6月28日
私は犬好き前提です。
今回は ウチの隣の犬の騒音で悩む話しです。
半年前から お隣にもう1匹の犬が増えた。黒のラブラドール犬。
イギリスでは「フレンド犬」と言って1匹じゃ寂しくなる為に2匹飼う習慣もある。
最後の1匹の引き取りが無く その子を家族に入れたお隣さん。(←この話に注意のちほど)
可愛さから家族にしたが その犬が 今大変な事になっている。
イギリスでも人気が高いラブラドール犬。 盲導犬としても有名だがラブラドールは大人しいと勘違いをする。
盲導犬を見ても「白」が多く茶色や黒のラブラドールは見ない。
もしも茶色や黒の盲導犬を見たら、それは本当に珍しい事である。
ラブラドールは色に寄って性質と気質が異なり元々は猟犬。
なので1日2回、合計で2時間の散歩が必要になる。
知人が飼っていた茶色のラブラドールもヤンチャ以上の世話が掛かり日中の仕事をしていた彼女は
その愛犬を自宅で留守番させられず毎日ケネルに預けていた。
留守番が出来ない意味は家の中を破壊するから。
5年前に知人も黒のラブラドール犬を飼い始めたがしつけに苦労した。話をされたことがある。
ヤンチャのあまり行動加減を失い怪我も多い。猟犬の本能である。
7年前にも知り合いの黒のラブラドール犬が山岳地帯のヤギを襲い射殺。
イギリスでの登山ルールでは自分の飼い犬と山への散歩途中で放し飼いのヤギや羊を襲うなら射殺可能とされている。
飼ってみたが・・・飼い主に慣れずギブアップし里子に出す人も多い。
なのでラブラドール犬のイメージは全く異なるのだ。
しかも、この種のタイプは食事も大せいでよく食べる。
さて、そのお隣の黒のラブラドール。
おばさんも日中は仕事をして居る為に散歩は週末のみ。 毎日、庭に1時間以上も犬の放置。
酷い時は朝から夕方まで吠えている。しかも止まらず永遠に吠えている。
しつけをしても無駄な犬が吠える意味は運動量が足りないからだ。
実はこの犬、家の中でも吠えて居て早朝、深夜とお構いない。 私がオーナーなら気が狂うレベルである。
オマケに不思議な事で このおばさんの前のオーナーさんも黒のラブラドール犬を飼っていた。
犬の騒音に限界が来た事もあり、私は3か月前から全てメモを取る様にした。
市役所に相談をしても無駄なので・・・・。(一度、相談をしてる)
そして、私は警察へ相談に行った。
警察は動物と言う件もあり管轄が違う。と話された。
犬の苦情のトラブルで警察が仲裁をしても一時的な事でオーナー事態の性格や秩序もある事から
注意をしても繰り返す。と言う。
要するにルールを守らない人間の意味。
トラブルを起こす人は警察の注意も耳を傾けないと警察から言われて始末。
コロナ禍から犬の騒音苦情件数が1番多く警察事態も困っている。と話された。
なので警察に電話をしても出動はしない・・・って事。
散歩をしないオーナーも急増し近所トラブルを気にしない人の増加。
市役所のアドバイスは「お隣さんと話し合う」と言われたが警察からはNGを出された。
話合う事でトラブルが増し更に悪化するので動物団体に通報への指示をされた。
「SSPCA」と呼ばれる犬、猫のレスキュー団体。
この団体はDVの飼い主、放置する飼い主、ゴミ屋敷では無く犬屋敷などの悪臭の犬、猫の救助や
里子に出すなら この団体である。
人間の身勝手から苦情や里子が急増している事は私も把握はしていた。
そのお陰でイギリスの犬、猫の規定が毎年のように変わり動物保険や動物病院の診察や治療も一気に上がった。
1回の診察で1000ポンド以上は掛かる。(日本円で17万くらい)
この破格な診察料、検査代でも飼い主は支払うから驚く。
ケネルも値上げとなっていて旅行好きなイギリス人達はケネルに預けるが1週間で1匹350ポンド以上。日本円で5万以上掛かる。
おまけに吠える犬やしつけが出来て居ない犬は お断りも多い。
ここで余談。
イギリスでのペットの死亡処分は動物病院が一括で行っている。
日本の様に個人でのペット葬儀屋では無い。
自宅で他界した動物は最寄りの動物病院へ連絡。
料金相場は5万~10万ほど。
※後ほどの話に戻る。
隣の犬に問題がある。近親を繰り返すブリーダーの繁殖である。
近親犬が多い為に政府も犬の繁殖回数を決めている。雌犬も出産リスクがある意味。
金儲け、小遣い稼ぎでの犬の繁殖をする人も多く(個人的に)
昔ある様な「ウチで子犬が産まれたの~。どう?」ってやつ。
無料で差し上げる→少し現金を包む。ってよくあるパターン。
ペットショップでも同様で売れ残った犬や残りの1匹の大抵は障害を持つ事がある。
隣の犬のように8時間も耐久で吠える意味は脳に異常があるとしか思えない。
吠えすぎる犬はヘルニアにもなるので注意。
現代に生きる犬は生活、食事が豊かになり寿命が長い。 動物用の薬の進化もあり長寿の犬も多い。
7年生きたら犬もシニア世代に入る。病気にかかる犬だって多い。
コロナ禍から猫を2匹飼っている知人がいる。2匹とも避妊手術をし
猫の暮らしに憧れて飼ってみた物、家の中があっと言う間にぐちゃぐちゃになり掃除の苦労。
猫の管理から家族旅行も行けなくなり誰かが留守番をする事に。
それでも、旅行が行きたいなら猫の世話を誰かにお願いするしかない。
欧米のインフレから犬、猫のフードの高騰化。 フードバンクで犬猫ご飯のリクエストも実は多い。
私が言いたい事は、
散歩が出来ない、面倒を見れないオーナーさんは犬を飼う事を諦めて欲しい。
私も夫も幼い頃に犬と暮らす生活経験はある。
その大変さが分かるから我が家では家族にはしないと決めた。
例えば、家族の誰かが倒れ病院へ入院したり、重症なケース、介護や老人ホームとなると本当に犬の世話じゃなくなる。
義姉は海外転勤に決まり愛犬をどうするか?悩み実家に愛犬を任せたが4か月後に他界。
老犬を誰かに手放すと言うケースも多く一緒に暮らした犬の孤独死だ。
その反対もある。
高齢者オーナさんが先に他界し愛犬が残されてしまうパータンも多い。
ペットを飼ったら責任をもって最後までもあるが、近所迷惑になるようなトラブルなら手放すしか無い事も頭に入れて欲しい。
犬や猫の支援団体はプロ集団だが飼い主は素人である。
お隣さんは、近所の事は全く考えて居ないので残念ですが今度はレスキュー隊に通報します。