすべきことは増税ではなく、投資しやすい税制をつくり、日本国株式会社に金が回るようにすることです。
そうすれば法人税や所得税の税収も増えるし、社会保険料の未納率も下がるでしょう。


―そのためにはまた国債を発行するんですか?

河村:国債が最良の財源とはいわないが、増税よりはマシというのが私の考え。
それに国債を持っている人にとっては、国債は借金じゃなくて立派な財産ですよ。国債は自分の意志で買うものだし、
途中で売り払うことだってできます。税金は財務省に取られるだけです。

―河村さんのような減税派は国会にはいないのでしょうか?

河村:自分たちの腹を一切痛めず、庶民に「もっと金を出せ」と増税を迫る官僚や政治家は権力そのものです。
既得権益を守るためには増税はしても、減税は絶対しません。だから増税は権力、減税は反権力なんです。

そもそも国会議員という人たちは、国家権力を見張るのが仕事なんですよ。それがいつのまにか権力側に寝返っている。
民主主義の仮面をかぶった議員ほどおそろしいものはないんです
増税の陰には常に、家業化した議員たちの自己保身があります。「増税やむなし」なんて、絶対、言わせちゃいけませんよ。
(くわしくは私の新刊『復興増税の罠』を読んでちょうよ!)

*『復興増税の罠』小学館101新書 735円(税込)



ブレずに頑張ってもらいたいね。

小沢一郎も歳のせいか、戦闘力に陰りがみられるようだしなぁ。




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