花園南の住宅 の基礎工事が完了!
家の真ん中に、いびつな形の中庭が現れました。
ここには、8帖大のウッドデッキと樹木が植えられます。
デッキの下地は防草シートと砂利敷きに。
周りには水溜りができていますが、中庭は水はけ良好
この中庭に対し、大きな窓を介しLDKを連続させるのです。
もちろん、今ならもれなくどこの住宅会社でも、普通に・・・
「リビングはデッキやお庭とつなげて開放的に、そして、冬場の日射取得のためにも、
南側には大きな窓を設けておきましょう。」と・・・
しかしながら・・・
プライバシーや落着きがちゃんと確保できなければ、結局カーテンで一日中閉めっぱなしに・・・
それでは、「絵に描いた餅」住宅です
そこで、ここではLDKへの日当たりを確保つつプライバシーを保つために、センターコートの間取りを提案。
設計で期待した通りの、のびのびとした暮らしや、性能(日射取得)が発揮できるように
一生懸命まじめに考えた結果です。
くれぐれも、奇をてらったり「一度やってみたかった」などとかいう理由ではありません
プランニングは、平面立面(2D)の検討ではなく、いきなり立体的(3D)でボリュームの検討をしました。
まずは、隣家の日影はもちろん、自身の建物の影がどのように中庭に日陰を落すかも検討。
さらに、室内空間の構成や架構を検討。
そして、導き出されたボリュームがそのまま間取りになっています。
その結果、屋根形状がこんな感じに・・・
絵で見てもピンと来ないかもしれませんが、シンプルな切妻屋根に登りをかけています。
先日の五十嵐のヒシノイエに引き続きプレカットで加工できない構造です。
中庭、ビルトインガレージ、ヘンテコな屋根形状ですが、こちらも耐震等級はMAXの3をクリア
意外と壁量のバランスは整っているのです。
当然、長期優良住宅で補助金GET!なのです。
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